さん
ハムスターの回し車って、どのサイズを選べばいいの?
とお困りの方へ。
ハムスター用の回し車って、商品のラインナップもサイズ展開も多くて、商品選びに疲れてしまいますよね?
そこで、「とりあえずコレを選べばいいよ!」というオススメを解説していきます。
先にオススメの商品を紹介しておくと、『サイレントホイール』という回し車のシリーズが超オススメです。
この記事を読めば、サイズ選びの基準を理解したうえで、ハムスターを「安全・快適」に使える回し車を選べるようになります。
当ブログ「はむねこメモリアル」では、ハムスターを大切に育てたい飼い主さんに向けて、お役立ちコンテンツを発信しています♪
はむねこ家では、いろんな回し車を試行錯誤して使ってきました。
参考にしてね!
【ハムスターの回し車】サイズが合わないときの悪影響
回し車のサイズがハムスターの体格に合っていない場合、さまざまな悪影響があります。
ハムスターの背中が反って体をいためる
ハムスターの体格に対して回し車のサイズが小さい場合、ハムスターは背中を反りながら走り続けることになります。
負担のかかる姿勢を運動することになるので、ハムスターが体をいためてしまいます・・
イテテ、腰をいためたかも?
すでに回し車をケージに置いているなら、ハムスターが背中を反った状態で走っていないか確認してあげてください。
ハムスターが吹っ飛ぶ
ハムスターの体格に対して回し車のサイズが大きい場合、ハムスターが回し車を走っているときに「ビューン!」と吹っ飛んでしまうことがあります。
回し車の遠心力に耐えられず、ハムスターの体が自分の体を制御できなくなって放り出されてしまうのです。
吹っ飛んだ衝撃でケガをする可能性もあるので、要注意!
(たまにSNSで、回し車から吹っ飛ぶハムスターの姿をおもしろがっている投稿を見かけますが、不謹慎ですよね)
運動不足で肥満になる
ハムスターの体格と回し車のサイズが合っていないと、ハムスターはうまく回し車を使えず、運動不足が原因で肥満になってしまいます。
体に痛みを感じたり、吹っ飛んだりする経験をするうちに、回し車を避けるようになるのは当たり前ですよね・・
アレ、使いたくない。
肥満は、いろんな病気・体調不良につながってしまいます。(人間も同じだね、ギクっ)
ハムスターに健康で長生きしてもらうには、回し車をしっかり使って、走りまくってもらうことが必須です。
【ハムスターの回し車】種類ごとに適したサイズ
ハムスターは種類によって体格がかなり違うので、種類に合わせた回し車のサイズを選びましょう。
ゴールデンハムスター
ゴールデンハムスターは、ペットとして飼われるハムスターの中でいちばん体格が大きいです。
幼少期(生後2ヶ月まで) | 直径 17cm |
大人 | 直径 21cm |
生後2ヶ月ころまでは、まだ体がそこまで大きくないので、直径 17cm の回し車の方が使ってくれやすいです。
2ヶ月を過ぎて大人になったら、直径 21cm の回し車をオススメします。
はむねこ家のゴールデンハムスター「ぽっちゃん」は、あまりガツガツ回し車を使うタイプではありませんでした。
のほほん。
幼少期には 直径 17cmの商品を設置していましたが、ほとんど使ってくれないまま大人になってしまいサイズアウト(笑)
最初から 直径21cmの回し車を選んでいても良かったかも?って思ってます。
結果論ですけどね!
買い替えたくないなら、直径 21cm が無難かも!
ジャンガリアンハムスター
ジャンガリアンハムスターは、体が小さい種類(ドワーフハムスター)のひとつです。
幼少期(生後2ヶ月まで) | 直径 12cm |
大人 | 直径 15cm |
体が大きい子 | 直径 17cm |
幼少期のジャンガリアン
生後2ヶ月まではジャンガリアンの体が小さく、回し車から吹っ飛びやすいです。お迎えしたばかりの頃は、直径 12cmの回し車を用意してあげると丁寧です。
ただ、直径 12cmの回し車はすぐにサイズアウトしてしまうのが難点・・
さん
買い替えは面倒だなぁ・・
という方は、最初から直径 15cmの回し車を設置しておくのもアリです。
うまく使えているか、観察してあげてね!
幼少期のジャンガリアンハムスターに 直径 15cmの回し車を与える場合は、
を注意して、問題があればすぐに直径 12cmの回し車を用意してあげてくださいね。
ハムスターにトラブルが起こるまで放置しないようにね。
大人のジャンガリアン
生後2ヶ月を超えた大人のジャンガリアンハムスターには、直径 15cmの回し車を使ってもらえば問題ありません。
また、体格がしっかりしているジャンガリアンハムスターの場合は、直径 17cmの回し車でも使えます。
これからジャンガリアンをお迎えする、という状況なら 直径 17cmの回し車をわざわざ用意する必要はありません。
はむねこ家では、2代目のジャンガリアン「きゅーちゃん」を飼っているときに、直径 17cmの回し車を設置したことがあります。
この子に最適な回し車はどれかな?
