こんにちは!ハムスター大好き家族「はむねこ家」の妻 まおみ です。
このブログでは、ハムスターを大切に育てるために知っておきたい知識を解説しています。

私は飼育本や文献を10冊以上読んできた「飼育本マニア」です!ジャンガリアン・ロボロフスキー・ゴールデンを育ててきました。

さん
ハムスターを飼ってみたいけど、どんな飼い方をするの?

さん
わたしの飼い方って大丈夫かな?ほかの飼い主さんはどんな感じ?
といった方に向けて、この記事では
について紹介していきます!

あくまで一例として、気軽に読んでくださいね!
はむねこ家のハムスター飼育の考え方

ハムスターはとてもかわいいお隣さん
まず、はむねこ家の考え方の基本は、ハムスターはとてもかわいいお隣さんだと思うことです。
これはどうしてかというと、ハムスターをペットだと思っていると、どうしても構いすぎてしまうからです(笑)

こんなに可愛いんだもん、構っちゃうよね!
身体が小さいハムスターはもともと臆病なので、身体の大きな人間と長時間触れ合うのはストレスになってしまいます。
長時間手でいじることはハムスターにとっては大きなストレスになり健康を害することになるということに留意しなければなりません。
環境省 – 家庭動物等飼養保管技術マニュアル
なので、毎日1回(夕方)だけ “触れ合いタイム” を決めて、その時間だけ一緒に遊んで癒されたら、あとはハムスター好きにさせてあげるようにしています。

仲のいいお隣さんに夕方ばったり会ってたくさんお話したら、そのあとはそれぞれの生活に戻って干渉しないっていうイメージですね!
ほかの時間は、なるべくハムスターにストレスを掛けないように、エサや水の交換などを静かにやっています。
ハムスターに快適に過ごしてほしい
さっきの「ハムスターに構いすぎない」という話とかぶるのですが、これは「ハムスターにストレスなく快適に過ごしてほしい」という考え方からきています。
もう見ているだけで十分癒されますし、見ていなくても、「カサカサっ」という床材の上を歩く音を聞くだけでも、

楽しそうに遊んでくれてるなぁ~。
と、ほのぼのした気持ちになれます。

今でこそ、こういう風に “ハムスターファースト” の考え方になりましたが、はじめてお迎えしたジャンガリアンハムスター「ひじかたさん」を飼っているときは、知識不足だったこともあり、”飼い主のエゴ” がかなりありました。

呼んだ?
姿が見たくて巣箱をつついたり、何度も手に乗せて遊ぼうとしたり・・
「ひじかたさん」にはストレスをたくさん与えてしまったと思います。

とても反省しています・・
ストレスが多かったことが原因になったのか、「ひじかたさん」は1年ちょっとで亡くなってしまい、長生きはできませんでした。
その教訓を生かして、いまは
というスタンスになりました!
写真をたくさん撮って想い出を残す
ここまで、ハムスターに構いすぎないという趣旨の話ばかりでしたが、それでも

触れ合いタイムだけだと寂しい!!
と感じているのが、飼い主としての本音です。
そこで、はむねこ家では、
という過ごし方をしています。
まず、夕方にハムスターが姿を見せてくれたときに写真や動画を撮ります。
そのあと、

また遊びたいなぁ~
と感じてくるので、そのタイミングでさっき撮影した写真と動画を見返すことで、「触れ合いたい」という欲求を満たします(笑)

この方法のメリットは、ハムスターのストレスが減ることに加え、ハムスターの写真を撮る習慣ができるということです!
さっき話に出てきた、初代ジャンガリアンの「ひじかたさん」を飼っているときは、写真を撮る習慣がありませんでした。
ですので、可愛い写真があまり残っていません・・

もっと撮っておけば良かったなぁ~
と、今では後悔しています。
なので、いまお話した毎日ハムスターの写真を撮るという習慣は、あとになってから得られる恩恵がとても大きいです!
この方法で過ごしているうちに、たくさん写真が溜まってきます。
お気に入りの写真を選んで写真アルバムを作ると、気軽に写真を見返すことができて幸せですよ!

