さん
水槽でハムスターを飼うのって、どうなの?使いやすい?
という疑問をお持ちの方へ。
あなたは今、
という状況ではないでしょうか?
一度購入すると長く使うことになるので、ハムスターのケージ選びって絶対に失敗したくないですよね?
ケージ選びで悩んでいるなら、ぜひ水槽ケージを試してみてください!
水槽ケージならハムスター飼育が劇的に楽しくなります!
この記事を読めば、いかに水槽ケージがハムスターの飼育にピッタリなのかが分かりますよ!
当ブログ「はむねこメモリアル」では、ハムスターを大切に育てたい飼い主さんに向けて、お役立ちコンテンツを発信しています♪
最後まで読んだら、水槽ケージが欲しくなっちゃうよ!
※先に紹介しておくと、はむねこ家が愛用するオススメの水槽ケージはこちらです↓
「どうしてこの水槽ケージがオススメなのか」は、記事を読んでいただけたら分かります。
ハムスターのケージは水槽がオススメ!3つのメリット
メリット① ハムスターが安全に暮らせる
水槽ケージを使えば、ハムスターを安全に飼育できるようになるので安心です。
不正咬合のリスクを減らせる
水槽ケージは、シンプルな構造をしていてハムスターがかじれる部分がほとんどないです。
このおかげで、ハムスターが不正咬合になってしまうリスクをかなり下げることができます!
【不正咬合(ふせいこうごう)】
ハムスターの歯の噛み合わせが悪くなり、食事ができなくなったり、口の中が傷ついたりする症状のこと。
ハムスターの前歯は伸び続けますが、ふつうはエサを噛んだりしていれば自然と削れます。
でも不正咬合になると歯が削れなくなって、伸びた歯がアゴを突き破ってしまうことも・・
ケージとして浸透している「金網ケージ」では、ハムスターが金網の部分をかじる可能性が高いです。
「歯が折れる・変形する」などのトラブルで不正咬合になりがち。
はむねこ家では水槽ケージに切り替える前は、一般的な金網ケージを使っていました。
典型的なパターンで、2代目ジャンガリアン「きゅーちゃん」は金網の扉をカジカジと噛んでしまい、不正咬合になってしまったんです。
「きゅーちゃん」が不正咬合になってからは
という、飼い主にもハムスターにも負担がかかる状況に・・
このことがキッカケで、はむねこ家では
不正咬合になりにくいケージはないかな?
と検討した結果、水槽ケージにたどり着いたんです。
かじれる部分がない水槽ケージでハムスターを飼育することで、典型的な「不正咬合」のトラブルを回避して、安心して飼うことができますよ♪
落下事故のリスクを減らせる
水槽ケージはシンプルな平屋建ての構造なので、ハムスターが高い場所から落下してケガをするリスクがないです。
高さがある水槽ケージなら、ハムスターが壁をよじ登ることもありません。
ツルツルしてて、登れねぇ~~
本来、ハムスターは地中に巣をつくって暮らす生き物。「高い場所に登る」という上下運動をする習性はありません。
なので、金網ケージで飼育している場合は、ハムスターが壁をよじ登ったりすると、うまく降りられずに落下する危険性が高いです。
ケガの予防には、水槽ケージが最適よ!
高齢ハムスターでも暮らしやすい
水槽ケージは、ハムスターが高齢になってからも安心して飼育することができます。
ハムスターは高齢になると、老化により手足の力が弱ってしまいます。
などにより骨折などのケガをするリスクがあります。
人気の金網ケージには2階部分があるからね。
若くて元気なハムスターなら、何の問題もなく遊べる2階建てケージも、高齢ハムスターにとってはケガの温床になります・・
水槽ケージならバリアフリーの環境を用意してあげられるので、高齢になったハムスターでも快適で安全に暮らすことができます!
