さん
ケージの中を走りまわる姿がたのしみ!!
ハムスターをお迎えしたとき、誰もがこう思いますよね。ワクワク!
でも現実は・・・
お母さん、ハムスターぜんぜん出てこないね。
さん
おウチの掃除もしたいのに・・
なんてことも・・・
かわいい姿を楽しみにしていた分、なかなか出てきてくれないと残念ですよね。
私たち「はむねこ家」でも、同じ経験をしています・・
初めてお迎えしたロボロフスキーハムスター2匹のうちの1匹「チャップリン」が臆病で引きこもってしまいました。
出てきてもらえるまで、時間もかかって本当に苦労しました(笑)
(ハムスターの引きこもりを悪化させるような失敗までしています・・)
でも、いろいろと調べて対策をしたおかげで、ちゃんと巣箱から出てきてくれるようになったんです♪
この記事では、私たちが実践した巣箱に引きこもるハムスターに出てきてもらう方法をシェアします!
\引きこもりハムスターにお困りの方へ/
この記事を読めば、巣箱から出てきてくれないハムスターのために何をすればいいのかが分かります。
当ブログ「はむねこメモリアル」では、ハムスターを大切に育てたい飼い主さんに向けて、お役立ちコンテンツを発信しています♪
巣箱、安心。そと、怖い。
そんなこと言わないで?ね?
ハムスターが巣箱から出てこない理由
出てこない理由① ハムスターがまだ警戒しているから。
ハムスターが巣箱から出てこない理由の第1位は「ハムスターがまだ警戒中だから」です。
警戒!警戒!
ハムスターをお迎えしたばかりの頃って、
って心配になりますよね。
でも、ハムスターにとってはまだまだ新しい環境と飼い主に警戒中・・・なんですよね。
新しいお家に来たとか、新しいケージに引っ越したとか、
環境が変わったときはしょうがないよね。
もし私たちが巨人に連れていかれて「今日からここが新しいお家だよ~」なんて言われても、「信じられるかーい!!」てなるよね。
速攻で隠れるぜ。
そういうことなので、近づかない!覗かない!必要最低限のお世話だけにして見守ってあげよう!
大切なのは、ハムスターの気持ちを考えて、ゆっくりと環境に慣れてくれるのを待つことです。
と、偉そうなことを言いながら、ここで「はむねこ家で経験した失敗談」を。
ハムスターをお迎えしたばかりの初心者さんは、警戒中で引きこもっているハムスターに“ちょっかい”を掛けてしまいがち・・
さん
つい気になっちゃって・・
という方に向けて、お迎えしたばかりの頃に気を付けることをまとめました。
ぜひ、こちらの記事↓もご覧ください♪
出てこない理由② ハムスターが怖がりだから
ハムスターが巣箱から出てこないのは、その子が怖がりな性格だからかもしれません。
人間と同じように、ハムスターにも性格の個体差があります。
など、様々です。
はむねこ家でも、いろんな性格の子がいました!
はむねこ家では、初めてお迎えしたロボロフスキーハムスター2匹のうちの1匹「ぴぃちゃん」が好奇心旺盛。
とにかく暴れまわっていました(笑)
ぜんぶ僕のテリトリーでち!
それとは対照的に、記事の冒頭で紹介したロボロフスキーハムスター「チャップリン」はいつでも警戒モード。
こちらが何もしてなくても、急にビックリして巣箱に猛ダッシュで逃げ込むこともありました(笑)
安全第一でち!
そしてジャンガリアンハムスター「きゅーちゃん」は、巣箱の外のどこでも寝ていました。
トイレから顔を出しながら寝たり。回し車の上で寝たり。マイペース。
枕はいらないでち。
本当におもしろいくらい、ハムスターによって性格が違います。
さん
お迎えしてしばらく経つのに、全然出てきてくれないなぁ。
という場合は、あなたが飼われているハムスターは「とても警戒心の強い子」なのかもしれません。
もし臆病な性格なのだとしたら、それもハムスターの個性です。
個性を認めて、ぜひハムスターが安心できる環境づくりをしてあげてください。
安心させてあげる方法はあとで紹介しますね!
