さん
ハムスターが落下事故を起こしたけど、元気そうだし放置でいいよね??
という方へ。
この記事では、
について解説していきます。
この記事を読めば、落下事故を起こしたハムスターに適切な対処をして、今後同じような事故を起こさないように予防できます。
当ブログ「はむねこメモリアル」では、ハムスターを大切に育てたい飼い主さんに向けて、お役立ちコンテンツを発信しています♪
記事の前半で、落下事故への対処法を紹介します。
読んだらすぐに行動してね!
ハムスターが落下事故をしたときの対処法
ケガを確認する
ハムスターが落下事故を起こしてしまったら、ケガをしていないか注意深く観察しましょう。
などの体調不良がないか確認しましょう。
元気そうでも大丈夫じゃないことがある
ぱっと見、落下事故のあとでも元気そうなハムスター。
さん
何ともなさそう。良かった!
と安易に判断してはいけません。
ハムスターはもともと、自分の体調不良を隠す習性があるのです。
野生の世界では、敵がいっぱいいるわたしたち。少しでも弱いところを見せたら、すぐに捕食されてしまいます。だから、体調が悪くても、だれにも気づかれないように元気なフリをしなければなりません。
今泉忠明(監修)『ハムスターがおしえるハムの本音』(朝日新聞出版/2018)
体が小さなハムスターのケガや不調は、飼い主が簡単に見つけることはできません。
などに注意して様子をみる必要があります。
何センチ(cm)落ちたかは関係ない
さん
落ちたけど、10cmくらいだし大丈夫だよね。
と油断するのもキケンです。
人間から考えるとわずかな高さでも、体が小さなハムスターにとってはかなりの高所になっている可能性もあります。
また、高さが大したことなくても、打ちどころが悪ければケガをすることはあります。
人間でも、少しの段差でケガをすることがあるよね・・
「何センチの高さだから大丈夫」というような判断をするのではなく、あくまでハムスターの体調に異変がないかをしっかりと見極めることが重要です。
動物病院へ連れて行く
とにもかくにも、
さん
高いところから落ちちゃったけど、大丈夫かな・・
どうしようかな・・
と感じるようなら、すぐに動物病院へ連れて行くことをオススメします。
ということについては、事故のあとすぐに判断できます。
しかし、食事量や排泄物の異常を確認するまでには、ある程度時間の経過が必要です。
動物病院に連れて行くかどうか悩むようなら、すぐに連れて行くのが正解です。
診察で何も問題なければ、「健康診断してもらえた」と考えよう!
モタモタしてたら、手遅れになってしまうかも・・
すぐに連れて行ってあげて。
ハムスターを動物病院へ連れて行く方法については、こちらの記事↓に詳しくまとめています。
>> ハムスターを動物病院へ連れて行く方法!5つの準備が大切です。
落下事故の再発を防ぐ
ハムスターを動物病院で診察してもらって、診断はどうでしたか?
落下事故が起きてしまったことは、もう元に戻せません。
しっかりと反省して、二度と事故が起こらないように対策しましょう。
ここからは、ハムスターの落下事故を予防するための解説です。
ハムスターは落下事故をしやすい生き物
視力が弱い
ハムスターはもともと視力が弱い生き物です。
自分が高いところにいるかどうかの判断ができません。
周囲の情報は「嗅覚」と「聴覚」で感じとるんです。
夜行性だし、暗い地中の巣穴で暮らしてるもんね。
ですので、ハムスターを高いテーブルの上で遊ばせたりすると、テーブルの端っこがわからずに落下してしまうことがあります。
バランスを取りにくい
ハムスターはバランスを取るのが苦手なので、余計に高いところから落下しやすいです。
さん
ネズミの仲間だから、高いところにも登れるんでしょ?
いえ。ハムスターの尻尾は短いから、ダメなんです・・
長い尻尾でバランスを保ちながら、高いところにも登っていくようなネズミとは違って、野生のハムスターは地中に潜って暮らしています。
ですので、尻尾でバランスを取る能力は発達していません・・
こういったハムスターの特徴は、ハムスターの野生での暮らしを知ると理解が深まります。
>>【野生のハムスター】ペットと違うところ5選!出身地や歴史も解説。
余談ですが、尻尾が短いハムスターのお尻は「ハムケツ」と呼ばれ、ハムスター愛好家のなかで大人気なのをご存知でしょうか?
