ハムスター【粟玉は太る？頻度は？】１日１回なら肥満にならない

とお悩みの飼い主さんへ。

可愛いハムスターには、ついつい色んなおやつを与えてみたくなりますよね？

ウチも今までたくさんのおやつを試してきました♪

でも、今まで使ったことがないエサやおやつって、与える量が分からなくて心配になりますよね？

そこで、この記事では

についてお話していきます。

この記事を読めば、注意点も理解した上で、安心してハムスターに粟玉を与えることができるようになります。

ぜひ最後まで読んで、ハムスターが健康で楽しく粟玉を食べられるようにしてあげてくださいね♪

ハムスターのおやつ「粟玉」とは

穀物「粟穂」のおやつ

まずは、粟玉とはいったい何なのかについて確認しておきましょう。

粟玉は、穀物である植物の「粟」の穂にたくさんついている、１房のかたまりです。

ちなみに、粟穂（あわぼ）は、この「穂」の全体をさしています。

いろんな呼ばれ方をされますが、あまり深く考える必要はないですね（笑）

粟は、ペットの鳥のエサとして人気があるみたいで、ネットで粟の商品を検索すると、ハムスターなどの小動物用ではなく、鳥用のものも出てきます。

ハムスターを飼っている方は、粟玉は主食のエサというより「おやつ」として認識しておいてください。

ひまわりの種との違いは？

ひまわりの種も、ハムスターの大好物のおやつです。

粟玉もひまわりの種も、ハムスターに与えると喜んでモリモリ食べます。（個体差によって好みが分かれますが）

そこで、

という疑問が湧いてくるかもしれませんね。

「粟玉」と「ひまわりの種」について、大きく違うのは含まれている脂質の量です。

ひまわりの種の方が、かなり多く脂質が含まれていますので、比較すると粟ボールの方が脂質が少なくヘルシーなおやつとなります。

ハムスターへの粟玉の与え方

主食ではなくおやつとして

先ほどもお伝えしましたが、ハムスターに粟玉を与える場合は「おやつ」としてあげてください。

ひまわりの種と比べると、粟玉の方がヘルシーであることは間違いありませんが、高カロリーな食べ物であることを忘れてはいけません・・

また、もし主食として粟玉を与えてしまうと、嗜好性の強いハムスターは他のペレットを食べなくなってしまいます。

みたいな状況になってしまいます。

ペレットはハムスターに必要な栄養素をバランスよく含んでいるため、ハムスターの健康を守るためにはいかにペレットを主食として食べてもらうかが大切になります。

なのに、もし粟玉しか食べなくなってしまったら、栄養バランスが崩れてしまいますね・・

大切なことなので何度もお伝えしますが、粟玉はおやつとしてハムスターに与えてくださいね♪

肥満になるから与えすぎないこと

粟玉は高カロリーなので、与えすぎてしまうとハムスターがカロリーオーバーになり肥満になってしまいます。

ハムスターは肥満になってしまうと、いろんな病気にかかりやすくなったり、運動でケガをしやすくなったり、とにかく良いことなしです！！

頻度は１日１回までが目安

という疑問をお持ちの方も多いかと思います。

あくまで目安ではありますが、ハムスターにおやつとして粟玉を与えるのは１日に１回、ひと塊で十分です。

美味しそうに食べてくれる姿を見ていると、ついついたくさん渡したくなります（笑）

ですが、ハムスターの健康を守るためにも、おやつは１日１回までにしておきましょう。

粟穂は粟玉にして与える

粟穂の商品を購入した場合は、ハムスターに与える際は粟玉に分解して、ひとつの塊の粟玉だけを与えるようにしましょう。

粟玉として、与えやすいサイズになっている商品もあれば、粟穂として、粟玉がたくさんくっついて状態のままの商品もあります。

もし粟穂のまま全体を与えてしまうと、

と、ハムスターは主食のペレットに目もくれず、ひたすら粟を食べることになりそうです・・

ですので、はじめから粟玉の形状で売られている商品の方が、飼い主としては使い勝手が良いです。

体重管理で肥満を防止

ここで、ハムスターの体重管理についてお話しておきます。

おやつを与える際に注意したいことが、家族が知らない間に与えているかもしれないってこと。

