ハムスターを飼っていると、いつかは必ず
さん
ハムスターの体調が悪いけど、どうやって動物病院に連れて行けばいいの??
というような状況がやってきます。
この記事では、
について解説していきます。
この記事を読めば、ハムスターを動物病院に連れて行くためにどんな準備をすればいいのかわかるようになります。
当ブログ「はむねこメモリアル」では、ハムスターを大切に育てたい飼い主さんに向けて、お役立ちコンテンツを発信しています♪
動物病院にハムスターを連れて行きたい場面は、急にやってきます。
診察で慌てないように、事前の準備が大切だよ!!
ハムスターを診てくれる動物病院を探す
飼う前に動物病院を探しておく
そもそも論にはなりますが、ハムスターをお迎えする前に、自宅から通える範囲に動物病院があるかどうか確認しておくことが大切です。
ハムスターのような小動物を診てくれる獣医師さんがいるかどうか、問い合わせておくと安心です!
動物病院といっても、
も存在します。
さん
近所で動物病院を見かけたから大丈夫。
と安易に考えないように注意しましょう。
検索サイトもある
Google Mapなどで動物病院と検索するのも簡単ですが、動物病院を検索するためのサイトも存在していますので、紹介しておきますね。
>> EPARK ペットライフ【ハムスターの動物病院】の検索結果
「ハムスター」に絞り込んだ検索結果だよ。
エリアは自分で選んでね!
健康診断で信頼できる獣医師を見つけておく
動物病院に初めて通うという場面がハムスターの急病のタイミングだと、飼い主も慌ててしまって大変です。
ハムスターが健康で元気なうちに健康診断として複数の動物病院を試しておき、さまざまな獣医師さんに診てもらっておきましょう。
健康診断は年に1回程度が理想。ボディチェック、歯の検査、うんち、おしっこを診てもらいます。金額は病院にもよりますが、2000~3000円前後からが目安です。
山口俊介・樹美(監修)『ハムスターの健康と病気 幸せサポートBOOK』(メイツ出版/2019)
落ち着いて通えるので、移動のために足りないものがあれば、通販などで購入してから通うこともできます。
事前に信頼できる獣医師さんも見つけておくと、とても安心ですよ♪
診察に行くのを先延ばしにしない
ハムスター初心者さんの場合、
さん
ん~、このハムスター、体調が悪いのかなぁ。
よく分からないし、様子を見ようか。
と考えてしまうことがよくあります。
ですが、ハムスターは人間よりも時間の流れがとても速い生き物。
放置しているとどんどん症状が悪化してしまいます。
飼い主さんから見て、少しでもハムスターのようすがおかしいと思ったときには、迷わず獣医師の判断をあおぎましょう。
今泉忠明(監修)『幸せなハムスターの育て方』(大泉書店/2012)
後悔しないために、とりあえず連れていったほうがいいよ!!
ハムスターを動物病院へ連れて行くための準備
① 移動用のケースを用意する
動物病院にハムスターを連れて行くためには、ケージとは別に移動用のケースが必要になります。
ハムスター用のキャリーケースがオススメ
キャリーケースは、主にハムスターの短時間の移動に使う移動用ケージ。
本当は使っているケージをそのまま使えたらいいですが、そうはいかないものです。
さん
どうしてケージのままじゃダメなの?
と思う方もいるかもしれません。主な理由はこんな感じです↓
かといって、紙の箱だと、ハムスターがかじって脱走するかもしれません。
ですので、移動用のキャリーケースを使います。
「いつ病院にいくことになるか」なんて予想もつかないので、その時になって慌てないために準備していおいたほうがいいです。
はむねこ家では、何度もハムスター用のキャリーケースを使って動物病院へ通いました。
はむねこ家が愛用しているキャリーケースはこちらです♪
こちらのマルカンさんのハムスター用キャリーケース『はむはむキャリー』はとても使いやすくて気に入っています。
動物病院に連れて行く以外にも、活躍できる場面がたくさんあります。
詳細はレビュー記事を用意しているので、ぜひご覧くださいね♪
急病でキャリーケースを用意できない場合
理想はハムスター用のキャリーケースで安全に移動すること。
ですが、キャリーケースを持っていない状態でハムスターが急病になった場合は、他のもので代用するしかありません。
代用として使えそうなものは、こんな感じでしょうか。
もちろん、緊急用の代用品なので、推奨はしていません。
特に紙製のものの場合は、噛みちぎってハムスターが脱走する危険性もありますので、十分に気を付けてください。
このあとで、ハムスターのキャリーケースで移動するための準備を解説する部分がありますが、お持ちのケースに置き換えて臨機応変に対策してあげてください。
② 事前に写真・動画を撮っておく
ハムスターを病院へ連れて行こうと思っている場面は、飼い主の気持ちが焦っている状態のことが多いです。
でも、そんなときこそ落ち着いて!
