こんにちは!まおみ(@maomihamham)です。

うちのロボロフスキーハムスター ぴぃちゃん(右)とチャップリン(左)です。
今日は「多頭飼い」についてのお話。
ここでいう「多頭飼い」は「一緒のケージで2匹以上を同時に飼育する。」ということです。

SNSでも多頭飼いをみかけるよね!

でも絶対大丈夫なことではないよ!と思ってて。
これから多頭飼いを考えている人の参考になればと思います。
この記事では、
ということを、はむねこ家の体験談をふまえてお話します!!
そもそもハムスターは単独で生きる生き物
ハムスターは、基本的に他のハムスターと一緒に住むことはできません。
特に、ゴールデンハムスターやジャンガリアンハムスターの多頭飼いは絶対NGです。
ロボロフスキーハムスターだと、小さいころから同居している、相性がいいなど
条件がそろえば飼えることもありますが、
「ハムスター」であることに変わりなく、ある日突然喧嘩することもあります。

はむねこ家のロボロフスキーハムスターも、
初めのうちだけ一緒で、今は別のケージで単独生活です。

じゃあなんで多頭飼いできないのか・・っていう理由。
どうしてハムスターは多頭飼いできないのか?
ハムスターの縄張り意識は想像以上に強いから。
一般的に、性成熟を迎える生後2~3か月で「縄張り意識」が芽生えます。
そうすると、ハムスターは「臭腺」という分泌腺から自分のにおいを出してマーキング。
「ここは自分の縄張りだ!」といって、そこで生活します。


ハムスターの本能やね。絶対侵されたくない自分だけのスペース。
でも自分の縄張りに、他のハムスターがいたらどうなるでしょうか?
縄張り争いに発展します。例えそれが兄弟でも、です。
そして、「争う」ということは、つまり強者・弱者が決まるってことです。

力関係ができちゃうのか・・・。
じゃあ、弱者はどうなるの?
一旦力関係ができてしまうと、強いほうは弱いほうを追い出そうとするし、
弱いほうはここにはいられないと、その縄張りから出ていきます。
でもそれが同じケージの中だと、
強いほうは追い出そうにも、追い出せない。
弱いほうは出ていこうにも、出ていけない。
両者にとって、ものすごくストレスです。
結果、縄張り争いという名の喧嘩、というより強いほうが弱いほうを攻撃し、
かわいいハムスターが亡くなってしまうという最悪の事態になることもあります。

24時間監視するわけにもいかないしね。
何がきっかけで、いつ喧嘩が起こるか分からない・・・。

確かに、身体が大きくなってくると、別々のケージで暮らしてるね。

言い換えれば、大人のハムスターを一緒のケージで飼育してるペットショップは、ちょっと危険かも。
食欲やトイレ状況などが確認しづらいから。

ハムスターがちゃんとご飯を食べているか?身体に異常はないか、気になりますよね。
もし同じケージだった場合、どのこがどのぐらいご飯を食べていて、
どのこがどのくらいおしっこをしているか?ウンチをしているか?という
健康にかかわる大切なことが、非常に確認しづらいです。
また、一匹が病気になってしまったら、もう一匹に感染する確率も高まります。

確かに、一緒のケージだったら「どのハムスターがどのぐらい水飲んでるのか?」とかわからないよね。

もしかしたら、「一匹だけエサを全然食べられてない」ってこともあるかもしれないし。
ハムスターの健康を守るためにも、ケージを分けて飼うほうがいいと思います。
はむねこ家の場合:ロボロフスキーハムスターの多頭飼い
ロボロフスキーハムスターは多頭飼いしやすい?
ロボロフスキーハムスターは ハムスターの中でも体が最も小さく、臆病な性格です。
臆病な性格ゆえ、逃げるスピードはピカイチ。
そして、ロボロフスキーハムスターに関しては、
比較的多頭飼いがしやすいといわれています。

ただ、多頭飼いできる可能性が高い、というだけだと思います。
ハムスターの本能的な部分は変わらないからです。

ハムスターであることに変わりないもんねえ。
だから、縄張り意識もあるし、ゆえに喧嘩することもあります。
はむねこ家の場合

はむねこ家でも、小さいころから一緒に暮らしていた2匹を同時にお迎えしました。
初めこそ、同じケージでしたが、
ため、すぐにケージを分けました。
今となっては、分けてよかったと思っています。
いつか喧嘩が起こるかもしれないと心配になることもないですし、
ご飯をどのくらい食べているか?水は飲んでいるか?なども、確認できるからです。
結論: ハムスターにとって「多頭飼い」はデメリットしかない。
もちろん、ハムスターを飼育されている方の中には、
「うちは多頭飼いできているよ!」って方もいらっしゃると思います。

2匹寄り添って寝てるハムちゃんとか、
すっっっごく可愛い・・・!
ただ、そのように多頭飼いがうまくいく状況はが当たり前ではないですし、
いつ喧嘩が起こってもおかしくないと思うんです。
実際にロボロフスキーハムスターを多頭飼いしてみて、
「いつ喧嘩が起こるかわからない」なんてリスクを負うぐらいなら、
単独飼育のほうが、ハムスターは自分の縄張りが保ててストレス軽減になるし、
喧嘩など避けられるリスクを避けられるし、
飼い主も健康管理がしやすいので、
ハムスターも飼い主も双方が暮らしやすくなると思いました。
ですので、はむねこ家は多頭飼いではなく単独飼育をおすすめします。
もし!それでも「ロボロフスキーハムスターを多頭飼いしたい!」という方は、
何かあったときにすぐにケージを分けられるよう、
ケージ、巣箱、回し車などなど、きちんと準備をしておきましょう。
もちろん、 ロボロフスキーハムスターなら多頭飼いできる可能性があるだけで、

縄張り意識がとっても強いゴールデンハムスターやジャンガリアンハムスターの多頭飼いは絶対NGです!
今日もご覧くださりありがとうございました!
ではまた!
まおみ