
ハムスターの砂浴び風呂ってトイレと別に用意しないとダメ?

常設するのは良くないの?
このような疑問をお持ちの飼い主さんに向けて、今回は記事をご用意しました。

ウチも砂浴び問題はいろいろ経験したよ!
\この記事を書いたひと/


当ブログ「はむねこメモリアル」では、ハムスターに関する書籍・論文の確かな情報をもとに、お役立ちコンテンツをお届けします♪
我が家の実体験を交えながら解説していきますね!
ハムスターの砂浴びの必要性

砂浴びする理由
ハムスターが砂浴びする理由のほとんどが、身体をキレイにするためです。
え?砂をこすりつけて綺麗にするの!?と飼い主的には思うのですが、水が苦手なハムスターならではの習性といえます。
毛についた汚れやダニなどを砂にこすりつけて落とすのです。
さすが、綺麗好きのハムスターですよね。
ハムスターはもともと、野生では土の中に穴を掘って暮らしていたりするので、砂が身体につくのは全く気にならないのではないでしょうか?
砂浴び風呂はトイレと別に用意するべきか?
わが家の意見を率直に言うと「置けるなら置いたほうがいい」です。もう少し具体的に言えば、ケージ内の置くスペースに余裕があれば設置すべき、です。(費用は気にならない程度の値段です)
その理由として、まずハムスターにとって設備が充実しているに越したことはないからです。
ハムスターの砂浴びについて調べていると
「ウチの子は砂浴びしない」とか「砂浴び風呂でオシッコしてる」とかいろんな意見が見つかると思います。
ただ、それは結果論であって、設置前に勝手に「ウチの子も使わないだろう」と判断する理由にはなりません。
ハムスターがちゃんとトイレと砂浴び風呂を使い分けたかったら、その通りにできるように砂浴び風呂も置いてあげたらいいのではないでしょうか?
砂浴び風呂を常設すべきか?
質問サイトを見ていると「ハムスターの砂浴び風呂を常設してもいいのだろうか」と心配している飼い主さんが多い印象です。
『砂浴び場の常置は、粒子を吸い続けることにとって腸閉塞を招き易い』というご意見を見かけました。<中略>砂浴び場は常設じゃない方がよいのかも!? と思うようになったのですが<以下略>
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10155837795?__ysp=44OP44Og44K544K%2F44O844CA56CC5rW044Gz44CA5bi46Kit(Yahoo!知恵袋,car********さん投稿)
このように「腸閉塞」という砂の塊を体内で詰まらせてしまって、最悪の場合は死に至るというトラブルが怖いからです。
こよ不安に対する当サイトの意見としては「固まるタイプの砂を使わなければ常設していい」です。
砂浴び施設としてオススメのお風呂容器と砂については、あとで具体的な商品も解説しますが、ハムスター用の砂のなかでも「濡れると固まるタイプ」の商品じゃなければ問題ないと思います。
一番の原因は異物の誤飲です。固まるタイプのトイレ砂や、・・・
山口俊介・樹美(監修)『ハムスターの健康と病気 幸せサポートBOOK』(メイツ出版/2019) p88「腸閉塞」ページより
そもそも、常設しない場合って、飼い主がハムスターと触れ合って遊ぶときに砂浴び風呂も置いてみて「早く砂浴びしてる姿見せて〜」みたいなシチュエーションになると思います。
ただ、そう都合よくハムスターは砂浴びしてくれないです(笑)
なぜなら、記事の前半でお伝えしたように、ハムスターが砂浴びをする理由は「身体をキレイにするため」だからです。決して、飼い主を楽しませるためではありません。

まぁ、砂浴びしてる姿は大好きなので、ずっと見てたいくらいですけど!

砂浴びって一瞬だもんね。
飼い主と遊んでいるタイミングで「身体をキレイにしたいよー!」ってハムスターが感じる保証もないですよね。
しかも、砂浴びって背中を砂にこすりつけるので、腹を上に向ける無防備な体勢になります。
ハムスターの警戒心がよほど薄れていないと、飼い主と触れ合っている状況で砂浴びしてくれるとは思えません。
実際、わが家でもハムスターと触れ合っているなかで砂浴びをしてくれた、という事例はおそらくないです。
ふと遠くから眺めているときに「あ!いまひっくり返って砂浴びしてた!」って気づいた、みたいなシチュエーションがほとんどです。
以上のことから、ハムスター用の砂浴び風呂は常設してあげて、いつでも使いたいときに使えるようにしてあげるべきです。
ハムスターの砂浴び風呂と砂のオススメは?

ここから、砂浴び風呂にオススメの具体的な商品をご紹介します。
わが家が実際に使ってハムスターへの悪影響などの問題なかったし、飼い主としても使いやすかった商品です!
砂浴び用のお風呂
先に商品から紹介します!
砂浴びにオススメのお風呂は以下の商品です。
わが家でゴールデン、ジャンガリアン、ロボロフスキーみんなに使ったことがあります!
選んだポイントとしては
など。
ハムスターのグッズって、濃い色がついたカラフルなプラスチック製品が多いですよね。

