飼っているハムスターが1歳半あたりになってくると、
さん
ウチの子、毛並みが悪くなった気が。老化かな?
と思う場面が訪れます。
この記事では、そういった方に向けて
というお悩みについて、はむねこ家のハムスターたちの写真を見ながら解説していきます。
この記事を読めば、ハムスターが高齢になったときの毛並みの変化が分かります。
当ブログ「はむねこメモリアル」では、ハムスターを大切に育てたい飼い主さんに向けて、お役立ちコンテンツを発信しています♪
では、はむねこ家の歴代ハムスターたちに登場してもらいましょう!
呼んだ?
ぼくも?
僕も!
この子たちの写真を見て、ハムスターの毛並みが老化によってどのように変化しているか確認してみましょう!
さん
やっぱり、老化のせいで毛並みが悪いの?
結論から言うと、
老化したハムスターでも快適に暮らせるように、高齢ハムスターに合わせたお世話に切り替えましょう!
対処方法をすぐに知りたい方は、コレ↓を読んでね!
>> 【高齢ハムスターの介護】老後のお世話で工夫したい5つのこと【まとめ】
ハムスターが老化したときの毛並み
では早速、ハムスターの老化による毛並みの変化を見てみましょう。
はむねこ家の歴代ハムスターから
の写真を使って紹介していきます。
懐かしい写真がいっぱい!
ジャンガリアンハムスターの毛並みの変化
まずはジャンガリアンハムスター「きゅーちゃん」の毛並みの変化です。
幼いころの毛並みは、見るからにツヤツヤですね。
触ったときも、シルクのようにサラサラで滑らかです。
「ヒメキヌゲネズミ」という学名だけあって、さすがだね!
それほどでも~(照)
大人になると、まだツヤはありますが、どことなく見た目の柔らかさが悪くなった気がしますね。
高齢になると、顔の毛が薄くなりました。
あと、片方の目から「目ヤニ」がでるようになり、目の周りの毛が少し湿って束になってしまっています。
この頃から腫瘍ができてしまい、病院に通いながら闘病生活を送りました。
ロボロフスキーハムスターの毛並みの変化
次はロボロフスキーハムスター「ぴぃちゃん」の毛並みの変化です。
やはり幼いころは毛がツヤツヤ!
本当は触りたかったんですが、まだヒトに馴れていなかったので、この頃は触ってません。
触ったらフサフサだったんだろなぁ。
自慢のさらさらヘアでち。
やはり高齢になると、全体的に毛がかたい印象。
特に顔や頭部で毛束が目立ちます。
肉付きが悪くなり、身体が小さく感じます。
ぴぃちゃんは、ロボロフスキーのブルーパイドという少し変わった品種だったせいか、他のハムスターたちよりも短命でした。
ゴールデンハムスターの毛並みの変化
最後に、ゴールデンハムスターの「ぽっちゃん」の毛並みの変化です。
見ただけで分かるふわふわ感。
ロングヘアの品種ですが、まだ若くて毛が伸び切っていないですね。
お迎えしたころから可愛すぎて「はむねこ家のプリンス」でした!
ぷりんす?
王子って意味よ!
毛が伸びて貫禄が出てきました。
大人になってから結構たった頃の写真なので、顔の毛がやや薄くなり始めています。
かなり毛が伸びて「仙人感」が出ていますね。
全体的に毛並みが乱れて、ゴワゴワした印象を受けます。
少し痩せたようにも見えますね。
ハムスターが老化して毛並みが悪くなったら
対応① そのままの姿を受け入れてあげる
ハムスターが高齢になって毛並みが悪くなったり、毛が薄くなったりしてくると
さん
お迎えした頃はフサフサだったのに・・
と悲しく感じてしまうものです。
でも、加齢によって見た目が変化してしまうのは人間も同じ。
ハムスター達は寿命が短い分、見ための変化がはやいだけなのです。
今の姿もかわいいよ!
