さん
ウチのハムスター、回し車を使わない・・どうすればいいの?
とお悩みの方へ。
飼っているハムスターが回し車を使ってくれないと、「元気ないのかな?」「もしかして病気!?」と心配になっちゃいますよね・・
私たち「はむねこ家」でも同じことを経験して、悩んだことがあります。
でも、回し車を使ってくれないハムスターたちを観察しつづけた結果、いろんな原因があることに気づいたんです。
この記事で、その原因ごとの対処法をシェアしますね♪
この記事を読めば、ハムスターに回し車を安全に使ってもらえるようになります。
当ブログ「はむねこメモリアル」では、ハムスターを大切に育てたい飼い主さんに向けて、お役立ちコンテンツを発信しています♪
ケージに付属の回し車じゃダメ?
モノによるかなぁ。買いなおす方がいいかも?
ハムスターが回し車を使わない理由
① お迎えしたばかり
ハムスターを家にお迎えしたばかりの場合、まだハムスターが警戒モードになっていて回し車を使っていない可能性があります。
とくに、飼い主さんが
さん
いつ回し車で走るかなぁ!ワクワク!
ワクワク!
とジロジロみていると、ハムスターはいつまで経っても落ち着いて生活できません。
最近ハムスターをお迎えしたばかりという場合は、ハムスターが回し車を使わないからといって、特に心配する必要はありません。
② 実は夜中に使っている
さん
ハムスターが回し車を使ってくれない・・
と思っていても、実は夜中に走りまくっていることもあります。
その理由は、ハムスターが夜行性だからです。
夕方に起きて、夜に活動し、明け方に眠る。これがわたしたちの基本的な生活スタイルです。昼に活動する飼い主とは、ちょっぴりすれ違いの生活ですね。
今泉忠明(監修)『ハムスターがおしえるハムの本音』(朝日新聞出版/2018)
ペットショップで見かけたハムスターたちも、ほとんどの子が昼間は寝てましたよね?
ペットショップで回し車を爆走しているハムスターを私は見たことがないです(笑)
ですので、昼間に飼い主さんが観察している時間に使っていないからといって、
さん
ウチの子、回し車きらいなのかな?
と考える必要はありません。
③ 嫌なニオイがついている
回し車に嫌なニオイがついていて、ハムスターが回し車に近づかないという可能性も考えられます。
当てはまってたら、ニオイのせい・・
ハムスターの嗅覚は優れてるから、とっても敏感!!
以前に、他のハムスターを飼っていたときの回し車を”おさがり”で設置している場合、意外とニオイが残っているのです。
(私は鼻炎で詰まってるから分からないけど・・)
飼い主が「まったくニオイがしないし大丈夫。」と思っていても、嗅覚の優れたハムスターには分かってしまいます。
あーくさいくさい。これだから中古は困るぜ。
④ ホイールのサイズが合っていない
回し車のホイールのサイズがハムスターに合っていない場合、うまく回せなくてハムスターが回し車を使っていないこともあります。
このようなサイズが体に合っていない回し車を使い続けると、ハムスターの体に負担がかかりケガをしてしまうリスクがあります。
背中が沿ったまま走ったり・・
また、サイズが合っていない回し車を使っていると、ハムスターがうまく停止できずに吹っ飛んでしまうこともあります。
⑤ ケガや病気
ハムスターがケガをしていたり、病気にかかっているために、回し車を使っていないこともあり得ます。
この場合、ハムスターは回し車だけでなく、ケージ内の探索もしなくなることが多いです。
さん
最近、急に回し車を使わなくなったかも?
