
こんにちは!まおみ(@maomihamham)です。
ハムスターがひっくり返る。
時と場合によって、どうしてひっくり返るのかその理由は異なります。
今回は、「自分の意思でひっくり返る」ときと「自分の意思ではなくひっくり返るとき」の2つのパターンを考えてみます。
自らひっくり返るとき。
砂浴びをしている。

これはジャンガリアンハムスターならよくみかけると思います。豪快に背中を砂にこすりつけて砂浴び。ハムスターにとっては、「お風呂」みたいなもので全身をきれいにしています。
個体によっては、全然砂浴びをしないこもいるようです。

ゴールデンハムスターは砂浴びしないこが多いようです。
暑くてひっくり返っている。

夏になるとよく見られますが、ケージ内でひっくり返っていることがあります。この場合、安心しているというよりは、「暑くて体温調整している」可能性が大きいです。
体の表面積を大きくし空気に触れさせて、熱を逃がそうとしてます。
ハムスターがもともと生息している乾燥した地域と違って、日本の夏はジメジメしています。ハムスターの適温20度~25度、湿度40%~60%という環境にするためにも、エアコンは必須です。
降参!もうやめて!という意思表示。

お腹というのは、どの生き物にとっても弱点です。
ひっくり返ってお腹をみせて「キーキー!」と鳴いているのであれば、怖がっています。ハムスターが環境に慣れないうちに触ろうとした、驚かせてしまった・・など、ハムスターが恐怖を感じる理由は多々あります。
また、ハムスターを多頭飼いしているときに、喧嘩をして一匹がひっくり返り、お腹をみせて鳴いていたら「降参!」の合図。喧嘩している時点で、その2匹は一緒に暮らすのは危険です。単独飼育にしてください。
脳に病気がある。
一概には言えませんが、自分の意思でひっくり返って移動してたり、動き回っているようであれば脳に病気にある可能性も否定できません。
そのこがたまたまそういった特技を覚えたのか、癖になっているのかもしれませんが、心配であれば一度動物病院へ行ってみてください。
自らの意思でなくひっくり返るとき。
驚いてひっくり返る。

ハムスターは人間の想像以上に、聴覚と嗅覚が発達しています。
人にとっては大した音ではなくても、ハムスターにとったら警戒の対象。あまりにびっくりした時は、ひっくり返ってしまうことがあります。
バランスがうまく取れなくてひっくり返る。
ハムスターのかわいい尻尾。ネズミの仲間なのに、「ネズミ」ときいて思い浮かべる姿とは違って、尻尾が短いですね。あれは、ハムスターは地中・地下で生活するため、「長い尻尾でバランスをとる」必要がなくなって尻尾が退化したからなんです。
つまり、上下の運動、特に上ったところから下りるのが大の苦手。落っこちてバランスを崩しひっくり返ることがあります。
何か病気やケガでひっくり返ってしまう。
普通に歩いているだけなのに、ころんとひっくり返る。バランスを崩してうまく歩けない。
そうなると、病気やケガをしている可能性があります。一度、近くの動物病院を受診することをおすすめします。
さいごに

以上、「ハムスターがひっくり返る。どうして?理由を解説します。」でした!

ハムスターがひっくり返っていたらびっくりするかもしれないけど、ちゃんと理由があるから大丈夫!
ハムスターを飼っている方の助けになれば嬉しいです。
ではまた!
まおみ
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