こんにちは!はむねこ家の妻 まおみ です。

ハムスターって体の汚れをとったりするために「砂浴び」するよね。
でも、汚れを気にするなら「ハムスターの水浴びはどうなの?」って疑問に思っている人もいるみたい。

なるほど。「ハムスターに水浴びさせたらもっと綺麗になるんじゃない?」ってことか。

そう。だから、今日はハムスターに水浴びはいらないよ!ってお話し。

水浴び、はんたい!

はんたい!
ハムスターに水浴びが必要ない理由

そもそも水浴びをする習慣がないから。
日本で飼育されているハムスターはもともと乾燥・半乾燥地帯の生き物。(ジャンガリアンやロボロフスキーはもう少し広範囲)
まっさらさらの砂が一面に広がる・・・というところではなく、短い草木が生えているような場所です。
まったく雨が降らないわけではありませんが、降水量は少ないです。
カラッとした気候に暮らす生き物なので、湿気さえ苦手です。(湿度は40%~50%が最適)
そんな地域で暮らすので水浴びの習慣はありません。
水にぬれるって、彼らにとったら「今まで出会ったことない体験」で「ストレス」です。
気になる汚れは気づくろいや砂浴びでおとします。
ハムスターの毛は乾きにくく、体が冷えてしまうから。

ハムスターのあのやわらかい空気を含んだふわふわの毛。
体温を保つのに大切です。
しかしやわらかいからこそ、一度水にぬれると乾きにくく、
乾いていく過程で気化熱によって体温が奪われます。
体温調整がうまくできないハムスターはすぐに弱ってしまい、最悪命を落とすことも。
ハムスター自身のにおいがきえてしまうから。

ハムスターは自身のにおいを体にこすりつけることで安心します。

人間が想像する以上に「におい」には敏感。
これって人間からすると「自分のにおい?」って思うかもしれないんですが、
動物の発達した嗅覚は「においで情報を読み取る」んですよね。
なのに、水にぬれてしまうとあらゆる情報がなくなります。
それは、想像以上にハムスターにとってストレスです。
ハムスターが水にぬれないように
故意に水浴びさせるのはもちろんNGですが、事故で水にぬれたりしないように気をつけることも大切です。
ハムスターが飲む水はお皿にいれない
お皿に水を入れておくと、ハムスター自身の体重でお皿が傾き、水をこぼしてしまったり、
床材や砂が入って衛生的でないということがあります。
よっぽとのことがない限り、置き型または取り付ける形の「給水ボトル」がよいと思います。
>>>置き型給水器
>>>取り付け型給水器
ハムスターが水にぬれてしまったら

乾いたタオルにのせて優しく水分をふき取りましょう。
乾かそうとドライヤーなどを使うのはNGです。
急激な温度変化は勿論、風があたること自体がハムスターのストレスになります。
タオルドライしたあとは、吸水性のあるキッチンペーパーをちぎってケージいれてあげると良いと思います。
その後様子をよく見てみて、体調が悪そうであればすぐに病院に行きましょう。
まとめ

体が小さいハムスターにとって、水は大敵なんやね。

水といっても、生きてく上での水分摂取は大切やけどね!
ワンちゃんみたいに「水浴び」は必要ないってことやね。

その代わり、砂場を用意して、体を清潔に保てる環境を整えてあげよう!
いかがでしたでしょうか?
今日も読んでくださってありがとうございました!
ではまた!
まおみ