こんにちは!ハムスター大好き家族「はむねこ家」の妻 まおみ です。
このブログでは、ハムスターを大切に育てるために知っておきたい知識を解説しています。

私は飼育本や文献を10冊以上読んで、ジャンガリアン・ロボロフスキー・ゴールデンを育ててきました。きっとお役に立てます!
この記事にたどり着いた
- ハムスターをこれから飼う
- いま金網ケージで飼ってるけど水槽ケージを検討している
という方は、

さん
水槽でハムスターは飼いやすいの??
という疑問をお持ちなのではないでしょうか!?
はむねこ家では、もともと金網ケージを使っていましたが、途中から水槽ケージに切り替えました!
今ではすっかり水槽ケージがお気に入りです!

今後は水槽ケージしか使わないと思います!
この記事では
について紹介していきますね!
この記事を読めば、水槽ケージにしようか悩んでいる方も、水槽ケージのすばらしさが分かります!

きっと水槽でハムスターを飼いたい!と思ってもらえるはずです
先に紹介しておくと、はむねこ家のオススメの水槽ケージはこちらです↓
ハムスターのケージに求められること

ハムスターが運動するための広さ
ハムスターは想像以上に運動量が多い生き物です。野生のハムスターは一晩で何キロも走ることも。
<前略>夜になると餌を探索し、ゴールデンハムスターでは1日で7-13時間歩行し、距離にして11.5-21.1kmを移動している
1.ハムスターの基礎 – epc-vet.com
また、非常に縄張り意識が強いため、広いケージほどストレスなく過ごせます。

ちゃん
(ジャン)
狭いのはつらいでち。
ハムスターの安全性
視力が弱いハムスター。
金網を登って落下したり、 網目の隙間に足をはさんだり、または脱走して怪我をしたり。
不慮の事故が起きないように、ハムスターに安全に暮らしてもらえるケージが必要です。

さん
(ジャン)
嗅覚と聴覚はバツグンですけどね。
ハムスターの脱走を防止するための高さ
ハムスターって、予想以上に運動神経が良いです!
器用にハウスの屋根を経由して給水器や回し車の上に登ったり・・
ハムスターが無理やり高い柵をこえて外に落下した場合、ケガをしてしまいます。
ですので、閉じられている金網ケージではなく、上部が空いている水槽ケージにする場合も、ある程度高さがあるものを選ぶ必要があります。
ハムスターの脱走については、こちらの記事↓で詳しく解説しています。
ハムスターのお世話のしやすさ
ハムスターのエサやお水は毎日変えてあげる必要があります。
また、床材はトイレの砂なども1週間に1度は掃除したいところ。
ですが、一部の金網ケージでは、屋根を外して分解しないと、ほとんど中のものを取ったり交換したりできない作りのものがあります・・
そのようなケージを使ってしまうと

さん
ハムスターのお世話って、面倒ね・・
と感じてしまいます。
頻繁にお世話することになるので、ケージを選ぶときは、お世話がしやすいかどうかをしっかりと考えておきましょう!
ハムスターのケージに水槽がオススメな理由

まずは一般的にハムスターのケージとして水槽がオススメされる理由を4つ解説します。

実際に使って分かったメリットもあります!あとで3つ、別でお伝えしますね!
水槽のメリット① ハムスターの不正咬合を防止できる
水槽ケージは、シンプルな構造をしていてハムスターがかじれる部分がほとんどないです。
このおかげで、ハムスターが不正咬合になってしまうリスクをかなり下げることができます!
【不正咬合(ふせいこうごう)】
歯の噛み合わせが悪くなり、食事ができなくなったり、口の中が傷ついたりする症状。
ただ、ハムスターのケージというと、ぱっと思いつくのは金網タイプのケージ。
通気性がよく、価格もお手頃。
一般的にはこのタイプが良く販売されていますよね。
しかし、
と思っています。
なぜなら、ハムスターが金網部分をかじって歯を折ってしまったり変形したりして、不正咬合になる可能性があるからです。

その点、水槽のケージはかじって歯を痛める可能性はほぼゼロです。
水槽のメリット② ハムスターの安全を確保できる
本来ハムスターは、地上と地中で暮らす生き物。
ハムスターは、高いところで空間を認識するのが苦手なため、
金網のケージの金網をよじ登った後、うまく降りられず落下する危険性があります。
落下事故の危険性については、こちらの記事↓も合わせてご覧ください。
十分な高さがある水槽であれば、登ったり脱走したりすることもありません。
ゴールデンハムスターでも安心です。
水槽のメリット③ ハムスターのお世話がラク
水槽ケージは上が空いているので、エサを交換したり、汚れた部分の床材・トイレ砂を交換するのがとっても簡単!!

