さん
ウチのハムスター、いつもうんていしてぶら下がってるけど大丈夫かな?
という疑問をお持ちの方へ。
ハムスターがたくましく”うんてい”をする姿を見て、「元気なのはうれしいけど、危ないよね?ぶら下がるのをやめてもらうには、どうすればいいの?」と複雑な気持ちになりますよね?
私たち「はむねこ家」でも、ハムスターが金網ケージの天井にぶら下がって”うんてい”をするクセがついて、悩んでいました。
やめてほしくて色んな対策をしたものの、効果なし・・
ところが、とあることをキッカケに「ハムスターのうんてい」で悩むことが一切なくなりました!
ハムスターを飼育するすべての飼い主さんに、強くオススメしたい方法なので、この記事でシェアしたいと思います!
この記事で紹介する対策をすれば、確実にハムスターの”うんてい”をやめさせて、安心して過ごせるようになります。
当ブログ「はむねこメモリアル」では、ハムスターを大切に育てたい飼い主さんに向けて、お役立ちコンテンツを発信しています♪
うんていはキケンがいっぱい・・
ちゃんと対策してあげないとね!!
ハムスターがうんていでぶら下がる理由
お腹がすいている
ハムスターがお腹をすかせていて、うんていをしている可能性があります。
ハムスターが空腹を感じている場合、エサを求めてケージ内を隅から隅まで探索しようとします。
その流れで、足の踏み場になるもの(巣箱やトイレなど)にのぼり、そのまま天井の金網にぶらさがる、ということがよく起こります。
お腹がすいたら必死でエサを探すのは当然のことだよね・・
運動不足
ハムスターが運動不足により、うんていをしている可能性もあります。
ケージが狭かったり、普段から外に出して遊ばせてあげる習慣がない場合は、ハムスターが運動不足になっているかもしれません。
もともと野生のハムスターはとっても運動量が多い生き物です。
野生のハムスターは、ごはんを手に入れるため、毎晩3~8キロ走り続けます。
今泉忠明(監修)『ハムスターがおしえるハムの本音』(朝日新聞出版/2018)
ですので、たとえケージ内に回す車を設置していても、ハムスターにとってはまだまだ運動が足りていないこともあります。
運動不足により体力があり余ってしまい、とにかくケージ内を探索しまくった結果、うんていをしていることも考えられます。
ストレスが溜まっている
ハムスターがいまの飼育環境にストレスを感じていて、うんていをしている可能性があります。
こんな環境でハムスターを飼っていないか、チェックしてみてください↓
などなど。
ハムスターがストレスを抱えていると、
こんな場所いやだ!違うおウチを探すんだ!!
と探索をはじめてしまい、外に出られそうな金網にぶらさがっている、ということが考えられます。
好奇心旺盛だから
ハムスターがもともと好奇心が旺盛です。
幼いハムスターとなると、その傾向はさらに顕著です。
好奇心旺盛なハムスターは、特にネガティブな理由もなくケージ内をひたすら探索して動きつづけます。
その結果として、登れるところまで登っていき、金網などにぶらさがっている、ということも考えられます。
脱走できる場所だと覚えたから
ハムスターが金網の部分を外に出られる場所だと覚えてしまい、何度も脱走を試みて金網に向かっている可能性もあります。
金網部分を外してエサやりなどのお世話をしているのを見てしまうと、
お、あそこは外に出られる場所なんだな!!
と覚えてしまい、外の世界を目指して金網にぶらさがってしまっているのかもしれません。
脱走場所を覚えられるくらい、意外とハムスターの記憶力は良いです。
また、ハムスターにとって、脱走は”うんてい”よりも更にキケンなことだらけなので、しっかりと対策をしてあげる必要があります。
さん
ウチの子、うんていが癖になってる・・
という場合は、入念にハムスターの脱走対策をしてあげる必要があります。
ハムスターのうんていでぶら下がると危険
落下によるケガ
ハムスターがうんていをすることによる危険の代表として、落下によるケガが挙げられます。
力強く金網にしがみついているハムスターでも、急に力尽きてボトンっと床に落下することがほとんどです。
落下によって骨折や不正咬合などになり、ハムスターを動物病院に連れていかないといけなくなります。
病院に行くこともハムスターにとって負担になります。
ケガと通院で、2重のストレスに・・
落下してケガをすると、ハムスターにとっては大きな負担になりますし、寿命を縮めてしまうことにもつながります。
もしハムスターが落下事故を起こしたら、すぐに動物病院へ連れて行く必要があります。
「元気そうだし、大丈夫でしょ。」と油断してはいけません。
「ハムスターは自分の不調を隠す習性があるので、元気そうに見えても実は重症だった・・」なんてこともあります。
あとで紹介する対策を講じて、しっかり防いであげましょう。
ストレスがたまる
ハムスターはエサを求めていたり、外の世界に出たいと感じてうんていをしていることがほとんど。
ですが、どうしても外に出られないという状況が続くことで、精神的に大きなストレスとなってしまいます。
ハムスターはストレスに弱い生き物ですので、この状態を放置すると病気につながってしまう可能性もあります。
金網に手足が挟まりケガをする
金網が細かい場合や、金網とケージ本体の間に隙間がある場合に、ハムスターの手足が挟まってケガをしてしまうことがあります。
とくに、手足が挟まった状態で力尽きて体が落ちてしまうと、手足に大きな負担がかかりとってもキケンです。
これも骨折につながるかもしれません。
後で紹介する方法で対策をしっかりしてあげましょう。
ハムスターのうんてい対策
エサやりをしっかりと管理する
ハムスターへのエサやりは、時間と量を決めて定期的に与えてあげましょう。
不足したエサを求めて外の世界を目指してしまうことを防いであげます。
残っている古いエサは取り除いてね!!