個別にグッズを見るとかわいいんですけど、いざケージ内でいろいろ置いてみると色がゴタゴタしてインテリア的にイマイチって感じちゃいます。
砂浴び風呂まで色付きになるのは、わが家的には避けたかったので、無色透明なのはオススメポイントです。
あと、広さです。砂浴びって、ハムスターが身体をひっくり返して豪快にするので、ある程度広さがある方がハムスターにとって快適じゃないかと思います。
ゴールデンハムスター的にはサイズが物足りないかもしれませんが、ゴールデンはひっくり返って砂浴びするというよりは、砂をホリホリするだけのほうがメインなので、問題なかったです。
あとは、ほとんどのハムスター用のトイレ部屋、砂浴び風呂で共通ではありますが、ちゃんと商品の上下がパカっと分離できて洗いやすいので、実用上も問題ナシです!
砂浴び用の砂
飼い主さんが砂浴び風呂の設置で悩むのは、むしろ風呂容器じゃなく砂じゃないでしょうか?
砂選びについては賛否両論あるのですが、わが家の意見は「固まらないタイプの砂なら何でもオッケー!」です。
わが家が採用していたのはコレ↓
ちなみに、固まるタイプというのは、ハムスターがオシッコをするなどで砂が濡れた場合に、濡れた部分が塊になってくれる商品です。
これは、ハムスターがオシッコしてしまったのかすぐに分かりますし、汚れた部分だけスプーンなどで掬って捨てやすい、という飼い主的には嬉しいメリットがたくさんあります。
じゃあ、なんで固まるタイプがダメなのか?それは冒頭でも触れたように「固まった砂がハムスターの体内で詰まってしまうリスクがあるから」これに尽きます。
いくら飼い主的にハムスターのお世話がラクになるからといって、ハムスターの体調を損ねたり、死にいたるリスクは許容するわけにはいきません。

お世話が多少面倒になっても、固まらない砂を使いましょう。
固まらないタイプの砂を使う場合、ハムスターがオシッコをしたら濡れている間しかどこが汚れてしまったのか判断することができません。
つまり、ある程度はオシッコがついた砂を放置することになります。これに対するわが家の意見はこう。
- 汚れた場所が分からないなら定期的に砂を入れ替えたらいい
- 多少の汚れ程度でハムスターが体調を崩すことはない
です。
定期的に砂を入れ替える習慣にすれば、汚れた部分を放置する期間もたかが知れています。
そして、もし汚れた砂が残っていても、多少は問題ないはずです。
そもそも野生のハムスターは土の中に穴を掘って暮らす生き物。
そんな生活を送る動物が多少の砂の粒子にまみれる程度のことで窒息するとは思えませんよね。
雨に濡れてカチカチの塊になるような土・砂は自然界にないので、そのような人工物への耐性がないのは当然ですが。
ハムスターの砂浴び風呂の砂を入れ替える方法

砂浴び用の砂を入れ替える方法について、わが家でのやり方をご紹介します。
先ほどオススメした通り、固まらないタイプの砂を使っている前提です。
ハムスターがオシッコをした直後は汚れた部分が濡れた色になって分かるので、気づいた場合はそこだけスプーンで掬って除去します。
そして、オシッコしたかどうか、飼い主が分からないことかほとんどなので、3日ごとに定期的に砂を入れ替えます。
ただ、すべての砂を入れ替えるのではなく、半分程度にとどめます。この理由は、すべての砂を入れ替えるとハムスターが自分のニオイがついた砂がなくなることで、自分のテリトリーかどうか分からなくなってしまうからです。
ですので、わが家では毎回半分程度の砂を入れ替えて、新しい砂と混ぜています。
細かいことを言うと、汚れている砂がずっと残ってしまう可能性もある、ということです。
ですが、今のところ、わが家ではこのやり方で砂が臭くなることもありませんし、不衛生でハムスターが体調を崩したこともないです。
もし気になる方は、何回かに1回は砂をすべて入れ替える、という方針にしてもいいかもしれませんね。
ハムスターが砂浴びしなくても心配しないでOK
ゴールデンハムスターは特に砂浴びしない

特に飼っているのがゴールデンハムスターであれば、砂浴びしなくても尚更気にする必要はありません。
ゴールデンハムスターたちは身体をひっくり返して砂浴びするというよりも、「穴を掘ってるだけ」の子が多い印象です。
ウチの長毛ゴールデンハムスター「ぽっちゃん」もそうでした!
学術論文をみていても、ゴールデンハムスターの「砂浴び」行動に関する論文はほぼ見つからず、「穴掘り」行動に複数の研究の重点が置かれています。(以下、参考論文)
- Preference of Syrian hamsters to nest in old versus new bedding / Veillette M, Reebs SG. (2010)
- Preference for bedding material in Syrian hamsters /Lanteigne M, Reebs SG. (2006)
- The influence of bedding depth on behaviour in golden hamsters /Hauzenberger AR et al. (2006)
- An ethological approach to housing requirements of golden hamsters…/Sørensen DB et al. (2005)
とりあえず砂浴び風呂を置いて様子をみたらいい

あなたが飼っているハムスターの種類を問わず、「する」「しない」にこだわり過ぎずに、とりあえず砂浴び風呂を設置して様子を見ればOKです。

ぶっちゃけ、砂浴び用のお風呂を置いてみないと、その子特有の好みも分からないじゃないですか?
置いてみて、気に入って使ってくれるなら、それに越したことはないです。
もし使ってなさそうでも、実は飼い主が見ていないところで使っているのかもしれません。
トイレとして使われていたとしても、逆にトイレ用の砂のほうで砂浴びして使い分けているかもしれません。
正直なところ、これはハムスターの個性でもあり、各個体の好みの問題でもあるので、設置する前から想像しても、どうなるかなんて分かりません(笑)
スペース的にも問題ないなら、とりあえず砂浴び用の風呂も常設していればOKです。
記事内でお伝えしたように、固まるタイプの砂を使わないようにすれば、腸閉塞などのトラブルを起こさないはずですし、設置するデメリットはほとんどないと思います。
以上、飼い主さんの幸せなハムスターライフにつながることを願って、この記事を締めさせていただきます!
それでは!

