さん
あれ?ウチの子、給水器かじってる・・・
ハムスターが給水器をかじっていることに気付いた飼い主さんへ。
「なんでかじっちゃうの?機嫌がわるいの?」「かじった破片を飲み込んでるんじゃ・・」と不安になりますよね。
私たち「はむねこ家」でも、過去に同じ経験をして心配したことがあります。(めっちゃ心配になりました・・)
でも、「どうしてハムスターが給水器をかじるのか」が分かってからは、効果的な対策ができるようになりました。
対策してからは、悩まなくなったよ!
この記事で、ハムスターが給水器とかじるときの対策についてシェアしたいと思います♪
この記事を読めば、ハムスターが給水器をかじらないように対策できて、飼い主さんの心配が解消されます。
当ブログ「はむねこメモリアル」では、ハムスターを大切に育てたい飼い主さんに向けて、お役立ちコンテンツを発信しています♪
給水器をかじる行為を放置するのはキケンです・・
最後まで読んで、しっかり対策してね!
ハムスターが給水器をかじる原因
ハムスターが給水器をかじってしまうには、いくつか理由があります。
給水器から水が出ていないから
ハムスターが給水器をかじってしまう原因として、給水器から水が出ていないという可能性が挙げられます。
なんで水が出ないんだーー!!喉かわいたのにー!
とイライラして、何とか水を出す方法がないかと探っているうちに給水器をかじってしまうのです。
給水器にはさまざまな商品がありますが、ハムスターがお水を飲みやすい環境になっているか確認してあげましょう。
給水器の先端を手で触ってみて、水が出るか確認してみて♪
また、給水器の先端が変形したり、劣化しているせいで水が出なくなっている場合もあります。
(古い給水器を使っているなら、注意して!)
ストレスが溜まっているから
ハムスターは給水器をかじってストレスを発散している場合もあります。
給水器に問題があるというワケではなく、飼育環境が悪くてハムスターにストレスがかかっているという状況です。
あーイライラする。噛むもの持ってこいやーー
何でもいいから、かじりたいんだね・・
ケージ内を見渡して、他にもたくさんの飼育グッズがかじられすぎてボロボロになっていないか確認しましょう。
普段からハムスターの噛み癖で悩んでいる飼い主さんは、ハムスターにストレスを与える飼育環境になっていないかチェックが必要です。
本能で何でもかじるから
さん
給水器から水でてるし、ストレスも掛かってないはずなんだけど・・
という場合は、ハムスターはただ本能に従って噛みたいものを噛んでいるだけという可能性もあります。
ハムスターの習性だから、仕方がない・・
ハムスターは本能に従って生きているので、給水器以外にも、ケージを噛んだり、巣箱を噛んだりとやりたい放題(笑)
ハムスターが自然界で培ってきた本能は、いくら飼い主が”しつけ”をしようと思っても矯正することは難しいです。
ハムスターが給水器をかじると起こるトラブル
ハムスターが給水器をかじってしまうと、いろんなトラブルが起こります。
給水器から水が漏れる
ハムスターが給水器をかじることで、給水器から水が漏れるというトラブルが起こりやすいです。
特に、ボトルのキャップのパッキン部分を噛んでしまうと、隙間からチョロチョロと水がこぼれてしまいます・・
さん
ちょっと水が漏れるくらい、気にしないよ。
という飼い主さんへ。油断は禁物です。
「給水器から水が漏れるせいで頻繁に水を追加しないといけない」みたいな飼い主目線の話ではありません。
ハムスターの健康問題にかかわる事態なのです。
給水器から水が漏れると、ケージ内に水が溜まったり、床材がビショビショに濡れることに。
そこへハムスターがやってくると、ハムスターの毛が水で濡れてしまいます。
さん
毛が濡れて何が問題なの?
ハムスターは水に濡れると危険なんです。体温調節するのがとっても苦手な動物なので。
毛が濡れてしまうと、どんどん体温が奪われてしまい、低体温症になって体調を崩すことも・・
こんなことにならないように、この後に紹介する方法でしっかり対策してね!!
ハムスターが破片を飲んで窒息する
給水器をかじることで、ハムスターがかじった破片を飲みこんで窒息するという可能性があります。
ハムスターが給水器をかじる場合、いちばんかじる可能性が高いのは少し柔らかいシリコン部分です。
さん
かじり木はいいのに、どうしてシリコンはダメなの?
と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
シリコンは天然の木材などに比べて破片が大きく残り、塊のまま飲み込む可能性が高いからです。
しかも弾力があるので、破片を飲み込んだ場合、消化管(腸など)を塞がりハムスターが窒息死してしまう危険があるのです。
ちなみに。
濡れて固まるタイプのトイレ砂を使っていても、窒息の恐れがあります・・
おしっこで濡れて固まるタイプのトイレ砂も、ハムスターが砂の塊を誤飲してしまい、窒息死する可能性があります。
はむねこ家とでは固まらないタイプのトイレ砂をオススメしています♪
さん
ウチのハムスター、破片を飲み込んだかも・・
という場合は、すぐに動物病院へ連れていってあげてください。
今は大丈夫そうでも、あとで容体が変わる可能性もあるよ!