はむねこ家が実際に写真アルバムを作ってみたときの話を、コチラの記事↓にまとめています。

ぜひ合わせてご覧ください!
はむねこ家でのハムスターの飼い方

ここまで、はむねこ家でのハムスター飼育の考え方を紹介してきました。
ではここからは、実際のはむねこ家でのハムスターのお世話のしかたについてお話していきますね!
ハムスターのケージは水槽

初代ジャンガリアン「ひじかたさん」や2代目ジャンガリアン「きゅーちゃん」を飼っているときは、金網タイプのケージを使っていました。
ただ、「きゅーちゃん」が金網ケージをガリガリ噛んで不正咬合になってしまいました。

病院に何回もいったぜ。

そこで、きゅーちゃんのあとにお迎えしたロボロフスキーハムスター「ぴぃちゃん」「チャップリン」の2匹からは水槽タイプのケージで飼うことに決めました!
水槽のケージだと、金網をかじって不正咬合になるというリスクがないので、とても安心して飼えました。

快適だった!

そうだね!
実際に水槽ケージを使ってみると、ほかにもメリットがたくさんありました!
飼い主目線で、いちばん水槽ケージにして良かったと感じているのが、「キレイな写真を撮りやすい」ということです!

ハムスターを水槽ケージを飼うことのメリットについては、コチラの記事↓にまとめていますので、ぜひご覧ください!
あと、水槽ケージにすると、ハムスターが高齢になったときも安心です。
2階建ての金網ケージとかだと、高齢ハムスターには上り下りが大変になって、転落のキケンとかもあります。
水槽ケージなら、ハムスターの生活環境をバリアフリーにしてあげるのも簡単です。
ハムスターのエサはほとんどペレット

多くの飼育本に書いてある方法だと思いますが、エサは朝と夕方の2回、ペレットを交換しています。
はむねこ家では、ミックスフードは与えていません。

結局、ひまわりの種ばかり食べちゃうから・・
ペレットや種子が混ざったミックスフードはハムスター自身が好きなものを選んで食べるため、栄養素が不均衡になりがちになり、特にヒマワリの種子は高カロリーであるため、大量に与えることは禁物である。
エキゾチックアニマルの栄養学
なので、基本的にはペレット単体でエサをあげて、おやつとして粟ボールやひまわりの種・かぼちゃの種などを与えています。
はむねこ家が愛用している、ハムスターたちの食いつきが良いペレットはコチラ↓です!

お手頃なので助かります!
いま紹介したペレットや、ほかのペレットも検討・比較した記事もありますので、合わせてご覧ください。
そして、おやつとして与えていたのがこちら↓。
また、はむねこ家ではかぼちゃの種のおやつを手作りしたこともあります!
手作りする方法はコチラの記事↓を見てくださいね!
ケージの大掃除は月に1回
はむねこ家では、床材などを全部取り除くようなケージを大掃除は月に1回くらいの頻度でやっていました。
掃除するときは、ハムスターにはキャリーケースに退避してもらいます。

自分のおウチが荒らされてるの、見たくないもんね・・
キャリーケースにハムスターを移動させるときは、無理やり連れて行くのではなく、巣箱からキャリーケースまでのトンネルの道を用意して、ハムスター自身に移動してもらってます。

この方がストレスが掛からないし、脱走のリスクも少ないです。
移動してもらうときのイメージ図はこんな感じ↓(笑)

イラストのクオリティは置いておいて、このやり方は本当にラクだし安全です!
病院に連れて行くときも、同じやり方でキャリーケースに移動させています。
はむねこ家で使っているのはコチラ↓。
また、巣箱の中だけ簡単に掃除したいという場合は、ハムスターがトイレなどに外出した隙に、ケージの真ん中に硬い紙などで仕切りをして、ハムスターが巣箱に戻れない・巣箱が見えない状態にして掃除しています。

ハムスターの手乗りについて
はむねこ家では、夕方1回の “触れ合いタイム” だけでコツコツとハムスターとの距離を縮め、ゴールデンハムスターの「ぽっちゃん」と、ロボロフスキーハムスターの「ぴぃちゃん」が手乗りしてくれるようになりました。

気を付けていることは、とにかく焦らない・無理強いしないということ!

