ハムスターが高齢になってくると、
さん
ペレットを食べてくれない・・老化の影響かな?なにか食べやすいものはないかなぁ。
と悩む場面がやってきます。
柔らかいエサなら食べられる?
栄養は足りてるかな?
など、心配なことでいっぱいになりますよね・・
私たち「はむねこ家」が飼っていたジャンガリアンの「きゅーちゃん」も、2歳を超えてからペレットを食べてくれなくなり、悩んでいました・・
でもエサの工夫をしたり、新しい商品をトライすることで、ごはんをモリモリ食べてもらえるようになったんです。
この記事では、はむねこ家で実践した高齢ハムスターのための食事の工夫について解説していきます。
について解説します。
この記事を読めば、高齢ハムスターでもモリモリごはんを食べて、長生きしてくれる方法が分かります!
当ブログ「はむねこメモリアル」では、ハムスターを大切に育てたい飼い主さんに向けて、お役立ちコンテンツを発信しています♪
はむねこ家の「きゅーちゃん」は2歳を超えて腫瘍ができた頃から、食事量がガクンと落ちました。
はむねこ家では初めての高齢ハムスターのお世話となり、あたふた・・
どうすれば食べてくれるのか試行錯誤を繰り返して、とにかく食べてもらうことを優先してお世話してきました。
その努力の甲斐あってか、きゅーちゃんは2歳8か月まで長生きしてくれました。
ハムスターの寿命は2~3年だから、頑張ってくれた!
ペレットを食べなくなってから、8か月も生きてくれたね!
ハムスターの生命維持に食事は欠かせません。高齢でもなんとかしてエサを食べてもらう必要があります。
高齢ハムスターの食事でお悩みの方は、この記事で紹介する方法をぜひ試してみてください。
がオススメです!
とくに栄養剤には本当に助けられた!
すごい食いついてくれたもんね!
ペレット団子やおすすめの栄養剤については、記事の後半で紹介しますね!
ハムスターは高齢化すると痩せる
ハムスターは高齢になるとエサを食べる量が減る
人間からすると、小さな赤ちゃんのようにかわいい姿で癒しを与えてくれるハムスター。
ケージをカジカジしたり、出してアピールをしたり。手の上でご飯を食べたと思ったら、そのまま寝てしまったり。
日々のストレスがやわらぐ。ほんとに。
でも、そんなハムスターも高齢化しちゃいます。
顕著なのは、食事量が落ちたり、うまく歩けなくなったりすること。
さん
あれ?いつもよりペレットを食べてないかも。
と感じることが増えてきます。
病気や体調不良、歯の問題(不正咬合など)が見られないなら、高齢化により食事量が減っているということ。
ペレットにはハムスターに必要な栄養素がしっかりと含まれているので、何とか食べてほしいものです。
しかし、ペレットはいろんなメーカーから発売されているものの、高齢のハムスターに合わせた商品はほとんどないのが現状です。
妊娠期や授乳期のメス、成長期にある幼体に栄養価や成分が異なる食餌を与えることは当たり前であるが、成長ステージ別のペレットは一部を除いてあまり見かけない。
1.ハムスターの基礎 – epc-vet.com
ですので、硬いペレットを工夫して食べさせてあげるしかありません。
ハムスターは老化して痩せる。日頃から体重管理を!
ハムスターの個体ごとに差はありますが、早い子では1歳半くらいから老化によって食事量が落ちてきます。
食事量が減ると、飼い主が見た目でわかるくらい痩せてきます。
ハムスターが若いうちから体重を測るクセをつけておくと、体重が落ちてきたことに早く気付けるのでオススメです。
動物病院で診てもらうときも、毎回ハムスターの体重測定がありました。
獣医師さんから「いつもは何グラムぐらい?」と聞かれたりします。
日ごろからハムスターの体重を測るようにして、その子の適正体重を把握しておきましょう。
高齢ハムスターでも食べやすいエサ
ペレットをふやかして食べやすくする
2歳を過ぎたハムスターで硬いペレットを食べなくなったら、歯が弱ってきたのかも知れません。
年をとると硬いものが食べづらくなるのは、人も同じですね。
食べたいのに食べられない、辛いと思います。
はむねこ家では、歯の調子が悪くなった「きゅーちゃん」でも食べやすいようにペレットに少しの水をかけて、やわらかくしていました。
この時の硬さの目安は、まだ持てるくらいのやわらかさ。ドロドロではありません。
これで食べてくれるか様子見です。
こんな風に、1日2回の食事にしてました。
水を含ませたペレットは腐りやすいので注意!
ちなみに、はむねこ家の愛用ペレットも紹介しておきます。
食いつきがかなり良くて、本当に助かりました。
ペレットを団子にする
ハムスターは年を取るにつれて歯が弱くなり、しだいに硬いものが食べづらくなってきます。
さん
栄養は足りてるかなぁ。
と心配になりますよね。
先ほど紹介した、「ふやかしたペレット」でも食べにくくなってしまったハムスターの場合、ペレット団子がオススメです。
はむねこ家では、食いつきがよくなるようにハムスターの好きなものを混ぜて作っていました。(粟やかぼちゃなど)
混ぜるものは、その子の好き嫌いに合わせて調整してみてね。
まずペレットを砕きます。
はむねこ家にはミルミキサーなんて良いものはなかったので、手動です。
乳鉢と乳棒を使いました。
とはいえ、そのままでは硬くて大変です・・
砕けたペレットが吹っ飛びやすい!注意!
