
こんにちは!まおみ(@maomihamham)です。

か~わ~い~いいいい!!!

みて!!この寝顔!!上向いてるよ?!皆くっついて団子になってるよ?!

ちょっと!こっち向いたよ!!!目が合ったよ!!!!

え!!どうしよう!!かわいすぎる!!!!
連れて帰りたい!!!!!
とまあ、ペットショップでこんな経験ないでしょうか。

なにこのひとり芝居。
おそらく、ペットショップでハムスターをみた方は、こんな感じになりません?!

・・・まおみだけじゃない?
いやいや!あの可愛さに胸ずきゅんって方もいると思います。
ハムスター飼ったことないけど、飼いたい!連れて帰りたい!!
というそこのあなた!ハムスターの世界へようこそ!!!
・・・・・。

・・・あぶないあぶない。そうじゃなくて。

え、ここまで盛り上げておいて違うの?

いや、違わないけど。
今日は、初めてハムスターを飼う方に知っておいてほしいことをお伝えしようと思って!

ペットショップで「連れて帰る!!!」ってなる前に、一読してほしいってことです!
というわけで、
という方に向けて、
ハムスターってこんなんだよ!とお伝えする内容です。
それでは、

いってみよう!!!

みよう!!!
ハムスターってこんな生き物。
ハムスターは懐かない。

体の小さいハムスターは捕食される側の生き物。
そのため警戒心が強く、危険察知能力が高いハムスターにとって大切なのは、
「安心できる環境で無事に生きていくこと」です。
飼い主に対しては、犬や猫のように「この人が自分の飼い主だ!大好き!」という感情ではなく、
「この人はエサをくれる。安全な人だ。敵じゃない。」という認識です。

安全かどうかはにおいで判断します。

飼い主の声で「あ、この声はエサをくれる合図!」とも。
つまり、「懐く」というよりは「慣れる」です。
また、ゴールデンハムスターは懐きやすいといいますが、
ジャンガリアンやロボロフスキーなどより知能が高く温厚であるだけで、
基本的には同じ「人に慣れる」です。

だから、飼ったハムスターが人に慣れなくても、がっかりしないでください。

人間と超大型巨人って置き換えたら、納得。

切ないけどね。
ハムスターは極度にストレスに弱い。
ストレスを感じる要因はさまざまですが、ほとんどが飼い主に原因があると言われています。
具体的には、
・ハムスターを触りすぎる
・ケージが狭すぎる
・安眠できる環境が用意できていない
・エサの量が不十分
・暑すぎる寒すぎる
・風(窓からやエアコン)が直接当たるところにケージを置いている
・天敵(犬や猫などその他動物)と同じ空間で飼っている
・・・などなど。
ストレスにより、毛が抜けたり下痢になったりして、命を落とすこともあります。
それぐらい、デリケートな生き物です。

耳が痛い・・・とくに初めてお迎えしたひじかたさんには、
ものすごくストレスを与えてしまってたと思う・・・。
ハムスターは縄張り意識がとっても強い。

ハムスターは人間の想像している以上に縄張り意識が強い生き物。
性成熟した2~3ヶ月後から、「自分の縄張り」という意識が芽生えます。
もし自分の縄張りに他のハムスターが入って来たら?
ハムスター同士で喧嘩し、最悪命を失うこともあります。
また、一見仲がよさそうに見えても、突如始まるのがハムスターの喧嘩です。
ハムスターを飼ったら、必ず単独飼育(1つのケージに1匹)にしてください。
≫多頭飼いについては、ハムスターの多頭飼いしようとしてませんか?【結論:多頭飼いはリスクが大きい】を合わせてどうぞ!
ハムスターは温度変化にとっても弱い。

ハムスターは暑い・寒い・急激な温度変化に非常に弱いです。
具体的にはケージ内温度が28度以上で熱中症、10度以下で擬似冬眠する確率が高まります。
一度熱中症や擬似冬眠すると、大きく体力が奪われ亡くなることも珍しくありません。
ネットで調べると、さまざまな保冷・保温方法が見つかりますが、結局は「エアコンで管理するのが確実」ということです。
ハムスターの命を守るために、ケージ内温度はハムスターの適温20度~25度を保つ必要があります。