「早く手に乗せたい」という飼い主のエゴを捨てます!
そして大切なのは、ハムスターの性格に合わせて、ゆっくりと距離を縮めること!
はむねこ家では、とっても臆病な性格だったロボロフスキーハムスターの「チャップリン」だけ、手乗りになることはありませんでした。

ビクっ
飼い始めたころから、「この子は臆病だなぁ」と感じていたので、最初から手乗りになれなくても仕方がないと割り切って、ゆっくりゆっくり距離を縮めるようにしました。
SNSでほかの飼い主さんがハムスターを手乗りさせている姿をみて、つい

ウチの子もはやく手に乗せたい!
と焦ってしまいますが、「よそはよそ、ウチはウチ」。
飼っているハムスターの個性としっかり向き合って、その子に合わせたお世話をしてあげられるように気を付けています。
はむねこ家でハムスターを手乗りにさせるまでに気を付けたことをまとめた記事がありますので、興味があればぜひご覧ください!↓
超ビビりなチャップリンも、この記事にあるやり方で辛抱強く接しているうちに、なんとか手からエサを受け取ってくれるようにはなりました。

また、今の飼い方の方針とは違って、ハムスターへの配慮が足りない飼育方法をしていたものの、初代ジャンガリアン「ひじかたさん」と、2代目ジャンガリアン「きゅーちゃん」も、手乗りはしてくれていました。

ハムスターと遊ぶときはサークルの中で
はむねこ家では、ハムスターを室内に連れ出す「部屋んぽ」はさせていません。
コードをかじって感電するリスクや、夫はむおのアレルギー対策も兼ねて・・
なので、夕方の “触れ合いタイム“ では、プレイサークルの中に飼い主も一緒に入って、仕切られた空間の中で安全に遊ぶようにしていました。


脱走のリスクが少ないから安心ですよ!
はむねこ家が使っていたプレイサークルはコチラ↓。
使わないときは折りたためてコンパクトになるので便利ですよ!!
はむねこ家の愛用グッズまとめ

ここまで、はむねこ家でのハムスターの飼育のしかたを紹介してきました。
ここからは、はむねこ家が愛用していたグッズを紹介していこうと思います。

次にハムスターをお迎えするときは、これから紹介するものを揃えるつもり!
ケージ
ケージはさっきお話したとおり、不正咬合を防ぐ目的と、きれいな写真を撮るために水槽ケージ一択です!
キャリーケース
ハムスターをお迎えして家に連れて帰るとき、病院へ連れて行くとき、ケージの掃除をするとき。
いろんな場面で大活躍してくれて、キャリーケースがないと本当に困ります。
マルカンさんの「はむはむキャリー」を以前つかって、使いやすかったので、リピート予定です!
ハムスターをケージからキャリーケースに移動させるとき、トンネルを使うのがとても便利!

アレルギーで触れない僕には必須です!
巣箱
巣箱は、マルカンさんの「ハムちゃんの2階でごはん」がお気に入りです!
エサ入れを2階に置くと、床材でエサが埋もれたりしないので、とても管理しやすいです。

さらに良いことは

きれいに写真が撮れる!
木製の巣箱なので、ハムスターがガリガリかじっても安心。
かじり木としても活躍してくれます!
ゴールデン用とドワーフ用にサイズが2つありますが、はむねこ家ではロボロフスキーハムスターに大きい方(Mサイズ)を使用して、特に問題なかったです!
エサ入れ
エサ入れは、直径6cmのものを使うと、「ハムちゃんの2階でごはん」のくぼみにピッタリはまります。
エサもこぼれにくいので、フード付きのエサ入れがお気に入りです!

※「2階でごはん」の商品は、HT-34・HT-35 の両方ともくぼみが6cmのエサ入れにピッタリ作られています。
気になる方は、マルカン公式ホームページでサイズを確認してみてくださいね!
ペレット
先ほども紹介しましたが、はむねこ家で愛用しているペレットは、ジェックスさんの「プレミアムフード」です。

はむねこ家のハムスターみんな食いつきが良くて、しかもコスパが良い!


とりあえず、基本的にあげるエサはコレ!
おやつ
おやつは、はむねこ家のロボロフスキーハムスターたちは粟ボールが大好き!

ロボロフスキー「ぴぃちゃん」
ただ、ゴールデンハムスターのぽっちゃんは、あまり粟ボールに食いつかなかったので、果物をあげたりしていました。
栄養剤
栄養剤は、ハムスターが高齢になってきて食事量が落ちたときに大活躍してくれます!