出てこない理由③ ハムスターは夜行性だから
あなたが活動している日中に巣箱を確認したときに
さん
いつも巣箱に引きこもってるなぁ・・
と感じているなら、それは仕方のないことなのです。
ハムスターは夜行性やもんね。
うん。野生のハムスターは昼間は巣穴で過ごして、夜になってから外に出て食べ物を探すからね。
ハムスターは自然界では捕食される側の生き物。
天敵が少ない夜が活動のチャンスなんです。
野生のハムスターの暮らしについては、こちらの記事↓にまとめています。
>> 【野生のハムスター】ペットと違うところ5選!出身地や歴史も解説
野生での姿も知っていると、ハムスターのお世話についての理解が深まりますよ♪
オススメの記事なので、ぜひ読んでね!
はむねこ家のロボロフスキーハムスターぴぃちゃんは、決まって夜の9時頃からケージ内のパトロールを始め、朝の5時半ごろまで動きまわっています。
日中の時間帯は、ご飯を食べる音だけは聞こえますが、あまり巣箱の外にはでてきません。
出てきても、エサを食べて水を飲んで、さっさと帰ります。
寝て起きて寝て起きて、短い睡眠も含めて合計約14時間寝ます。
ハムスターは夜行性で、昼間は出てこないのが普通の生活リズムなんです。
日中に姿が見えないからと言って、心配する必要はないですよ♪
出てこない理由④ 気温が暑い・寒いから
ハムスターにとって、巣箱の外が適温ではないから出てこない可能性もあります。
人間でも、冬の寒すぎる日は外出するのが嫌になりますよね。
さむっ。もう少し寝るか・・
あなたはハムスターを飼っている部屋の温度管理をしていますか?
もし、
さん
温度管理って、何をしたらいいの?
という状態なのでしたら、ハムスターを飼っている部屋に温度計を置くことをオススメします!!
ハムスターは暑さ・寒さに弱く、しかも急な温度変化にも弱い生き物なのです・・
ハムスターの適温は20~25度ぐらい!
温度計で室温を確認して、ハムスターにストレスのかかる温度になっていないか確認してあげてください。
ハムスターにとって適温じゃないとき、特有のサインを見せます。
暑い時期・寒い時期について、それぞれハムスターが見せるサインをまとめました。
ハムスターが体調を崩してしまわないように、記事を読んで知識をつけておいてくださいね♪
【暑いときのサイン】
>> 【ハムスターの夏バテ・熱中症】暑いときのサインと3つの予防法
【寒いときのサイン】
出てこない理由⑤ 体調が悪い・ケガをしているから
今までに紹介してきた理由に当てはまらい場合、もしかしたらハムスターの体調が悪かったり、ケガをしているのかもしれません。
なんか体調が悪いなぁ。しばらく隠れておくか・・
自然界では身体のサイズが小さく、捕食される立場にあるハムスターは、とにかく臆病です。
どこかハムスターに異常がないか、しっかりと観察してあげる必要があります。
とは言っても、
さん
ハムスターに触って確認するのもストレスになっちゃうよね・・
と心配になる方もいらっしゃるかと思います。
実際、ハムスターの立場からすれば、
こんなときに捕まってしまった。もう終わりだ・・
と絶望的な気分にさせてしまうかもしれません・・
そんなときに役に立つのが「ペットの見守りカメラ」です!
詳細は後でご紹介しますが、ペットの見守りカメラを使うことで、臆病なハムスターにストレスを与えずに、様子を確認してあげることができるんです♪
はむねこ家でも大活躍した見守りカメラ!
見守りカメラについて、すぐに知りたい人はコチラの記事↓をどうぞ♪
>> 【ペットの見守りカメラ】ハムスターの留守番も安心!5つのメリット
ハムスターに巣箱から出てきてもらうには
ハムスターをお迎えしたばかりの頃は警戒モード。
「環境に慣れてくれるまで待つべき」というお話を先ほどしました。
ですが、ただ時間が過ぎるのを待っているだけでは寂しいですよね。
何かできることは無いの?と思うのが飼い主の本音!