若いうちから水槽で飼っておけばいいね。
メリット② ハムスターのお世話がラクになる
金網ケージから水槽ケージに変えると、ハムスターのお世話が楽になります。
エサ・水・砂の交換がしやすい
フタのない水槽ケージだと「エサの交換」「砂の入れ替え」をするときに、エサ入れやトイレを取り出しやすいからです。
ビックリするくらい負担が減ったよ!
多くの金網ケージでは、
という、掃除をしにくいストレスがあります。しかも、そのストレスが毎日・・(エサやお水は毎日変えたいですからね)
そんな状況で飼育を続けてしまうと、
さん
ハムスターを飼うのって、面倒ね・・
と、せっかくの幸せなハムスターとの暮らしに、影が差してしまいます・・
楽しくハムスターを飼育するためにも、お世話の負担が軽くなる水槽ケージを使うべきですよ!
飼い主には、笑顔で世話してほしいぜ。
ケージの掃除がしやすい
水槽ケージは、平らな板を組み合わせただけのシンプルが構造をしています。そのおかげでケージ全体の掃除が超簡単♪
さん
水槽って、動かすのが大変そうだけど、掃除できるの?
と疑問に思うかもしれませんね。でも大丈夫なんです。
掃除するときに、水槽ケージを動かす必要はありません。
はむねこ家での掃除方法はコレ↓
めっちゃラクなんです(笑)
金網ケージ時代に、「天井」「金網の壁」「トンネル」などのパーツを分解して、「よく分からないデコボコ」に苦戦しながら洗っていた、あの面倒な掃除は何だったんだ?
「少しでもケージの掃除をラクにしたい」と考えている方は、ぜひ水槽ケージを試してみてほしいです。
ケージの周囲が汚れにくい
意外と見落としがちなメリットですが、水槽ケージの方が金網ケージよりも周囲が汚れにくいです。
「汚れにくい」とは、具体的にいうと
が、ケージの周囲に散らからないってこと。
さん
なんかケージの周りがザラザラする・・
っていう不快感、ありませんか?(笑)
金網ケージは壁がスカスカなので、ハムスターがやりたい放題に暴れると、簡単にモノがこぼれてきます。
ハムスターが元気なのは嬉しいことですが、「部屋をキレイに保ちたい」というのが飼い主のホンネですよね?
水槽ケージは壁に隙間がないので、ハムスターの活動によって周囲が汚れる可能性はゼロです!
床材が落ちてたって?それ、キミが落としたやつだぜ。
メリット③ オシャレな暮らしができる
水槽ケージでハムスターを飼うことで、金網ケージでは実現できないオシャレな暮らしが手に入ります♪
インテリアに馴染む
水槽ケージの多くがシンプルな構造をしていて目立ちません。そのおかげで、お部屋のどこにケージを置いても馴染みます。
ほとんど透明・無色なので「大人のオシャレ」そのもの。
リビングに置いても悪目立ちしない!
また、水槽の透明さを活かして、「季節の飾りつけ」をすると楽しさ100倍ですよ!
(ハムスターが暮らすケージ内には、何も飾りは置いてません↑)
それに比べ、金網ケージの場合は、商品自体はとってもカワイイですが、いざお部屋に置いたときに
さん
なんかお部屋に馴染まないなぁ・・
と悩むことが多いです。
「シンプルさ」において、水槽ケージの右に出るものはありません!
ハムスターの写真をキレイに撮れる
ケージ選びのときに意識されないメリットですが、水槽ケージだと驚くほどキレイなハムスターの写真を撮影できます。
百聞は一見に如かず↓
など、金網ケージで飼育していると絶対に実現しない、楽しい撮影会ができますよ♪
ちなみに、金網ケージ時代に撮った写真はこちら↓
これ俺じゃねぇか。
ごめんよ(笑)
ハムスターとの思い出になる写真たち。せっかくならキレイに撮影して残したいですよね?
