さん
最近ジメジメしてるなぁ・・
ハムスターのために湿度対策って必要なの?
という方へ。
この記事では、
について解説していきます。
この記事を読めば、適切な湿度管理をしてハムスターが健康に暮らせるようになります。
当ブログ「はむねこメモリアル」では、ハムスターを大切に育てたい飼い主さんに向けて、お役立ちコンテンツを発信しています♪
温度は気にしても、「湿度」は気にしてないっていう飼い主さんも多いのでは?
湿度管理しないと、ハムスターが体調を崩してしまうかも!
ハムスターに適した湿度
ハムスターにとって、湿度管理は必要です。
野生のハムスターは、地中に巣穴を作って暮らす生き物。
地中は温度や湿度の変化が少ない環境なので、ハムスターは
すべてが苦手です。
飼育下にある健康な若いハムスターの場合、適温は20~26℃です。夏や冬でも、この温度を保ちましょう。湿度は40~60%が適しています。
山口俊介・樹美(監修)『ハムスターの健康と病気 幸せサポートBOOK』(メイツ出版/2019)
無難な温度・湿度で暮らす生き物だね!!
ペットとして飼われているハムスターも、もちろん野生のハムスターと同じ体質です。
温度管理と合わせて、しっかりと湿度対策をしてあげましょう。
湿度が高いときの悪影響
ハムスターはカラッとした環境で暮らす生き物なので、ジメっとした日本の夏の湿気は苦手です。
もともと乾燥した砂漠で暮らしていたわたしたちは湿気が苦手。もっとも湿度が高くなる梅雨は、ハムスターにとってジメジメ地獄の季節です。
今泉忠明(監修)『ハムスターがおしえるハムの本音』(朝日新聞出版/2018)
熱中症になっちゃうかも・・
また、ハムスターの体調が悪くなるだけでなく、
など、二次的な悪影響も出てきます・・
ダニ・カビが発生する
湿度が高いと有害なダニやカビが発生しやすくなります。
これによりハムスターが感染症にかかってしまうリスクがあります。
感染症を防ぐために、ケージを清潔にしようね。
梅雨には、寄生虫や病原菌が繁殖しないように、飼い主がこまめに掃除をしてくれるはず。
今泉忠明(監修)『ハムスターがおしえるハムの本音』(朝日新聞出版/2018)
ケージを清潔に保つために
などの方法が有効ですよ。
おしっこが臭う
湿度が高いとおしっこの臭いがキツくなってきます・・
この状態は、衛生面でも問題がありますし、飼い主にとっても不快です。
さん
ペットのケージがおしっこ臭い・・
なんて状況は嫌ですよね。
湿度管理をしっかりとして、嫌な臭いがするのを防ぎましょう。
ハムスターの臭いについてお悩みの方は、こちらの記事↓もどうぞ。
>> 【ハムスター】臭い対策5選!消臭グッズでお部屋も快適!
ハムスターのために湿度管理をする方法
さん
湿度管理が必要なのはわかったけど、どうすればいいの?
という場合は、とりあえず「温度・湿度計」を用意しましょう。
ケージのそばに温度計と湿度計を置き、常に温度・湿度をチェックするようにしましょう。
山口俊介・樹美(監修)『ハムスターの健康と病気 幸せサポートBOOK』(メイツ出版/2019)
温度と湿度をまとめて表示できる便利がグッズがあるよ♪↓
ハムスターの健康管理をするうえで、温度と湿度を確認することは大前提です。
飼い主の義務だぜ。
ちなみに、ハムスターの熱中症対策についてまとめた記事↓もあります。併せてご覧ください。
>> 【ハムスターの夏バテ・熱中症】暑いときのサインと3つの予防法
湿度を下げる3つの方法
湿度を下げるための具体的な方法としては、
という方法が考えられます。
① 巣箱を木製にする
巣箱を木製にすることで、高い湿度の不快さを軽減できます。
プラスチック製よりは、湿気を吸ってくれるね!