獣医師さんに診てもらいたい症状などを、事前に写真や動画に撮っておくと、診察がとてもスムーズです。
家にいるときは異常があったのに、いざ診察のときはハムスターが普通にしていて、
「まぁ、これくらいなら大丈夫だね。」
と獣医師さんに判断されてしまうこともあります。
せっかく病院へ行くのでしっかり診てもらいたいですよね。
ですので、とりあえず症状を伝えやすいように写真や動画を撮っておくことを強くオススメします。
③ 伝えることをまとめておく
診察が始まる前に、今日は何を伝えたいのかまとめておきましょう。
診察が終わってから
さん
あ、コレも聞きたかったのに・・忘れてた。
なんてことは病院でよく起こります。
動物病院は混んでいる施設が多いです。
せっかく長い待ち時間を乗り越えて診察を受けるので、もったいない状況にならないように、伝えたいことをリストアップしておきましょう。
④ 暑さ・寒さ対策をする
次に、夏や冬など、ハムスターにとってつらい季節の温度調整。
特に車ではなく徒歩などの場合、
夏はタオルに保冷材を巻いて、キャリーケースの上部や側面に入れて、キャリーケースが暑くならないように気をつけましょう。
夏・冬はキャリーケースに外気が触れないように!
保冷バック(中に銀色の断熱材があるもの)にキャリーケースを入れるのもおすすめです。
冬の場合は、カイロをキャリーケースの床の一部にあたるように設置。
ハムスターが暑いと感じたらよけられるように、配慮します。
⑤ ハムスターのストレス対策をする
ハムスターをキャリーケースに入れて外出する時点で、それなりにストレスを与えてしまうことになります。
ですが、できる限りストレスを与えないように工夫しましょう。
床材をたっぷり入れる
ケージの中で使っていた床材をたっぷりキャリーケースに移しましょう。
新品の床材ではなく、普段ハムスターが生活しているケージから床材をキャリーケースにいれます。
自分の”におい”がついているものは、ハムスターにとって安心材料です。
くんくん、ここは自分のおウチでちか?
また、おしっこをする可能性もあるので、床材はたっぷりいれておきます。
外気の風を遮断するためでもあります。
ちなみに、はむねこ家が愛用しているコスパの良い床材は、GEXさんの「快適ごきげんマット」というものです。
アレルギーの心配が少ない紙素材が大容量で入っているので、気兼ねなく使えて便利ですよ♪
直射日光が当たらないようにする
キャリーケースの上からタオルやブランケットなどをかけて、直射日光はハムスターに当たらないようにしましょう。
もともと夜行性で昼間は穴の中に潜って暮らすハムスターは、直射日光に当たることに慣れていません。
できるだけ落ちつく環境になるよう、暗くしようね。
(ハムスター本人は、キャリーケースに入った時点でパニックだと思いますが・・・)
明るいよりはマシでち。
ほかの動物の鳴き声・臭い対策をする
他の方が連れているペットの鳴き声や臭いは、ハムスターにとってストレスになります。
直射日光対策のためのタオル・ブランケットをかぶせるということが、そのまま有効になります。
なるべく他のペットの存在を気にしないで済むように工夫してあげましょう。
他にも、診察を待っている間に、なるべくハムスターが入っているケースを他のペットの近くに置かないようにすることも大切です。
ただ、動物病院内が混雑している場合は、距離をあけることは難しいです。
できる範囲で気を付けるしかないね。
可能であれば、診察の順番がくるまで車の中で待つということも有効です。
対応してくれる動物病院もあると思うので、受付で車で待たせてもらえないか聞いてみましょう。
ハムスターの移動時の注意点
給水器を外す
キャリーケースによっては、給水器がついています。
でも、2~3時間くらいの移動であれば、給水器は要らないと思います。
なぜなら、移動のゆれで給水器の水がしたたり落ちる、水がこぼれるという事故が怖いからです。
ハムスターは水濡れに弱いので、さらに体調を悪化させる原因になります。
もし
さん
水分補給できなくて心配・・
ということであれば、キャベツなどの野菜をいれることをおすすめします。
なるべく揺れないようにする
ハムスターにとってキャリーケースでの揺れを伴う移動は、大パニックになること間違いなし。
じ、地震か?こ、こわい・・
となってしまいます。ですので、できるだけ揺らさない工夫をしましょう。
具体的には、
などが考えられます。
ハムスターを安全に動物病院へ連れて行こう
以上、ハムスターを動物病院に連れて行くための方法についてでした!!
ハムスターの急変時は飼い主も慌てて大変!
落ち着いて準備して、しっかり診察を受けようね!!
また、
さん
そもそも動物病院に連れて行く必要があるか悩むんだけど?
という方の場合は、ハムスターによく起こる病気について知っておくことをオススメします。
ハムスターの病気に特化した書籍がありますので、ご一読されてはいかがでしょうか♪
皆さんが素敵なハムスターライフを送れますように♪
ではまた!!