部屋の室温ではなく、ケージ内温度です。
温度計は必須アイテムです。

はむねこ家はハムスターの様子を見ながら、大体22度~24度にしてます。
ハムスターは個体によって性格が違う。

ジャンガリアンハムスターに限って言うと、
個人的には個体によって性格に違いがあるなと思います。
はむねこ家でいえは、
初代ハムスターひじかたさんと2代目ハムスターきゅーちゃん。
ひじかたさんは、のんびり温厚。ぽけ~って感じ。

悪口?
一方きゅーちゃんは、警戒心MAX一匹オオカミ!って感じ。

悪口でちね。

違う違う(笑)
もちろん、飼い主の飼い方で変わる部分もあるのでしょうが、
彼らと接していると感じる「雰囲気」が性格の違いなのかなと思います。
ハムスターにとって歯は命。
ハムスターの歯は16本。
そのうち、切歯と呼ばれる前歯(上下に2本ずつ)は一生伸び続けます。
下の歯は上の歯の3倍ぐらい長いです。

初めてみたときはびっくりした・・・
伸び続ける前歯ですが、普段から硬いペレットを食べていれば、問題なく歯は削れます。
また、ハムスター自身が歯をこすりあわせたり歯ぎしりをしたりすることで、歯のメンテナンスをしているようです。
しかし、金網ケージやプラスチックをかじりつづけることで、歯が変形したり、噛み合わせが悪くなって不正咬合になることも。
そうすると、病院で定期的な歯切りが必要になります。
ハムスターの主食はひまわりの種ではない。

ひまわりの種の栄養価をみたことはありますか?
可食部に対して、半分以上、ほとんどが脂質です。
ゆえにカロリーも高いです。(糖質・タンパク質が1gあたり4kcalに対して、脂質は1gあたり9kcalあります。)
しかもハムスターは嗜好性が強く、ひまわりの種やおやつを与えていると、ペレットを食べなくなる可能性があります。
結果、待ち受けるのは肥満・肥満に起因する病気です。

こりゃ某アニメの影響だわ。

健康体のハムスターは、基本的に良質なペレットと水があればOKです。
≫ハムスターの食事については、ハムスターのエサはペレットだけでOK!むしろ、おやつのあげすぎ要注意です。を合わせてどうぞ。
ハムスターは食べ物の好き嫌いをする。

ハムスターは嗜好性が強い生き物。
ペットショップなどで売られている「ミックスフード」など、
主食のペレットにひまわりの種や乾燥野菜、その他きびやあわなどが混ざったものを与えると、
ハムスターは好きなもの(嗜好性が高いひまわりのたねなど)から食べることがほとんどです。
そうしているとペレットを食べなくなり栄養バランスが崩れたり、肥満になって病気のリスクが高まったり。

人間だって、おやつばっかり食べてたらあかんもんね。

「お菓子食べたい!」と子どもが駄々こねてると思って、心を鬼にしてペレットを食べてもらおう・・・!!!
≫ペレットを食べない!原因と対策を知りたい!という方はこちらの記事もどうぞ!
ハムスターは上下運動が苦手。

意外ですが、ハムスターはネズミの仲間といっても、木の上で生活しているわけではありません。
地上・地中が活動範囲です。
ネズミやリスのような長い尻尾はないため、高いところでバランスをとることが苦手です。
特に「何かから下りる」という行為は、得意ではありません。
よって、ハムスターが金網ケージの側面を上ったり、2階建てケージで2階に上っても、
そのあとうまく下りられず落下する事故は珍しくありません。
ハムスターは弱みをみせない。

ハムスターは捕食される側の生き物。
ハムスターに限らず、捕食される側の生き物は、
弱っていることを外敵にさとられないようにする習性があります。

そりゃ、弱っているほうが捕まえやすいもんね。
つまり、目に見えて症状がでている、様子がおかしいというのは、
相当無理をして元気なふりをしてきた結果だと思います。
ハムスターの小さな変化に気づけるようにするため、毎日の健康チェックは欠かせません。

初代ハムスターひじかたさんの時は、ろくに健康チェックできてなかったです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
「え、ハムスターってこんな生き物なの?」ということはありましたか?
実はこの10のこと、わたしもハムスターを飼う前は知らなかったんです。
というより、お迎えしてからも知らないことがあって、ハムちゃんにはストレスをかけてしまったなと反省。
お迎えする前に、ちゃんと知るべきだったと思ってます。

なので、この記事がこれからハムスターを迎えられる方のお役に立てたら、すごく嬉しいです。
今日もご覧くださり、ありがとうございました!
ではまた!
まおみ