木製の巣箱にすると、湿気対策以外にも、ハムスターがかじって歯をメンテナンスすることもできます。
はむねこ家では、ハムスターの快適な暮らしを優先するために木製巣箱を使っています。
愛用しているのは、マルカンさんの「ハムちゃんの2階でごはん」という商品です。
この「ハムちゃんの2階でごはん」という木製巣箱のメリットについては、別の記事↓で詳しくレビューしています。
>> ハムスターの巣箱には『2階でごはん』がオススメな9つの理由!
② サーキュレータで風通しを良くする
高い湿気によってカビなどが発生すると不衛生です。
これを防ぐには、サーキュレータなどでケージ付近の風通しを良くすることが効果的です。
ただ、直接ハムスターに風を当てないようにしようね!!
ハムスターは風を嫌うので、扇風機の使用はおすすめしません。扇風機では温度調節はできませんし、ハムスターは汗をかかないので体温を下げる効果も期待できません。
山口俊介・樹美(監修)『ハムスターの健康と病気 幸せサポートBOOK』(メイツ出版/2019)
さん
ハムスターって、汗かかないの!?
風が当たっても涼しく感じないなんて、意外ですよね。
このことを知らない飼い主さんは少なくないです・・
気を付けましょう。
③ エアコンで除湿する
ハムスターを飼っている部屋の湿度が高い場合は、エアコンで除湿することが最適な手段です。
エアコンを使えば、部屋を涼しくしながら除湿もできるから最強!
エアコンの除湿機能より優れたケージの湿度の下げる手段はほかにありません。
日本の気候において、ハムスターの健康を管理するためにはエアコンが必須です。
必ずエアコンが設置してある部屋でハムスターを飼育してあげてください。
和室なら、なおさら湿度を下げやすいね!
湿度が高いときの注意点
日本の梅雨のような、湿度が高い時期に注意するべきお世話について解説します。
などが挙げられます。
濡れた床材は除去する
給水器の水が垂れて濡れた床材や、おしっこで汚れた床材は、気付いたらすぐに除去するように注意しましょう。
濡れたまま放置すると、ケージ内に湿気がたまってしまいます・・
また、床材は濡れていても色の変化が分かりにくいため、1週間に1度くらいの頻度でケージ全体の床材を交換してあげると清潔です。
さん
そうは言われても、床材をたくさん使うのがもったいない・・
という場合は、はむねこ家で愛用しているジェックスさんの「ごきげん快適マット」がオススメですよ♪
などなど、ハムスターにも飼い主にも嬉しい商品です。
「ごきげん快適マット」の詳しいレビューはこちら↓
トイレ砂をこまめに交換する
トイレの砂が汚れていることに気づいたら、すぐに汚れた部分を交換するようにしましょう。
おしっこで濡れたまま放置していると、トイレ内に湿気がこもって不衛生になります。
先ほどの床材と同じように、週に1回くらいはトイレ砂を全体的に交換しましょう。
ちなみに、トイレ砂には固まらないタイプがオススメです。
おしっこで濡れた部分が固まるトイレ砂の場合は、お手入れがラクですが、ハムスターが誤飲したときに窒息・腸閉塞になるリスクがあります。
はむねこ家では、こちら↓の「サラっとクリーン」という固まらない砂を愛用しています。
水分を含む生野菜を放置しない
ハムスターのおやつとして与えた生野菜を放置しないように気を付けましょう。
湿度が高い環境で、水分を多く含む野菜を放置すると腐りやすくて不衛生です。
腐った野菜を食べて、ハムスターが体調を壊すかも・・
あなたはためているごはんを出しましょう。すぐ腐るので、今食べないものは処分する必要があります。え?それはいや?仕方ありませんね。食糧貯蔵庫の整理も、飼い主に頼むことにしましょう。
今泉忠明(監修)『ハムスターがおしえるハムの本音』(朝日新聞出版/2018)
もし、
さん
とはいっても、栄養バランスが気になるから野菜を与えたい・・
という方には、ドライタイプの野菜のエサ↓がオススメですよ。
はむねこ家のハムスターも、美味しそうに食べてくれます。
ハムスターの湿度管理は大切【まとめ】
以上、ハムスターの湿度管理の必要性と湿度対策の方法についてでした!
ハムスターは特に夏場のジメジメした湿気が苦手!!
健康に過ごしてもらうために、しっかり対策してあげよう!!
皆さんが素敵なハムスターライフを送れますように♪
ではまた!