そこで、はむねこ家が実践していた「ハムスターに少しでも早く環境に慣れて安心してもらうための方法」をご紹介したいと思います!
引きこもり対策① 完全に隠れられる巣箱にする
まず最初にご紹介する引きこもり対策は、ハムスターが完全に姿を隠せる巣箱に替えること。
狙いはとにかくハムスターに安心してもらうこと!
巣箱はハムスターにとって、完全に姿を隠せる唯一の安心できる場所です。
我が家がいちばん。
しかし、巣箱が小さかったり人間から覗かれやすい巣箱では、ハムスターが安心できません。
環境に慣れにくくなります・・
なので、ある程度広さがあって、ハムスターが完全に姿を隠せる巣箱がオススメです♪
さん
どんな巣箱を選べばいいの?
という方は、はむねこ家が愛用している「ハムちゃんの2階でごはん」というマルカンさんの巣箱を使ってみてはいかがでしょうか。
この巣箱は、奥行きがあって人の目も気にならず、安心して過ごせるようです。
実際にはむねこ家のハムスターは、巣箱に帰ると姿が見えないように奥の階段側で過ごしています。
階段の下は落ち着くなぁ。
「マルカン ハムちゃんの2階でごはん」 については、詳しいレビュー記事を書いてますので、こちらの記事↓をご覧ください!
>> ハムスターの巣箱には『2階でごはん』がオススメな9つの理由!
引きこもり対策② 巣箱の向きをかえる
ハムスターに安心してもらうには、巣箱の向きも重要です!
上の写真のように、巣箱の入り口を飼い主から見えにくい向きにしましょう。
そうすることで、ハムちゃんは巣箱の中でも安心して過ごすことができます。
誰も見てないな。リラックスできるぜ、ふぅ。
いまの飼育環境を見直してみてください。
巣箱の入り口が正面を向いていて、中が丸見えだったりしませんか?
もし、そうだとしたら、ハムスターは人の目線が気になっていて巣箱から出てこないのかもしれません。
ぜひ、先ほど載せた上の画像みたいに、巣箱の向きを工夫してみてください。
ハムスターとの距離が縮まり、慣れやすくなりますよ!
引きこもり対策③ 掃除はハムスターの生活に合わせて素早く
ハムスターが巣箱に引きこもっている場合、巣箱の掃除は素早く終わらせて、なるべくストレスを掛けないように気を付けましょう。
引きこもっている期間は、
さん
巣箱の中、フンとか溜まってないかな・・?
と心配になりますよね。掃除しないワケにもいかず・・
お迎えしてすぐに巣箱に引きこもったとしても、やはり掃除は必要。
引きこもっていたとしても、せめて2週間に1回は巣箱の中の巣材や床材を取り換えてあげてください。
掃除のコツを紹介しておきますね♪
<巣箱の掃除のコツ>
掃除は、夜にハムスターがご飯を食べに外に出てきたタイミングで!
素手で触らずに、何か容器などを使ってケージの外にハムスターを避難させます。
その間に、ササっと巣箱にある食べ残しのエサ、明らかに汚れている床材だけを交換しちゃいましょう♪
もしハムスターに素手で触ると・・・
この手は嫌なこと(掃除)をするヤツだ!!これからも気を付けないと!
と覚えられてしまう可能性があります。慣れるまでは素手で触るのは避けるのが無難です。
交換後、ハムスターは焦って暴れまわりますが、しばらくすると慣れくれるので大丈夫。
それより、不衛生な環境の方が困るので定期的な掃除が必要です。
ちなみに。
掃除でハムスターをケージの外に退避させるときは、キャリーケースを用意しておくと便利ですよ♪
こういうやつ↓
ハムスター用のキャリーケースがあると、助かる場面は多いです。
コレひとつで何役もこなしてくれます♪
はむねこ家が愛用している『はむはむキャリー』というキャリーケースは使いやすくてオススメです♪
レビュー記事も用意しているので、キャリーケースに興味があれば、ぜひ読んでくださいね!
>> ハムスターのキャリーケース『はむはむキャリー』が超オススメ!