と思う方は、ハムスターの体に異変がないかどうか、チェックしてあげましょう。
ハムスターが回し車を使わない悪影響
運動不足になる
ハムスターが回し車を使わない場合、運動不足になってしまいます。
ハムスターは本来、とても運動量の多い生き物。野生のハムスターはエサを探すために毎日、とても遠くまで遠征ををする習性があります。
野生のハムスターは、ごはんを手に入れるため、毎晩3~8キロ走り続けます。
今泉忠明(監修)『ハムスターがおしえるハムの本音』(朝日新聞出版/2018)
ただ、これだけの長距離の移動を飼育環境に用意することが難しいですよね。
だから、ハムスターの飼育では回し車でハムスターに遠くまでお出かけしたと錯覚させているのです。
おりゃー!めっちゃ遠くまで走ったぜー!(勘違い)
(ちなみに、ハムスターが回し車を急に止めて周囲を見ているのは、どこまで走ってきたか確認しているから。)
回し車を使わない状態が続くと、ハムスターが運動不足になり、肥満につながります。
ハムスターの肥満は他の病気を引き起こす原因にもなるので、なんとしてもハムスターには回し車を使ってもらう必要があります。
ストレス発散ができない
ハムスターは回し車を使わない場合、明らかに運動不足となってしまいストレス発散ができなくなります。
ハムスターが体が小さくストレスに弱い生き物なので、ストレスは大敵です。
イライラ、イライラ・・
ストレスを抱えた環境のまま過ごさせていると病気につながることもあります。
たくさん回し車で走ってもらい、ハムスターのストレスを発散させることが大切です。
ハムスターが回し車を使わないときの対処法
慣れるまで待つ
まだハムスターを飼い始めたばかりという場合は、ハムスターがいまの飼育環境になれるまでゆっくりと待ちましょう。
ハムスターは警戒心が強い生き物なので、すぐに飼い主の目の前で回し車を走る姿を見せてくれるとは限りません。
じーっと見られると落ち着かないなぁ。
お迎えしたばかりの場合はとくに心配する必要はありません。
ハムスターをお迎えした最初の1週間の過ごし方は、とにかくそっと見守ることが大切です。
回し車に乗せる
ハムスタに回し車の存在を教えるために、ハムスターをそっと回し車の上に乗せてあげましょう。
お迎えしたばかりのハムスターだと、まだ回し車の存在に気付いていない可能性があります。
ハムスターが回し車に乗った状態で動かないようなら、ゆっくりと回し車を手で回して傾けてみましょう。
お、これは動く床なのか!!
と気づいて走れるようになるかもしれません。
飼い主に慣れていないハムスターを持ち上げる場合は、「手」ではなく、容器やトンネルなどのグッズに入ってもらいましょう。
グッズの出口を回し車の上に近づけることで、ハムスターは自分の意思で降り立つことができます。
トンネルは移動させるのに便利だよ♪
ペットの見守りカメラを使う
さん
回し車ではしる姿をぜんぜん見ないなぁ・・
ハムスターは夜行性なので、飼い主が活動している時間は、回し車で走っている姿を見られないことが多いです。
ハムスターが夜中に回し車を使っていたとしても、飼い主は寝ているので観察するのが難しい・・
そこで登場するのが、ペット用の見守りカメラです。
ペット用の見守りカメラの多くが、このような機能を持っています。
見守りカメラで夜中のハムスターの様子を録画することで、
さん
なんだ、元気いっぱい回し車で走ってるじゃん♪
と確認できたりします!
はむねこ家でも見守りカメラを導入して大活躍でした!
お出かけのときも、お留守番の様子を確認できるから便利で安心♪
ホイールのサイズを変える
見守りカメラで夜中の様子を確認してみても、ハムスターが回し車を使っていない場合は、その個体に回し車のサイズが合っていないのかもしれません。
使っている回し車の同じ商品のサイズ違いを試したり、それでもダメなら、サイズが同じだけど別のメーカーの商品を試すのがオススメです。
はむねこ家でも試行錯誤しました。
はむねこ家としては、SANKOさんのサイレントホイールがオススメです。
このサイレントホイールは、ハムスターが走っていても、驚くほど静か!
さん
回し車ってうるさいよね・・
と感じている飼い主さん、ぜひ試してみてください♪
動物病院へ連れていく
いろいろな回し車を試しても使ってくれないという場合、ハムスターがケガをしていたり病気にかかかっていて、運動が辛いのかもしれません。
この場合は、とりあえず動物病院に連れていって、専門の獣医師さんに診てもらうのが安心です。
もし、何もなかったら、健康診断になるだけ!
ハムスターによく起こる病気について勉強しておくことも大切です。(早期発見できるようになりますからね!)
ハムスターの病気にフォーカスした分かりやすい書籍↓も出版されています。
ハムスターを大切に思う飼い主さん、必ず読んでおきましょう!
ハムスターが回し車を使わないのはヤバい
以上、ハムスターが回し車を使わない理由と対処法についてでした!!
まずは、本当にハムスターが回し車を使っていないのか、チェック!
見守りカメラで夜中の様子を確認しましょう♪
皆さんが素敵なハムスターライフを送れますように♪
ではまた!!