水槽ケージで撮った写真は、後から見返すのが楽しみになりますよ♪
ハムスターのケージを水槽にしたときのデメリット
ハムスターを水槽ケージで飼う場合のデメリットについても、正直にご紹介しておきます。
ハムスターを上からお世話することになる
多くの水槽ケージは「前開きではない形状」をしています。(基本的に、上部が開いている商品ばかり)
なので、ハムスターのお世話をするときは、上から手を入れてお世話をするしかありません。
さん
上からお世話したら、何がダメなの?
ハムスターが怖がるかもしれないんです。
自然界で暮らすハムスターは、自分より体の大きな動物に食べられてしまう側の生き物。
ハムスターが「上から降りてくる飼い主の手」を「自分を襲ってきた天敵」だと勘違いしてしまい、警戒心が高まるかもしれません。
そのせいでハムスターが飼い主になつきにくくなる可能性も・・
でも、少しだけ工夫してお世話すれば大丈夫です!
その工夫とは、「水槽に手を入れるときは、ゆっくり動かす」ということ。
手をゆっくり動かすだけで、ハムスターを驚かさずに済むんです。
ちなみに、「ゆっくりした動作でお世話をする」というのは、水槽ケージに限った話ではありません。
どんな状況でも、ハムスターをビックリさせないように、「そ~っと」手を動かしてお世話してあげましょうね。
金網ケージよりは通気性が良くない
水槽ケージは、金網ケージと比べると通気性が良くないです。
金網ケージの方が、壁がスカスカなので空気が通ります。(その分、床材がこぼれて汚れます)
通気性が良くはない水槽ケージで気を付けることは
ということです。
フタつきの水槽も売られていますが、フタをすると空気が通らなくなり、ケージ内に雑菌が繁殖しやすくなります。
病気になるから、雑菌キライ。
フタをせずに飼育するために、ハムスターが脱走できない高さの水槽を選べば問題ありません。
(水槽の選び方は、あとで解説します)
また、ハムスターの糞・おしっこを放置すると、これも雑菌の繁殖につながりますが、こまめに掃除をすれば大丈夫です。
ガラス製だから重い
ガラス製の水槽は、お値段が手ごろで買いやすいです。ですが、ビックリするくらい重いです。
ウチのは約10キロあるよ。
ガラス水槽のケージが重いので、「移動させにくい」というデメリットは否定できません。
ですが、一度ケージを置いてしまえば、模様替えでもしない限り水槽を動かすことはないです。
(先ほどお伝えしたように、掃除のときも水槽を動かさなくて大丈夫なので)
ケージを移動させたいときは、家族・友人と複数人で作業すれば問題ありませんよ。
ちなみに、軽い水槽が欲しい場合は、「アクリル製の水槽」を買うという選択肢もありますよ。
ただ、お値段が・・(1万円~2万円が相場)
はむねこ家はガラス水槽一択です(笑)
ハムスターのケージに適した水槽の選び方
水槽なら何でもハムスターの飼育に使えるワケではありません。
水槽ケージでハムスターが健康に暮らすためには、商品選びのポイントがいくつかあります。
運動しやすい広さ
ハムスターを飼うには、運動しやすい広さのある水槽ケージを選ぶ必要があります。
ハムスターは私たちが思っている以上に運動量が多い生き物です。
野生のハムスターはひと晩で何キロも走るんだって!
野生のハムスターは、ごはんを手に入れるため、毎晩3~8キロ走り続けます。
今泉忠明(監修)『ハムスターがおしえるハムの本音』(朝日新聞出版/2018)
なので、自宅のスペースが許すならば、なるべく大きなケージを用意してあげましょう。
ゴールデンハムスター | 幅 60cm以上 |
ジャンガリアン・ロボロフスキーハムスター | 幅 45cm以上 |
一般的に売られているハムスター用の金網ケージは、はむねこ家がオススメしているよりもサイズが小さい商品が多いです。
(大きいほど売れにくいのかもしれませんね。)
ちなみに。
はむねこ家では、先ほど紹介したオススメの水槽サイズよりも、さらに大きいものを使っていました。
快適ですわ。
(ゴールデンの「ぽっちゃん」用の水槽ケージ全体の写真がない・・)
体が小さいロボロフスキー「ぴぃちゃん」「チャップリン」用のケージは、すでに紹介してますが、こんな感じ↓
元気いっぱいに遊んでくれると嬉しい!