金網ケージ時代より、かなりラクになりました!
ハムスターの小さいフンなどを取り除くのも、水槽ケージだと両手を突っ込めるのでお掃除しやすくて快適でした!
水槽のメリット④ ケージがシンプルでインテリアに馴染む
ハムスターの金網ケージって、商品自体はとってもかわいいけど、いざお部屋に置いてみると

さん
なんかお部屋に合ってないような・・
と感じることが多いです。
ケージの作りが複雑で見た目がごちゃごちゃしていたり、カラフルで目立ちすぎたり・・
やはり、お部屋のインテリア性も考えるなら、圧倒的に水槽ケージがオシャレです!
最近だと、見た目がシンプルで色もカラフルじゃなくて半透明のプラスチックケースも販売されていますが、いちばんインテリアに馴染むのは水槽ケージで間違いありません。

本体がシンプルだからこそ、季節の飾りつけなどがとても映えますよ!

ハムスターのケージを水槽にした経緯【体験談】

はむねこ家では、水槽ケージに切り替えるまでに、2匹のハムスターを飼っていました。

この2匹を飼っている時代は、金網ケージを使っていて、しかも飼育知識の浅さから、ハムスターにストレスを与えてしまう飼い方をしていたと思います・・・
そして、水槽ケージに切り替えを行ったのが、ロボロフスキーハムスターの2匹をお迎えしたタイミング。

新たにロボちゃんを迎えるにあたって、悩んだのがケージ。
いろいろ悩んだ結果、水槽ケージがベストだと判断して水槽ケージに切り替えました!

今ではすっかり水槽がお気に入り!
ここからは、はむねこ家が水槽ケージに切り替えた理由を実体験を交えながら紹介していきます。
水槽ケージにした理由① 金網ケージで不正咬合になったから
はむねこ家も、以前は金網タイプのケージを使用していました。
ただ、初代ハムスターひじかたさんも、2代目ハムスターきゅーちゃんも、そろって金網をカジカジと噛んでいたんです。

もちろん、他にストレスの原因があって、金網を噛んでいたのかもしれません。
しかし、結果としてきゅーちゃんは不正咬合になってしまいました。
不正咬合になると、普通の乾燥したペレットがうまく食べられません。
はむねこ家では、ペレットをふやかし団子状にして与えていました。
また定期的に通院し、歯を整えてもらっていました。
食べ物がうまく食べられないことも、定期的に病院に行くことも、とってもストレスだったと思います。

本当に申し訳ない気持ちです。
ケージをかじるのは、不正咬合の原因になりますし、一旦不正咬合になってしまうと、ハムスターに大きなストレスがかかります。
こうした過去の失敗談からも、水槽型のケージをおすすめします。

先代2匹には申し訳ないことしたなあと反省。
水槽ケージにした理由② ハムスターが高齢になったときに最適だと気付いたから
ハムスターは高齢になってくると手足の力が弱くなり、段差で転んだり、高いところから転落してケガをしてしまう可能性があります。
これは2代目ジャンガリアン「きゅーちゃん」が2歳を超えて高齢になり、次第に歩き方がぎこちなくなってきたときに実感しました。
いつもトンネルを登って2階を使っていたのに、気付いたらトンネルの途中で諦めて引き返したり、身体が衰えているのに、少し金網によじ登っては転落したり・・
高齢のハムスターは金網ケージで生活しているだけでキケンだと感じるようになったのです。
ですので、今となっては、ハムスターが高齢になって老化してきたらケージをバリアフリー化してあげるべきだと思っています。
はむねこ家としては、そもそもハムスターが高齢になる前から水槽ケージで飼えばいいか!という結論に至っています。
水槽ケージにした理由③ ケージのインテリア性を重視し始めたから
金網ケージで飼っていたときは、ケージにジョイントのトンネルをつないだりして楽しんでいました。
ですが、だんだん、

なんかごちゃごちゃした見た目がオシャレじゃない!

お部屋の中でケージが変に目立ってるかも。
と感じるようになっていました。
先ほどお伝えした、金網ケージでの失敗談と、ハムスターが高齢になったときにも安全だと気づいたこともあり、ロボロフスキーの2匹をお迎えするタイミングで水槽ケージに切り替えることに決めました!
いま思えば、水槽にしてて本当に良かった~
やっぱり、水槽にするとお部屋がスッキリしました!