尻尾が短いからこそ、独特の可愛さを醸し出していますよね(笑)
もちろん、はむねこ家もハムケツが大好きです。
好きすぎてハムケツの魅力についてまとめてみました(笑)
ハムスターの落下事故の対策ができたら、後でこちらの記事↓も読んでみてくださいね。
ハムスターが落下事故を起こす原因
ハムスターが落下事故を起こす原因には
などの原因があります。
① 脱走
ハムスターがケージから脱走してしまい、そのまま台の上から落ちてしまうという落下事故のパターンがあります。
などの理由で、ケージから脱走してしまうことが多いです。
ハムスターの脱走対策については、こちらの記事↓にまとめています。
>> ハムスターが脱走!?捕まえ方と予防策【すぐにすべき5つの対処】
② 部屋んぽ・散歩
ハムスターを部屋のなかでお散歩(部屋んぽ)させる習慣がある場合は、注意が必要です。
部屋んぽには
などなど、しっかり対策していなければハムスターがキケンな目に合います。
なかでも、カーテンで高いところまで登っていき、うまく降りられずに落下してしまうという事故は多いです・・
はむねこ家では、リスク回避のために部屋んぽはさせていません。
ハムスターの部屋んぽについては、こちらの記事↓をご覧ください。
>> ハムスターの散歩はサークルで!部屋んぽには注意点が5つもある。
③ 手から逃走
ハムスターと遊んでいるうちに、手から逃げ出してしまい、高いところから落下するという事故もよく起こります。
これは、ハムスターが飼い主の手に慣れていないのに、無理やり手に乗せたりするとハムスターが暴れて逃げてしまうというパターンが多いです。
手に乗せるのは、ハムスターが慣れてからにしようね。
ハムスターを飼い主の手に慣れさせる方法は、こちらの記事↓をご覧ください。
>> ハムスターに手乗りさせる方法!【簡単5ステップ】注意点も紹介。
④ 金網によじのぼる
金網タイプのケージでハムスターを飼っている場合は、金網をよじ登って天井につかまり、力尽きて落下するという事故が多いです。
ハムスターは好奇心旺盛なので、登れるところがあればどんどん登ってしまいます。
でも、降りるのが苦手だから落下事故につながるの・・
好奇心旺盛という理由以外にも、ストレスなど様々な要因でハムスターは金網によじ登ります。
さん
うちの子、普段からよく金網によじ登ってるかも・・
という方は、ぜひこちらの記事↓にも目を通してみてください。
>> 【ハムスター】うんていの5つの理由。対策して危険を回避して!
⑤ 2階建てケージ
2階建てタイプのケージをハムスターを飼っていると、2階部分から下に落下してしまうということがあります。
2階建てタイプのケージは、多くが金網タイプのケージなので、天井によじ登るリスクもあります。
はむねこ家では、ハムスターに安全に暮らしてもらうために水槽ケージを愛用しています。
水槽ケージはメリットがたくさんあるので、オススメです。
⑥ 垂直のトンネル
ハムスターのケージに連結させるタイプのジョイントトンネルを垂直に設置した場合、ハムスターが落下してしまう危険があります。
こういうやつね↓
ハムスターの遊び場として重宝するアイテムですが、飼い主の興味本位で垂直に設置するのはやめましょう。
はむねこ家でも、はじめてハムスターを飼い始めた頃に、垂直にトンネルを設置して楽しんでいたことがあります・・
勉強不足でした。反省しています。
幸い、落下事故を起こしたことはありませんでしたが、キケンと隣り合わせの飼い方をしてしまいました・・
良い子はマネしないでね。
今は水槽ケージを愛用しているので、ジョイントトンネルは使っていません。
⑦ 回し車で吹っ飛ぶ
ハムスターが回し車から吹っ飛ばされて落下し、ケガをするという事故も起こります。
これは、ハムスターの体格と回し車のサイズが合っていないことが大きな理由です。
さん
ウチのハムスター、よく回し車でグルグル吹っ飛んでる・・
という方は、回し車を見なおす必要があります。ぜひこちらの記事↓をご覧ください。
>> ハムスターが回し車で吹っ飛ぶ3つの原因【ケガと肥満のリスク】
ハムスターの落下事故を防ぐ方法
水槽ケージを使う
ハムスターの落下事故を防ぐための最善の方法は、水槽タイプのケージを使うことです。
などなど、ハムスターの落下事故を防ぐためにピッタリ♪
オシャレだし、もう手放せないです。
>> ハムスターには水槽ケージがオススメ!3つの理由で楽しく飼える♪
プレイサークルを使う
ハムスターと遊ぶときの脱走対策として、小動物用のプレイサークルを使うのもオススメです。
飼い主も一緒に中に入って遊べます♪
など、ハムスターにも飼い主にも嬉しい仕様です。
はむねこ家でも大活躍!
写真も撮りやすい♪
高い位置にケージを置かない
さん
飼い主がハムスターのお世話をしている隙にハムスターが脱走・・
なんてことが稀にあります。
万が一、ハムスターが脱走してしまっても落下事故につながらないように、ケージを高いところに設置しないようにしましょう。
ケージの場所を変えるのは、お手軽な対策だね!!
床材をたっぷり入れる
ハムスターがケージ内で高いところから落下したり、回し車で吹っ飛ぶことがあってもケガをしないように、床材をたっぷり入れるようにしましょう。
クッション効果でケガを防げます。
ただ、
さん
床材をたっぷり入れるとなると、もったいないなぁ・・
という考えが頭に浮かぶものです。
そんなときにオススメなのが、GEXさんの「ごきげん快適マット」です。
などなど、メリットがたくさん♪
はむねこ家では愛用しています。
「ごきげん快適マット」の詳細なレビューについては、こちらの記事↓をご覧ください。
ハムスターの落下事故を防いで元気に遊ぼう
以上、ハムスターが落下事故を起こす原因と対処法、注意点についてでした!!
事故が起きたら、とにかく動物病院へ!!
あとは再発防止のために、しっかりと対策を!!
皆さんが素敵なハムスターライフを送れますように♪
ではまた!!