また、少量のおやつ(ひまわりの種など)を床材の下に隠してあげると、ハムスターが野生でエサを探しだす行動を模倣してあげられるのでオススメです。
運動不足を解消する
ハムスターの運動不足を解消して、金網部分から外に出ようとすることを防ぎましょう。
運動不足を解消する方法としては、こんな感じ↓
回し車は、ハムスターの体の大きさに合わせて選んであげましょう。
サイズが合っていないと、「背中が反って負担がかかったり、うまく走れなかったり」と、ハムスターにとってストレスになります。
楽しくないし、回し車やめよっかな。
と運動不足になってしまいます。
運動不足を予防するには、ハムスターの体格に合った回し車を選ぶことが大切です。
また「部屋んぽ」(ハムスターをお部屋の中で散歩させること)によりハムスターの運動不足を解消する方法もあります。
ハムスターを外に出して遊ばせる場合は、時間を決めてメリハリをつけて遊びましょう。
長い時間ハムスターと触れ合うのはストレスになります。
あまり長い時間散歩させず、時間を決めてケージに戻します。時間は最大でも30分程度に。
三輪恭嗣(監修)『かわいいハムスターとの暮らし方』(ナツメ社/2017)
外に出すときは、ハムスターが逃げてしまわないように工夫が必要です。
はむねこ家では「部屋んぽ」を実践していませんでした。
その理由は、部屋んぽをさせるとハムスターを危険な目にあわせる可能性があるからです。
「部屋んぽ」は室内の危険をしっかり取り除いて環境を整えてあげられる家庭にしかオススメできません。
ケージを清潔にする
ハムスターが別の清潔な環境を求めて金網にぶらさがる、ということを防ぐために、定期的にケージを掃除して清潔にたもってあげましょう。
床材やトイレの砂を交換するときには、完全に入れ替えるのはやめましょう。
少しだけ古いものを混ぜてハムスターの匂いを残してあげることで、ハムスターが自分の縄張りとして認識でき、安心できます。
掃除の習慣があれば、臭いも気にならないから一石二鳥♪
ハムスターのうんていを100%やめさせる方法
ハムスターの”うんてい”を100%の確率でやめさせるにはズバリ、「水槽ケージでハムスターを飼育する」のが効果的です♪
そもそも金網部分がなくて、高いところに登れるような台がなければ、ハムスターが落下してケガをするような危険すらありません。
「物理的に”うんてい”できなくさせる」ということが、何よりも確実な方法になります。
さん
ケージを替えるなんて、ハードルが高いなぁ・・
その気持ちは分かります。
私たちもそうでした。
かつて金網ケージでハムスターを飼っていたときは、「どうして”うんてい”しちゃうの?」「飼い方が悪いの?」と悩みっぱなしでした。
でも、ハムスターの不正咬合を防ぎたいという理由から水槽ケージに切り替えたとたん、
水槽ケージなら、100%うんてい できないじゃん!
と気付いたんです!
水槽ケージをオススメする理由は、”うんてい”をやめさせるためだけじゃないんです。
水槽ケージでハムスターを飼育すると、嬉しいことだらけなんです!
“うんてい”で悩んでいた時期に、思い出を残したくて撮影したハムスターの写真はこちら↓
ですが、水槽ケージに替えてから撮影した写真はこちら!↓
どうせ飼うなら、キレイな写真で思い出を残したくない?
今では、はむねこ家では、水槽タイプのケージを愛用しています。
飼っているハムスター全員に、1つずつ水槽ケージを用意しています♪
僕たちも楽しく暮らせているよ♪
さらに、水槽ケージが透明なおかげで、オシャレに飾りつけをするのも楽しいんです!
(ぜんぶケージの外側で飾りつけしています)
ハムスターの命のキケンにつながる”うんてい”の悩みを解消するついでに、お世話するのが待ち遠しいくらい楽しみになっちゃう水槽ケージに切り替えてみてはどうでしょうか!?
心の底から水槽ケージをオススメしています!使ってみてほしい!!
\安全・オシャレの最強ケージ!/
水槽ケージのメリットは他にもたくさんあるんですが、ここでは説明しきれません!
こちらの記事↓もぜひご覧ください!
ハムスターのうんていは水槽ケージで即解決!
以上、ハムスターが”うんてい”でぶらさがる理由と対策の方法でした!
うんていは危険でいいこと無し。
ハムスターがケガをすると、ハムスター自身も可哀そうだし、通院のために飼い主さんにも負担がかかります。
水槽ケージにすれば、悩むことはないわ♪
ぜひ、メリットだらけの水槽ケージを使ってみてください♪
ハムスター飼育の楽しさが爆上がりしますよ!!
皆さんが素敵なハムスターライフを送れることを願っています♪
ではまた!
\安全・オシャレの最強ケージ!/