だんだん巣箱から出てくるようになる
はむねこ家の場合、お迎えしてから初めの10日ほどは、ハムスターが起きている時間に
だけに徹しました。
飼育本などでジャンガリアンハムスターなら3~4日で慣れてくると書かれてあったりしますが、個体差があるので目安でしかありません。
人に慣れやすいと噂のゴールデンハムスターでさえ、1週間以上かかりました(笑)
悪かったね。
ロボロフスキーハムスターを飼育する場合は、もっと時間がかかる覚悟が必要です。
お迎えから2週間ちょっとで、ロボロフスキー「ぴぃちゃん」は日中も出てきたり、夜はほぼ必ず9時ごろに出てくるようになりました。
いっぱい遊びたいんだぜ。
ただチャップリンはまだ難しくて、本当に人の気配がしない夜中に活動しているようです。
ニンゲン、こわい。
「のんびり、焦らず、 程よい距離感で毎日のお世話」を続けて様子をみたいと思います。
追記
お迎え後約1ヶ月で、チャップリンが臆せず巣箱から出てくるようになりました!
感動です。
少しは慣れてきてくれたのでしょうか。このまま様子を見守りたいと思います。
ハムスターのなつきやすい種類やなつかせるコツについては、こちらの記事↓もご覧ください!
>> ハムスター【なつく種類は?】初心者へのオススメは〇〇と○○♪
巣箱に引きこもるゴールデンハムスターの例
ゴールデンハムスターのオスって、ハムスターの中でも一番慣れやすいと言われています。
けど、はむねこ家のゴールデンハムスター(♂)の「ぽっちゃん」は、全然慣れない(笑)
巣箱にずっと引きこもってました。
しかし!!
なんとなんとなんと!!!出てくるようにもなりましたし、今では腕にのぼってきます。
まったく会えない日もザラにあったのに!!!
ゴールデンハムスターの「ぽっちゃん」が、飼い主の手に慣れてくれるまでの経緯は、こちらの記事↓に書きましたので是非みてください。
>> ハムスターは慣れるまでどのくらいかかる?【体感2か月です】
ハムスターが巣箱から出てくるまで待てないなら
引きこもりのハムスターを【見守りカメラ】で観察
いくら「まだ環境になれてないから」「夜行性で夜は活動しているから」といっても、この目で見ないと不安ですよね。
はむねこ家も、そんな不安に駆られて「見守りカメラ」を購入しました。
外出先からも確認できて、夜でもしっかりとハムスターの動きが確認できます。
操作はアプリから簡単。
録画もできます!
さん
夜の様子が気になる!外出先から様子を見たい!
という方には、こういう見守りカメラを導入するのもありかなと思います。
安い商品もあるから、導入しやすいね♪
はむねこ家では、お迎えしたばかりのハムスターの様子を確認するために見守りカメラを導入しました。
いま思えば、ペットカメラを買っておいて良かったです。
ハムスターにストレスを与えずに様子を確認できるという点が本当に素晴らしい♪
何度も夜中に録画をして、ハムスターが元気に遊べているかを確認しています!
実際に録画した動画などを紹介するために、見守りカメラの詳細を記事にしました!ぜひご覧ください!
>> 【ペットの見守りカメラ】ハムスターの留守番も安心!5つのメリット
ハムスターが巣箱から出てくるまで、適度な距離感を
以上、ハムスターが巣箱に引きこもる!出てこない理由と対処法についてでした!
ハムスターのペースに合わせて、適度な距離感で!やね。
特に、ロボロフスキーハムスターは警戒心が強いから辛抱強く。
焦るし心配にもなるけど、ハムスターにはハムスターのリズムがあるから、こっちが合わせていくってことやね。
まとめると、
ってことです。
じれったく感じると思いますが、辛抱強く「のんびり、焦らず、 程よい距離感」で毎日のお世話を続けてみてください。
さん
走りまわっている姿を見て安心したい!
という方には、ハムスターにストレスを与えることなく、飼い主さんも安心できる【ペットの見守りカメラ】が本当にオススメです!
それではまた!
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