きゅーちゃんが高齢で闘病生活のとき、どれだけ栄養剤に助けられたか・・
はむねこ家が愛用していた栄養剤は、SANKOさんの「プロテイン エナジーバイト」です!

ペーストタイプなので、身体が衰えたハムスターでもペロペロたくさん食べられます。
はむねこ家ではハムスターが体調を崩したときのために常備してます!!
ちなみに、ハムスターが高齢になったときにしてあげられる食事の工夫については、コチラの記事↓にまとめていますので、合わせてご覧ください。
給水器
はむねこ家ではケージが水槽タイプなので、給水ボトルをケージの側面に固定したりできません。
ですので、給水器は自立タイプのものを使います。
具体的には、SANKOさんの「ハッピーサーバー」を使っていますが、ハムスターたちはみんなしっかりと飲んでくれています。


はむねこ家では、これからもハッピーサーバーを採用予定です!
陶器製のしっかりした本体で、中にプラスチック製の給水ボトルがあります。
陶器の上のフタを取って給水ボトルを取り出す仕組みなので、上から手を入れてお世話をする水槽ケージと相性がピッタリです!
中の給水ボトルだけの、交換用の商品もあるので、汚れたりしても大丈夫!
回し車
はむねこ家では、回し車はGEXさんの「ハーモニーホイール」か、SANKOさんの「サイレントホイール」を使います。
両方のシリーズとも、とても静かなので快適です。
あとは、ハムスターの個性によって、回し車をうまく回せなかったりするので、そのときは別の商品を試します。

ゴールデンハムスター「ぽっちゃん」
はむねこ家では最終的に、
ゴールデンハムスターの「ぽっちゃん」 | ハーモニーホイールDS17 |
ジャンガリアンハムスターの「きゅーちゃん」「ひじかたさん」 ロボロフスキーハムスターの「ぴぃちゃん」 | サイレントホイール15 |
ロボロフスキーハムスターの「チャップリン」 | くるくるフラワーM |
を愛用していました。
チャップリンだけが、サイレントホイールをうまく使えずに毎回ふっとんでいたので、いろんな回し車を試した結果、「くるくるフラワーM」に落ち着きました。
「くるくるフラワー」は少し知名度が低いかもしれません。
レビュー記事を作っていますので、良かったらご覧ください!

クリアーの方がオシャレだと思います・・

クリアーがあるの、知らなかった(笑)

小柄な「チャップリン」愛用!
トイレ・砂
はむねこ家では、トイレやお風呂の容器に特にこだわりはありません。

愛用トイレ
コーナー型の容器は、ケージ内のレイアウトがしやすくて好きです!

ただ、中に入れる砂は注意しています!
濡れると固まるタイプの砂は、飼い主目線からすると掃除しやすくて便利なのですが、ハムスターが砂の飲み込んだ場合、体内で砂が固まって窒息したり腸閉塞になるリスクがあります。
はむねこ家では、リスクを避けて、固まらないタイプの砂を愛用しています。
お風呂の砂
お風呂の砂も、トイレの砂と同じ考え方で、固まらないものを愛用しています!
床材
床材は、はじめは木材から作られたものを使っていましたが、ハムスターのアレルギー反応が出る可能性があると知って、紙製のものに変えました!
紙製の床材を比較・検討している記事がありますので、ご参考ください。↓
はむねこ家では、いろいろ検討した結果、ジェックスさんの「ごきげん快適マット」に落ち着きました!

ロボロフスキー「ぴぃちゃん」潜り中。

使いやすいし、コスパも良い!
プレイサークル
“触れ合いタイム” では小動物用のプレイサークルを愛用しています!
飼い主も一緒に中に入って遊べるので楽しいですよ♪

普段はコンパクトに折りたためるけど、使うときは広々してて、思いっきり遊べます!

写真も撮りやすい!
サークルの壁はメッシュ構造になっていて、通気性が良いですが、ハムスターはよじ登ることができます。

遊ぶときは脱走しないようにね!
はむねこ家のハムスターの飼育方針のまとめ
以上が、「はむねこ家でのハムスターの飼育方針」です!

何を揃えたらいいか分からない・・
というようなハムスター初心者さんの参考になれば幸いです。
ではまた!