はむねこ家では、「にんにく潰し」で先にペレットを砕いてから、乳鉢に入れていました!
にんにく潰しを使えば、簡単に粉々にできますよ!
ペレット団子をつくるときに好物のおやつなども混ぜ入れて、とにかくハムスターの食いつきがよくなるように工夫しましょう。
その日によって、ペレット団子に入れるものを変えていましたが、きゅーちゃんはモリモリ食べてくれました!
ペレット団子も水分が多いので、こまめに取りかえたり、巣箱に残してないか確認しましょう!
ちゃん
ミルワームも混ぜてもらったぜ。
タンパク質を補えるからね!
ペレットを流動食にする
本当に食べられない・動けないというようなハムスターには「流動食」をオススメします。
噛むことが辛そうなハムスターでも、舌でペロペロ舐めることはできます。
おそらく、こういう状態にあるハムスターは、自分で給水器から水を飲むのも大変。
流動食なら水分も補える!
作り方はほとんどペレット団子と同じ。
ペレット団子よりも水を多く入れます。
→ 仕上がりは液体に近いです(本格的なドロドロの野菜ジュースくらい)
水分が多くなるので、体調を崩していないかこまめにチェック!(特に下痢)
はむねこ家のきゅーちゃんは、亡くなる3ヶ月くらい前からあまりペレット団子を食べなくなりました。
水もあんまり飲めてなかったし。
しかも、ペレットが置いてある場所に移動することさえ辛そうだったんです。
そこで
どうにか食べてほしくて、流動食にしました。
それをスプーンか浅めのお皿にいれて与えます。
お皿の置き場所にはキッチンペーパーを敷いて、こぼれても大丈夫なように。
ドロドロで食べやすかったのか高齢のきゅーちゃんでもモリモリ食べてくれました。
ちゃん
食べてるのか?飲んでるのか?
栄養剤を与える【食欲UP】
流動食ですら食いつきが悪くなってしまった場合は、栄養剤をオススメします。
ドロドロのペースト状の栄養剤なら、弱り切ったハムスターでも食べてくれる可能性があります。
ペレットを流動食に切り替え、きゅーちゃんはたくさん食べてくれたものの、やはり日がたつにつれて食べる量は減ってしまいました。
栄養が足りているのか、心配だなぁ
ということで、見つけたのがこちら。
SANKOさんの「プロテイン エナジーバイト」です。
ショ糖、小麦胚芽油を中心に、大豆パウダーやビタミンが入った栄養剤。
小麦胚芽油をベースにして、コラーゲン等の消化しやすい良質なたんぱく質を強化配合した、口当たりがよく、与えやすいペーストタイプの栄養補助食品です。
原料から極少量しか採れない貴重な小麦胚芽を取り入れ、健康に欠かせないビタミンE、Fがタップリと含まれています。
SANKO 「エナジーバイト」商品ページ より
ねっとりとしたペースト状で、ペロペロとハムスターが食べやすいチューブタイプです。
きゅーちゃんにあげてみると、それはもうすごい食いつきよう!!
こんなに食いついてくれると、ほっとします。
ちゃん
ウマすぎやん!!
ただ、
とのことです。
きゅーちゃんは亡くなる2日前、何も食べたくないって感じでした。
でも、
このエナジーバイトだけはなめてくれた!!
少しでも食べてほしい!生きてほしい!
と思うのは飼い主のわがままかもしれませんが、本当に嬉しかったです。
ハムスターの食欲不振に悩む方、ぜひチェックしてみてください。
このエナジーバイトに何度も助けられました。
高齢ハムスターでも食べられるものを探る
高齢化したハムスターの食事についていろいろ書きましたが、やっぱりいろいろ試して食べてくれるものを探すということに落ち着きます。
乾燥した豆腐をあげてみたり、ヨーグルトを少しあげてみたり。
粟の実をあげたり、もうそれはいろいろしました。
だって食べてほしいから!
食べてくれるかどうかはハムスターの好みによりますが、「どうしても食べてくれない」というとき参考にしてみてください。
高齢ハムスターのためにケージも見直して!
ここまで、高齢ハムスターのためにできるエサの工夫について紹介してきましたが、まだまだ高齢ハムスターのためにしてあげられることがあります!
それは、ケージをバリアフリー化してあげることです!
ハムスターの食事量が落ちているということは、確実に身体の機能も衰えはじめています。
人間の場合で考えると、ほとんどの高齢者向けの施設などでバリアフリー化が進んでいますよね!
同じことをハムスターのためにしてあげるべきです!
歩く力が衰えてきたハムスターが、快適で安全な生活を送れるようにサポートしてあげましょう。
高齢ハムスターのエサは柔らかいものを【まとめ】
以上、ハムスターが高齢になったら工夫すること【食事編】でした。
あくまで、はむねこ家での一例ではありますが、高齢ハムスターのための食事で困っている方の参考になれば嬉しいです。
「コレなら食べられるかな?」と試行錯誤しましょう!
食いつくエサをモリモリ食べてもらおうね!!
【ペレット団子を作るなら】
【ペレット団子さえ食べられないなら】
食いつき抜群!栄養を補助してくれる救世主!!「プロテイン エナジーバイト」
(エナジーバイトがなかったら、「きゅーちゃん」は3ヶ月早く亡くなってたと思います。)
高齢ハムスターのお世話は、また違った工夫が必要になりますよね。
全国のハムスターの飼い主さん、今日もハムスターの健康のために頑張りましょう!!
皆さんが素敵なハムスターライフを送れますように♪
ではまた!