あまりにケージが小さいと、ハムスターはストレスを感じてしまいます。長生きしてほしいなら、大きなケージを選ぶべきです。
(写真が残ってないせいで、幅 90cmある「ぽっちゃんの大豪邸」の全貌をお見せできないのが残念です)
さん
ハムスターが元気に過ごせたらいいな♪
という方は、幅 60cm の水槽ケージを選んであげてください。
脱走を防止する高さ
ハムスターは脱走しやすい生き物なので、水槽ケージには高さも必要です。
私たちが予想しない動きで、ハムスターは器用に脱走しようとします(笑)
なので、「ハウスの屋根にハムスターが立っても脱走できない高さ」が水槽選びのポイントになります。
さん
フタをすれば脱走できないでしょ?
確かにそうですが、フタをすることで
というリスクが上がります。
ですので、はむねこ家では水槽ケージでフタをしない飼い方をオススメしています。
フタがあるとお世話しにくいし!
「水槽の高さが足りないからフタをする」のではなく、「フタ無しで飼育できる水槽を選ぶ」ことが大切です。
はむねこ家では、ゴールデンの「ぽっちゃん」、ロボロフスキーの「ぴぃちゃん」「チャップリン」の水槽ケージはすべて高さ 36cm で飼育していました。
ゴールデンハムスターの大きさになると、ケージ内のグッズ(トイレとか巣箱)に登って立ち上がった時に
ケージの上に手が届くんじゃない?
と少し不安になりましたが、脱走されたことはありません。
「ぽっちゃん」「ぴぃちゃん」「チャップリン」は、みんな同じ時期に飼っていたので、水槽の高さが揃っている方がオシャレという理由もあって、高さ 36cmの水槽で飼育していました。
高さがあるほど脱走のリスクが減りますが、ケージ内のお世話をしにくい・・
ということで、ハムスター用に購入するなら、高さ 35cmくらいの水槽がちょうどいいです。
※ハムスターが脱走しないという保証はできません。グッズの配置などに注意して自己責任で選んでくださいね。
オススメの水槽ケージはこれ!
ハムスターを水槽ケージで飼うには
程度のサイズが無難でオススメです。
さん
じゃあ、どの商品がオススメなの?
このサイズが使いやすいよ!
※はむねこ家で使っていたものと同じ商品が、いまは販売されていないみたいです。同じサイズの商品を紹介しています。
ハムスターのために作られた水槽なのでは?
と思えるくらい、ちょうどいいサイズ感です♪
ハムスターの水槽ケージで商品選びに困っている方は、ぜひお試しください。
水槽ケージでハムスターの飼育が楽しくなる
以上、ハムスターを水槽で飼う3つのメリットと、水槽ケージの選び方でした!
良いことだらけ!
みんな水槽ケージにすればいいのに♪
ハムスターを水槽で飼うとキレイな写真をたくさん撮れるので、とっても楽しくお世話できます!
オシャレだから、ついつい季節ごとの飾りつけをしてインスタ映え写真を撮りたくなっちゃう♪
水槽ケージにすることで、金網ケージの飼育で感じていた「お世話のしにくさ」がなくなります。
さん
ケージのこだわりは特にないよ。
というあなた、「水槽ケージでオシャレな暮らし」始めてみませんか!?
ケガをするリスクも下がるので、ハムスターの安全を考えれば水槽ケージ一択です!
皆さんが素敵なハムスターライフを送れますように♪
それでは!
【補足】
はむねこ家が水槽ケージと一緒に使っているグッズも紹介しておきますね。
この写真に写ってるよ!↓
「サイレントホイール」「ハッピーサーバー」「ハムちゃんの2階でごはん」「ごきげん快適マット」は、それぞれ商品レビューの記事も書いてます↓(参考にしてみてね)