ほかに、使い始めてから気づいた意外なメリットも、これからお話していきますね!!
ハムスターのケージを水槽にしてわかった意外なメリット

水槽のメリット⑤ ハムスターのきれいな写真を撮りやすい
透明でないケージは、どうしても姿が確認しづらかったり、 可愛い姿を写真におさめようとも、うまく撮れなかったりしますよね。
水槽だとカメラを上から向けることなく写真を撮れるのも、ハムスターに恐怖心を与えなくて良いかなと思います。

水槽ケージを検討しているときには思いつかなかったですが、最大のメリットは

水槽ケージにしたおかげで、きれいな写真をたくさん残せました!
水槽のメリット⑥ ハムスターを飼うお部屋が汚れにくい
金網ケージを使っていたときに、さりげなくストレスに感じていたのが
ということ。
ハムスターが元気に動き回った結果なので仕方ないのですが・・・

でもやっぱり部屋はきれいに保ちたい!
と思っていました。
これが水槽ケージに変えてみると、中から床材やトイレ砂がこぼれることは一切なし。
「ケージを置いてる部屋の床が、なんだかザラザラする・・」という不満がなくなりました(笑)
水槽のメリット⑦ ケージの掃除がしやすい
水槽ケージは上が空いているから、お世話のしやすいのは想像していましたが、ケージ自体のお掃除・お手入れのしやすいと気づきました!!

さん
水槽って重たいから掃除しにくいんじゃないの?
と感じるかもしれませんが、

これ、意外に快適!!動かさなくても掃除できます!
【はむねこ家での具体的な水槽ケージの掃除方法】
- ハムスターを別の場所に退避させる
- 回し車など、中のものをすべて出す
- 小さい「ほうき」と「ちりとり」で床材やフンを全部取る
- アルコールで中を拭き上げる
ただの平面が全部で5枚あるだけ(床①+側面④)だから、掃除が簡単すぎる!

ラクすぎて感動!
この掃除のラクさを知ってしまったら、もう水槽ケージを手放せなくなりますよ(笑)
ハムスターのケージを水槽にした場合のデメリット

もちろん、メリットがあれば、デメリットもあります。
ハムスターを水槽の上からお世話することになる

水槽型のケージは、一部のアクリル水槽を除いて、前開きタイプではありません。
その結果、上から手をいれてお世話するしかないんですよね。なので、警戒心が強いハムスターが慣れにくくなる可能性があります。

手をいれるときはゆっくり!!
水槽ケージはアクリル製だと高価・ガラス製だと重い
アクリル水槽はそこまで重くなく、物によっては前開きができたり、工夫されたものがあります。
ただお値段がはるんですよね。大体1万円~2万円だと思います。

3万円近くするものもありますよ・・!
ガラス水槽は、お値段はお手頃で買いやすいです。約3千円~4千円。
ただし、重たい!!
はむねこ家はこのガラス水槽にしましたが、約10キロあります。
ですが、一度置いてしまえば、そう移動させることもないので問題ないと思います。
水槽ケージは通気性がやや悪い
言い換えれば、保温性が高いのですが、こまめな掃除が必要になります。
また、給水器や回し車も設置型になるため、巣箱、トイレ、砂場・・・と置いていくと、案外狭くなってしまったり。ハムちゃんがのびのび暮らせるようにも、ある程度の大きさの水槽を買わないといけません。

大きすぎかな?と思ったけど、色々設置するうちに、適切な広さになったね。
ハムスターのケージは水槽で決まり!【まとめ】

メリット・デメリットありますが、とにかく、
という結論で、ケージは水槽にしました。
アクリル水槽かガラス水槽かで迷いましたが、お財布と相談し、 ガラス水槽を購入。

ハムスターの安全を確保できておすすめ!
商品の詳細をご覧になりたい方は、下記リンクからご確認ください!
また、はむねこ家では、ゴールデンハムスターの「ぽっちゃん」をお迎えしたときは、ストレスなく快適に過ごしてもらうために、幅90cmの水槽を用意しました!
ゴールデンをお迎え予定の方は、ご自宅のスペースに余裕があれば、90cmのおウチをぜひ使ってあげてください!

いかがでしたでしょうか?

これからハムスターをお迎えする方、ケージ選びに迷っている方のお役に立てたら幸いです!
ではまた!

さん
水槽ケージにするなら、ほかに何か必要なものはある?

吊り下げタイプの給水器は使いにくいので、スタンド型の給水器がオススメですよ♪