ありがとな。
対応② ケージのバリアフリー化でストレスを減らす
先ほど紹介した写真を見ると分かるように、高齢になると身体が痩せたりして、毛並みが悪くなると同時に身体も衰えています。
そこで、ケージ内の段差をなるべく減らし、
ハムスターは老化すると、足腰が弱くなり高いところに登るのが難しくなります。
たとえば、2階建てハウスの2階から落下したり、パイプを登る途中で落ちてしまったりと、上下の動きに危険が伴います。
はむねこ家では、3匹とも共通して毛並みが悪くなるだけでなく、足腰が弱くなり、高いところに登ることが難しくなったりしました。
回し車に登るのに失敗したでち。
また、きゅーちゃんの例では、病気による見た目の変化もありました。
それでも飼い主さんが衰えに気付くということは、ハムスターには日常生活において、既に負担が掛かっている可能性があります。
一見なんともなさそうでも、確実に老化は始まっているので、ハムスターがストレスを感じずに生活できるよう、早めに対応してあげましょう。
バリアフリー化の具体的な方法は、こちら↓の記事にまとめています。ご覧ください。
>> ハムスターが高齢になったら【ケージ編】水槽でバリアフリー化!
対応③ 柔らかいエサで食事量をキープ
また、高齢になったハムスターは硬いペレットを食べにくくなり、食事量が減って痩せてしまいます。
そこで
はむねこ家では、きゅーちゃんが高齢になり、まともにペレットを食べられなくなったとき、
を使って、食事量と栄養バランスを保っていました。
効果があったのか、きゅーちゃんは硬いペレットが食べられなくなった2歳から、亡くなる2歳8か月までの長い期間、柔らかいエサで生き続けてくれました。
柔らかいものなら大歓迎でち。
具体的な方法については、コチラ↓の記事にまとめていますので、ご覧ください。
【高齢ハムスターの食事】柔らかいエサと栄養剤でモリモリ長生き♪
対応④ 病気による脱毛ではないか確認する
ハムスターが若いのに毛並みが悪い、特に脱毛しているという場合は、老化が原因ではない可能性もあります。
栄養状態が良くなくて脱毛している場合もあります。
栄養は足りていますか?
「栄養性脱毛」に注意!
栄養性脱毛
症状は脱毛のみで、掻痒や発赤などはほとんど見られない。<中略>食餌の切り替えやアミノ酸などの投薬をし、治療的診断になることが多い。
エキゾチックアニマルの栄養学 – 3. ハムスター
たとえば顎や歯の調子が悪くてエサを食べられず、栄養不足により脱毛しているというパターンもあり得ます。
若いのに脱毛しているという場合は、念のため病院に連れていってあげましょう。
病院に連れていく方法は、コチラ↓の記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。
>> ハムスターを病院へ連れていく方法【キャリーケースを準備】
ハムスターの毛並みが悪くなったら、老化対策を
以上、「ハムスターが老化して毛並みが悪くなったら」という内容で記事を書きました。
繰り返しになりますが、はむねこ家ではハムスターが老化したときの対応として
という方法をオススメしています。
はむねこ家のハムスターたちは、この方法で安全で快適に老後を過ごすことができました。
バリアフリー最高!
栄養剤、たまらん。
はむねこ家で愛用していた栄養剤と水槽タイプのケージを紹介しておきますね。
ただ、これははむねこ家での一例です。
飼い主さんが、ハムスターの体調をしっかりと観察して、その子にとってベストな方法を見つけてあげてくださいね。
毛並みが悪いということは老化している・・・
老化の症状に合わせて対応を!
高齢ハムスターのためにできるお世話の工夫については
>> 【高齢ハムスターの介護】老後のお世話で工夫したい5つのこと【まとめ】
の記事をご覧ください♪
みなさんの飼われているハムスターが、元気で過ごしてくれますように。
ではまた!