さん
あれ?体が震えてる?
ウチのハムスター、寒がってるのかなぁ?
など、冬になってペットのハムスターが寒がっているんじゃないかと心配な方へ。
この記事では
について解説していきます。
この記事を読めば、飼っているハムスターが寒がっているのか判断できるようになり、どう対処すればいいのか分かるようになります。
当ブログ「はむねこメモリアル」では、ハムスターを大切に育てたい飼い主さんに向けて、お役立ちコンテンツを発信しています♪
さん
ウチの子、寒がってないかなぁ。
という心配は、
ただコレだけのことで解消できます!
ちゃん
簡単でち。
ハムスターが寒いと感じているときのサインも知っておくことで、さらに安心して飼うことができますよ。
最後まで読んで、しっかり寒さ対策してね♪
ハムスターが寒いときのサイン
まずはハムスターが寒いと感じているときのサインを知っておきましょう。
先にまとめて紹介しておくと
というサインになります。
それぞれについて、解説していきます!
サイン① 体が震える
人間と同じように、ハムスターも寒いときは体が震えてしまいます。
あー、さむっ。ブルブル
体を震わせることで発熱している状態ですね。
体を震わせることで体温が上がり、体全体が目覚めます。
今泉忠明(監修)『ハムスターがおしえるハムの本音』(朝日新聞出版/2018)
体が震えているのは分かりやすいサインです。
見逃さないでしっかり寒さ対策をしましょう!!
具体的な寒さ対策の方法については、あとで紹介します!
サイン② 巣箱から出てこない
ハムスターが寒いと感じているときは、寒さをしのげる巣箱から出てこなくなります。
さん
冬になってから、巣箱から出てこなくなったかも・・
という場合は要注意です。
寒い時期になってから、明らかにハムスターが巣箱に引きこもるようになったなら、確実に寒がっています。
後で紹介する寒さ対策をキッチリしてあげてください。
サイン③ 丸まって寝る
体温が逃げるのを防ぐために、ハムスターは体を丸くして寝ることがあります。
丸くなることで体温が逃げにくくなり、呼吸がおなかに当たることで、体の温度を保つ効果も。
青沼陽子(監修)『いちばんよくわかる!ハムスターの飼い方・暮らし方』(成美堂出版/2020)
ハムスターが体を丸めて寝ている姿を確認できれば、すぐに寒さ対策をしてください。
ですが、
さん
巣箱の中で寝てるから、ハムスターの姿が確認できないなぁ。
とお困りの方もいらっしゃることでしょう。
そうなんです。
この「体を丸めて寝ていたら寒がっている」というサインは、気付くのが難しいのです・・
おれ、家の中でしか眠らないぜ。
多くのハムスターは警戒心が強い性格をしているため、安心できる巣箱の中でしか眠らないハムスターがほとんどです。
なので、「たまたま飼い主から見える位置で寝ていたら、寝ている姿を確認する」という程度に考えていてください。
巣箱をこじ開けて確認するのはダメよ?
ハムスターが安心して寝ているのに、巣箱を動かしたらパニックです。
大きなストレスを与えてしまいますので、無理な確認はやめておきましょうね。
サイン④ 運動量が減る
寒い環境でハムスターを飼っていると、いつもより運動量が落ちる場合もあります。
野生のハムスターの場合、エサが少ない寒冷期になると寒さに耐えるために体力の消耗を抑えようとします。
ペットのハムスターの場合も、部屋が寒いと野生と同じように体力の消耗を抑えようと擬似冬眠の準備を始め、活動量を落としてしまいます。
さん
冬になってから、回し車の音があんまり聞こえないかも?
という場合は、要注意です。
きっと寒さが原因で運動量が落ちています。
後で紹介する寒さ対策をお願いします!
ハムスターが回し車を使わない理由にも、様々なことが考えられます。
普段から
さん
回し車を使ってくれてないなぁ・・
と悩んでいる方は、こちら↓の
の記事も、ぜひご覧ください♪
サイン⑤ エサをため込む
ハムスターが寒さを感じていると、活動量を低下させつつ、巣箱にエサをため込んで冬眠の準備に入ってしまいます。
また、エサを溜めるだけでなく、給水器から飲む水の量も減ることがあります。
巣箱の掃除をしたときに、ため込んだエサがないかチェックです!
ただ、この「エサをため込む」というサインも、判断が難しいところがあります。
その理由は、ハムスターが寒いと感じてなくてもエサをため込むことがあるからです。
こちらの画像を見てください↓
これは、はむねこ家のジャンガリアンハムスター「きゅーちゃん」の巣箱を掃除したときに発見した、大量のペレットです。
はむねこ家でのハムスターのお世話は過保護な状態なので、夏・冬はエアコンが24時間稼働しています。
温度管理はバッチリよ!
つまり、「きゅーちゃん」は寒がっていないのに、こんなにもエサを巣箱にため込んでいたんです。
へへ。ペレットのコレクションだぜ。
このように、ハムスターがエサを巣箱にため込むのは、習性や性格による部分も大きいです。
ですので、「エサをため込んでいたら寒がっている」というサインは、他の寒がっているサインと組み合わせて判断する材料のひとつとして覚えておいてください。
さん
ウチのハムスター、エサをため込んでる。
ちゃんと食べてるのかなぁ?
