さん
ハムスターのアルビノってどんな種類?特徴は?
という方へ。
この記事では、
について解説していきます。
この記事を読めば、ハムスターのアルビノについて理解できるようになります。
当ブログ「はむねこメモリアル」では、ハムスターを大切に育てたい飼い主さんに向けて、お役立ちコンテンツを発信しています♪
アルビノって、珍しいから見かけることが少ないね!!
神秘的な見た目で憧れちゃうね!
ハムスターのアルビノとは
色素がないハムスター
ハムスターのアルビノとは、全身の色素がない個体のことを言います。
これは本来の野生のハムスターではなく、突然変異によって生まれた種類です。
突然変異の最たるものが、アルビノという個体です。色素がまったくなく、毛が真っ白で目も赤色というもの。
今泉忠明(監修)『ハムスターがおしえるハムの本音』(朝日新聞出版/2018)
野生で暮らすハムスターのなかにアルビノが生まれたとしても、真っ白の毛が目立ちすぎるので、すぐに捕食されていたのかもしれません・・
飼育下だからこそ、アルビノは生き残れるのかも。
>> 【野生のハムスター】ペットと違うところ5選!出身地や歴史も解説。
赤目が血管の色が透けている
さん
目が赤いから、赤い色素は持ってるの?
全身の色素がないはずなのに、アルビノのハムスターの目が赤く見えるのは、血管の色がそのまま見えているからです。
目の色とはつまり、虹彩を通して透けて見える血管の色。虹彩の色素の濃さによって、血管がどれだけ透けるかが変わります。色素がまったくなくなると、血管がすべて見えるので赤色の目になります。
今泉忠明(監修)『ハムスターがおしえるハムの本音』(朝日新聞出版/2018)
黒い色素がないから、黒目にならないんだね!!
全身に色素がないって不思議ですよね。
ちなみに、アルビノは突然変異によって生まれますが、ハムスターだけでなく他の生き物でも存在します。
ハムスターのアルビノの性質
① 視力が弱いと言われる
アルビノは色素がないために、光の量を調節しにくく視力が弱かったり、眩しかったりもするようです。
もしアルビノのハムスターを飼育する場合は、
などの状況になる可能性があります。
アルビノじゃない子より、配慮が必要かもしれません。
エサはハムスター自慢の嗅覚で見つけられるかもしれませんが、ケージ内の段差には注意が必要です。
はむねこ家では、高齢で足腰が弱くなったハムスターのために、水槽ケージでバリアフリー化をすることをいつもオススメしています。
高齢ではないけれど、アルビノのハムスターのためにも水槽ケージのバリアフリー化が有効だと思います。
>> ハムスターが高齢になったら【ケージ編】水槽でバリアフリー化!
② 日差し(紫外線)に弱い
アルビノのハムスターの目には黒い色素がありません。
この黒い色素はメラニン色素と言って、有害な紫外線から体を守る役割があります。
つまり、アルビノのハムスターは紫外線から体を守るメラニン色素がありません。
ですので、アルビノのハムスターを飼育するときは、ケージを窓の近くに置かない方が良いです。
③ 寿命が短い可能性がある
アルビノのハムスターをお迎えする場合は、他の種類よりも寿命が短い可能性があると考えておきましょう。
ただ、紫外線に弱いという性質のために、皮膚がんにかかってしまう確率が比較的高くなります。
もともとハムスターは病気にかかりやすい生き物ですが・・
皮膚がんによって間接的に寿命が短くなってしまうことはあり得ます。
ハムスターのアルビノの注意点
値段が高い
アルビノのハムスターをお迎えするときの注意として、アルビノは珍しいから値段が高いということを理解しておきましょう。
例えば、ノーマルの毛色のハムスターが1500円で販売されているのに、アルビノのハムスターは5000円・・
なんてこともあります。
ペットショップによるので、一概には言えませんが。
アルビノは珍しいので、値段の問題の前に、そもそもペットショップにいないという可能性が高いです。
さん
どうしてもアルビノのハムスターをお迎えしたい!
という場合は、事前にペットショップに問い合わせをすることをオススメします。
ちなみに、はむねこ家の経験では、今までペットショップでアルビノを見かけたことは1度しかないです・・
ジャンガリアンにアルビノはいない
ハムスターの種類について詳しく知らない初心者さんにお伝えしておきたいこと。
それは、
ということ。
冬に白い毛に生え変わるジャンガリアンはいますが、真っ白な毛に赤い目をしたアルビノは遺伝的に存在しません。
さん
でも、ショップで赤い目した「ルビーアイ」のジャンガリアンが販売されてたよ?
という方がいらっしゃるかもしれません・・
そのショップには注意してください。
それは純粋なジャンガリアンではありません。
赤目のジャンガリアンについての詳細は、こちらの記事↓にまとめています。
アルビノのキャンベルは気が強い
キャンベルハムスターには様々な毛色の個体が存在しますが、アルビノを含む一部の毛色では特に気性が荒いと言われています。
特に遺伝の関係で、イエロー、クリーム、アルビノ系の個体が気が強い。
参考WEBサイト:ハムスターの基礎
さん
珍しいハムスターを飼いたい!
という理由だけでアルビノのキャンベルハムスターをお迎えすると、お世話が難しい可能性がありますので注意しましょう。
飼い主になつくキャンベルも見たことがあるので、飼い方次第かもね!!
ハムスターのアルビノもかわいい
以上、ハムスターのアルビノの特徴とお迎えするときの注意点についてでした!
アルビノだからといって、特にお世話の方法は変わらないね。
神秘的な見た目のアルビノ!
はむねこ家では飼ったことがないけど、いつかお迎えしたいね!
皆さんが素敵なハムスターライフを送れますように♪
ではまた!!
アルビノに限らず、ハムスターは病気にかかりやすい生き物・・
飼い主がハムスターの病気について予習しておくことは、とっても大切ですよ。
さん
どんなハムスターをお迎えしようかな♪
という方にオススメの記事↓を紹介します♪
初心者さんなら、人に慣れやすい種類のハムスターを選ぼうね♪
ジャンガリアンのイエロープディング、可愛いよね。
観賞用として飼うなら、ロボロフスキーも小さくてかわいいよ♪