と、さまざまな商品をトライしていたからです。
結果的には「直径 17cmよりも直径 15cmの回し車のほうが元気いっぱい走ってくれる」ということが判明。
それ以来、直径 17cmの回し車は使ってません。
ジャンガリアンハムスターのために、ひとつのサイズしか回し車を用意できない場合は、直径 15cm 一択です。
ロボロフスキーハムスター
ロボロフスキーハムスターは、ペットとして飼われるハムスターの中で最小サイズです。
幼少期・体が小さい大人 | 直径 12cm |
体格が普通以上の大人 | 直径 15cm |
「生後2ヶ月までの幼少期には小さめの回し車を与える」ことは、どの種類のハムスターにも共通しています。
ですが、ロボロフスキーハムスターの場合は大人になっても体が小さい(幼少期と大人の体格差があまりない)ので、直径 12cmの回し車のまま遊べる個体もいます。
はむねこ家の2匹のロボロフスキー「ぴぃちゃん」「チャップリン」の例をあげると・・
「ぴぃちゃん」は体格が大きめ(体重26gほど)だったので、成長に合わせて 直径 12cm → 直径 15cm と回し車のサイズを更新しました。
もっと大きいヤツ持ってきて!
その一方で「チャップリン」は体格が小さく(体重20gほど)、大人になっても直径 12cmのままでした。(うまく回せず、いろんな商品を試しました)
ぼく、回し車が苦手だったの。
幼少期のロボロフスキーに直径 15cmの回し車は大きすぎるので、これから飼う場合は 直径 12cmの回し車を購入しましょう。
【ハムスターの回し車】サイズ選びのポイント
成長に合わせてサイズを変える
ハムスターは生後2ヶ月ころまでの「幼少期」と、それ以降の「大人」では体格差があります。
お迎えした頃に用意していた回し車を、大人になっても使い続けるというのが難しいです。
さん
途中で買い替えるの、もったいないなぁ・・
気持ちは分かるけど、ハムスターの安全第一で考えてね?
体格に合っていない回し車を使い続けると、ハムスターがケガをしたり不調になってしまいます。
回し車は買い求めやすい価格の商品ばかりなので、ケチらずにサイズを更新してあげましょうね!
(回し車をケチってトラブルが起こり、動物病院にいくほうが結局はお金かかるし・・)
ちなみに、「回し車のサイズが小さいせいで、ハムスターが背中を反って体をいためてしまう」というトラブルは、お迎え当時からずっと同じ回し車を使い続けたときに起こりやすいです。
色んなサイズを試す
ハムスターの種類ごとにオススメのサイズを解説してきましたが、
など、いろんな要素で「そのハムスターにとっての最適な回し車のサイズ」は変わってきます。
「用意した回し車をハムスターが上手に使えているか」をしっかり観察して、使いにくそうなら他のサイズを試してあげてください。
「試し走り」させてくれよな。
また、直径サイズが同じでも、商品の種類(メーカー)ごとによって回し車の使い勝手は違います。
「ブレーキの具合」「滑りにくさ」はハムスターにとっての使いやすさになりますが、「騒音が気になるか」は飼い主にとって重要な要素です。
いろんな商品を試して、最適解を探しましょう♪
※はむねこがたどり着いた「最適解の回し車」は、この後で紹介します。
ケージに設置できるサイズか確認する
ケージを購入したときに付属していたホイールが気に入らなくて、ホイールの付け替えをする場合は注意が必要です。
ケージの床・天井に、付け替えたいホイールがぶつかって干渉する可能性があります。
さん
ケージの内側に 15cmの余裕があるから付け替えOKよね!
と思っても、ホイールの奥行き(厚み)のせいで干渉したり・・
でホイールの付け替えを検討している場合は、「ケージ」「回し車」ともに仕様を細かく確認してから購入するべきです。
(メーカーの公式サイトにいけば、サイズなどの仕様を見れることが多いですよ。)
【ハムスター回し車】オススメの商品はコレ
はむねこ家が愛用しているオススメ商品は、『サイレントホイール』(SANKO)です。
↑画像のヤツだよ。
サイレントホイールのメリット
SANKOさんの『サイレントホイール』は、ハムスター用の商品だと「直径 12cm ~ 直径21cm」とサイズ展開がとても豊富!
ハムスターの種類や成長に合わせて、ピッタリのサイズを選べます♪複数のサイズを用意しておくと安心です。
そして、『サイレントホイール』の最大のメリットが「騒音が気にならない」ということ。
商品名に「サイレント」が入ってるからね!
ハムスターを飼育するうえで、飼い主を悩ませる原因のトップ3に入る「騒音トラブル」。このお悩みを解消できるのは本当にありがたいです。
また、どんなケージにも使えるメリットもあります。
ホイールを支える土台をはずせるので、
のどちらにも使えます。
そのおかげで、持っているケージに合わせて臨機応変に使えるんです。
詳しいレビューは、この記事↓をみてね!
サイレントホイールの商品ラインナップ
(↑ハムスター向けの商品だけをピックアップしてます。詳細はSANKO公式サイトでご確認くださいね。)
一番小さいサイズの 直径12cm の商品だけ、「クリアー」の色が用意されていません。(どうして?笑)
「クリアー」はお洒落でインテリア的にもGOOD♪
色がついてるのもカワイイし、好きよ!
「ハムスターの種類・成長ぐあい」と「飼育スペースをどのように仕上げたいか」を考えて、ベストな商品を選びましょう!
【ハムスターの回し車】いろんなサイズを試すしかない
以上、ハムスターの回し車のサイズを選ぶ方法とオススメの商品でした!
個性や成長に合わせてサイズを変えていきましょう♪
いくつか用意しておく方が、ハムスターのためになるよ!
飼っているハムスターにとっての最適なサイズは、成長とともに変わっていきます。
いろんなサイズを試さないと分からないので、「回し車を買い変えるのはもったいない」という固定観念は捨ててくださいね!
皆さんが素敵なハムスターライフを送れますように♪
それでは!