と心配になる方もいらっしゃいますよね?
そういう方は、ぜひハムスターの体重管理をしてみてください。
定期的(できれば毎日)ハムスターの体重を測って、その増減を把握することで、
などなど、ハムスターの健康を管理しやすくなります。
ハムスターの健康を守るには、体重管理は必須です!
ここまで読んでいただいたことで、ハムスターが寒がっているときのサインを理解できたと思います。
次は、ハムスターにとっての適温や、習性について解説してきますね。
ハムスターは冬の寒さに弱い
ハムスターの適温
ハムスターにとっての適温は、ざっくり言うと20~25℃くらいです。
ハムスターはもともと暑さにも寒さにも弱い生き物です。
はよ、エアコンつけて。
本来、野生のハムスターは温度変化の少ない土の中に巣を作って生活しています。
ですので、一般的なケージでの飼育では温度変化が激しい空気にさらされるので、ハムスターにとっては負担がかかるのです。
野生のハムスターの暮らしについては、こちらの記事↓にまとめています。
>> 【野生のハムスター】ペットと違うところ5選!出身地や歴史も解説
野生での姿を知ることで、普段のハムスターのお世話についても理解が深まりますよ♪
読んでいただくことをオススメします!
ちなみに、ハムスターとひとことで言っても、種類によって原産国の気候が違っていて、適温も異なります。
ゴールデンハムスター | 22~26℃ |
ジャンガリアンハムスター | 20~24℃ |
ロボロフスキーハムスター | 24~27℃ |
24℃にできれば、どの種類でも安心です♪
擬似冬眠する可能性も
ハムスターが寒がっているにもかかわらず、対策をせずに放置していると、ハムスターが擬似冬眠をしてしまう可能性があります。
さん
擬似冬眠ってなに?
擬似冬眠とは、ハムスターが寒すぎて低体温症になっている状態です。そのまま死んでしまう可能性もあってキケンです・・
詳しくは、
>> 【ハムスターの擬似冬眠】回復できる?温度は?4つの原因と対策も
の記事をご覧ください。
擬似冬眠については、すべての飼い主さんが絶対に知っておくべきです!
体が小さいハムスターにとって、冬眠はとても負担がかかる行動です。
ペットとして飼われるハムスターは温度管理をしてあげることが基本。
管理してくれよな。俺は何もしないから。
任せてね。飼い主の責任よ。
ハムスターが亡くなるなんて悲しいことにならないように、擬似冬眠は絶対に避けましょう。
ハムスターが寒いときの対策
まずは温度管理を
ハムスターの様子を見て寒がっているのか心配するのも大切ですが、普段から温度管理をしていればそこまで心配する必要もありません。
はむねこ家では温度管理バッチリしてますよ!
温度管理の方法はとってもカンタン♪
たったコレだけです!
めっちゃ簡単やん。
そう、本当に簡単。
たったひとつ、温度計を置くだけなんです(笑)
さん
温度管理、したことないなぁ。
という方は、まずは温度計を設置して、いまハムスターを飼っているケージ近くが何度なのかを確認しましょう。
はむねこ家がオススメする温度計はコレ↓
オシャレな見た目で、インテリアにもなじみます♪
寒さ対策の方法
ハムスターのための寒さ対策としては、ざっくりまとめると以下の方法があります。
難しく考える必要はありません。
とりあえずエアコンで暖房をつければ間違いないよ。
エアコンをつけて室温を上げてしまうのが、一番の寒さ対策になります。
が、
さん
エアコンは電気代がかかるから、なるべく使いたくないなぁ・・
とお悩みの飼い主さんもいらっしゃるかと思います。
そんな方には、こちらの記事↓がオススメです。電気代を節約しながらできる寒さ対策の方法についてまとめています。
>> 【ハムスター】寒さ対策9選!手軽で経済的な方法も【初心者必見】
併せてをご覧ください♪
寒さ対策の注意点
ここで、寒さ対策をするうえでの注意点を2つ挙げておきます。
ハムスターを飼っているケージを暖かくしようと考えて、ケージを直射日光のあたる場所に置くことは避けた方が良いです。
理由は、ケージ内の寒暖差が激しくなるから。
ハムスターは急な温度変化にも弱い生き物です。
直射日光によってケージ内の温度が急変しないように注意しましょう。
また、床材や巣材に綿を使うこともあまりオススメしません・・
などのリスクがあるからです・・
ただ、ハムスター用に販売されている絡まりにくい商品なら安心です。
この商品はハムスター用に製造されているので安心ですが、その他の綿を使うのは避けましょう。
ハムスターが窒息して死亡してしまったら可哀想です。
ハムスターが寒いときはすぐに対策を!
以上、「ハムスターが寒いときのサインと対処法」についてでした!
ハムスターが寒いときのサインを見逃さないようにしつつ、普段からしっかりと温度管理をしてあげましょう♪
擬似冬眠だけはゼッタイに避けてくださいね!!
みなさんが素敵なハムスターライフを送れますように♪
それでは!