少しでも「飲み込んだかも?」と不安に感じたなら、すぐ獣医師さんに診てもらいましょう。
(何もなかったなら、「健康診断してもらえた♪」と思えばいいだけのことです)
ハムスターが不正咬合になる
ハムスターは本能で何でもかじりますが、自然界にないような硬いものをかじると不正咬合になる危険があります。
はむねこ家でも、過去に飼っていたジャンガリアンハムスター「きゅーちゃん」が不正咬合で通院することになり、大変な思いをしました。
定期的に「歯切り」をしてもらわないといけないので、飼い主には経済的な負担、ハムスターには肉体的な負担が重くのしかかってきます・・
不正咬合になると、ハムスターにも飼い主にも大きな負担となります。
不正咬合だけは、絶対に避けるべき・・・
ハムスターが給水器をかじるのを防ぐ方法
ハムスターが給水器をかじらないようにするための対処法を紹介します。
ハムスターが「かじりたい!」と感じる本能はどうしようもありません。
飼い主側でできるだけ工夫してみましょう♪
対処法① ハムスターのストレスを軽減する
できるだけハムスターのストレスを軽減して、「イライラによるかじりたい欲」を抑えましょう。
ストレスの軽減は「ハムスターの長生き」にもつながるよ!
ハムスターは体が小さくデリケートな生き物です。
ストレスのせいで病気になることも・・
ストレスの原因をできるだけ取り除いてね!!
特に、飼い始めたばかりのハムスター初心者さんの場合、「ハムスターに構いすぎてストレスを与えている」というパターンが多いです。
大切なのは、「ハムスターが安心して暮らせる環境になっているか」を考えること。
もし自分がハムスターの立場だったら?
周りがうるさかったり、蒸し暑かったり、誰かがしつこく話しかけてきたらイヤですよね・・
分かってくれた?
とにかくハムスターのストレスを減らして、給水器をかじりたくなる衝動を抑えてもらいましょう。
対処法② 噛みやすいグッズを用意する
給水器よりもかじりやすいグッズをケージに入れるという方法もあります。
ハムスターが衝動で何かをかじりたくなったときに、給水器よりも噛みやすいもの(かじっても健康に悪影響がないもの)に向かってもらう作戦です。
「気をそらす」ってことね!
安全でカンタンに用意できるものの代表は「かじり木」です。
天然の木でできている商品なら、ハムスターがいくら噛んでも安心。
ただ、個体差によって、かじり木をぜんぜん噛まないハムスターもいます。
さん
かじり木をかじってくれたらラッキー♪
くらいの気持ちで、試してみてください。
ちなみに。
はむねこ家では「かじり木をかじらない性格」のハムスターばかり。与えても知らんふり(笑)
最終的に、かじり木は撤去することになりました・・
対処法③ 噛めない形状の給水器に変える
ハムスターがかじりにくい形状の給水器に変えるというのが、もっとも確実で効果的な対処法です。
要するに、ハムスターが噛みやすい部分であるシリコン部分をかじれない構造の給水器を選ぶということです。
どれだけハムスターが「かじりたい欲」に駆られても、噛めないものは噛めません(笑)
さん
かじられない給水器なんてあるの?
はむねこ家は『ハッピーサーバー』を愛用してるよ!!
「ハッピーサーバー」とは、スタンド型で陶器製の給水器です。
こんなやつ↓
はむねこ家では、ハッピーサーバーを使うようになってからは、「ハムスターが給水器をかじってしまう」という悩みを抱えたことがありません。
使い始めると「ハムスターが給水器をかじらない」だけじゃなく、飼い主にもハムスターにも嬉しいメリットがあると分かりました!
今ではハムスター全員にハッピーサーバーを用意するくらい愛用してます♪
今となっては、「水の交換がラクすぎる」っていうメリットが、最大の魅力に感じています。
「水の交換」が面倒に感じなくなったね。
ストレスがなくなって、ハムスターがもっと愛おしくなったよ!
ハッピーサーバーのレビュー記事も用意してますので、参考にしてね♪
ハムスターが給水器をかじらないように工夫を
以上、ハムスターが給水器をかじってしまう原因と対処法についてでした!
まとめます↓
「かじってるだけ」と安易に放置しないで。
気軽に試せる対処法ばかりです。すぐに実践してね!
「ハムスターが噛めない形状の給水器に替える」。コレが何より確実で、手っ取りばやい解決策です。
ついでにハムスターのお世話がラクになるので、使わないと損ですよ♪
皆さんが素敵なハムスターライフを送れますように!
それでは!