あなたが粟玉について調べて、この記事でせっかく「与えすぎに注意」って学んだのに、家族がホイホイ与えてしまっては元も子もありません（笑）

特に小学生のお子さんがいらっしゃる場合などは、管理が難しいかもしれませんね。

そこで、オススメしたいのが、ハムスターの体重を定期的に（できれば毎日）測って、健康管理をすること！

もし病気になって食欲が落ちていたら、目に見えて体重が落ちてきます。

今回の粟玉のお話でいうと、もし家族が与えすぎていてカロリーオーバーになっていたら、ハムスターの体重はどんどん増えていきます。

普段からハムスターの体重を測って、その個体の平均的な標準の体重を把握しておくことで、食べ過ぎに気づくことができますよ。

粟玉の注意点

無添加・国産の商品が安心

ハムスター用が食べられる粟玉の商品にもいろいろあります。

まず気を付けたいのが、添加物の入った粟玉を買わないことです。

粟の商品の中には、見た目をよくするために着色料が入っていたり、ペットの食いつきを良くするために味付けされているものもあります。

ですが、

多くの商品を選べる中で、添加物が入っている商品をわざわざ買う必要はないです。

そして、さらに理想を言えば国産の粟の商品だと、より安心できます。

国産じゃないとダメってわけじゃないですが、安心してハムスターに粟玉を与えたい場合は、「国産」と明記されている商品を選ぶのがオススメです♪

長期保存は気を付けて

粟玉の商品を長期保存する場合は、品質の劣化に気を付ける必要があります。

先ほど、ハムスターに与える粟玉は１日に１回、ひと塊が目安だとお伝えしました。

この消費ペースでいくと、内容量が少な目の粟玉の商品を購入したとしても、使い切るまでに日数がかかり、長期保存になりがちです。

特に、ハムスターに安心して与えられる粟玉の商品は、「無添加」のものになります。

つまり、保存料は入っていません。

例として、先ほどご紹介した黒瀬ペットフードさんの「自然派宣言 粟ボール」の商品パッケージには、保管場所として以下の記載があります。

チャックを閉め、直射日光を避け冷暗所に保存してください。

黒瀬ペットフード 自然派宣言粟ボール 商品パッケージより

商品パッケージには、もとからチャックがついているので、しっかり閉めるようにしましょう。

そして、さらに安心できる保存方法としてオススメなのが、ジップロックに粟の商品のパッケージを入れて保管すること。

こうすることで、より密封できて粟玉の劣化を抑えることができますよ♪

食べかすが散らかってケージの掃除が大変

粟玉をハムスターに与えるときに、地味に困るのが、粟の食べかすが散らかるということ。

ハムスターは器用に粟の実（中身）だけを食べるので、外側の殻がパラパラと散らばってしまいます。

この食べかすが絶妙に細かくって、床材の隙間に入り込んでいき、最終的にケージの底まで落ちて行きます（笑）

正直、食べかすだけをキレイに掃除するのはムリ！！

はむねこ家では、この食べかすだけの掃除はあきらめて、ケージ全体の掃除を定期的にすることで、食べかすを除去していました。

ハムスターに粟玉を与えてみた

ここまで、粟玉について解説してきました。ここで、はむねこ家で実際に粟玉を与えていた方法などについてお話していきますね！

自然派宣言「粟ボール」を愛用！

先ほどは、「国産」と明記された「粟の穂」の商品もご紹介しましたが、いろいろ試した結果、はむねこ家では黒瀬ペットフードさんの「自然派宣言 粟ボール」を愛用しています。

選んだ理由としては

などが挙げられます。

添加物などが入っていないことも、メーカーの公式HPで表記されているので安心できます。

農薬・添加物・着色料は使用しておりませんので安心してお与えいただけます。

株式会社黒瀬ペットフード 自然派宣言粟ボール 商品ページ

そして、この商品の粟ボールの形状は、袋から取り出してそのままハムスターに与えられるので便利です♪

そして、この商品を愛用する最大の理由は、「スカスカになっている粟玉が（ほぼ）ないから」です！

どういうことかと言うと、ひとくちに「粟」と言っても、商品によって品質はマチマチです。

ひどいものは、パッと見た感じ、たくさん粟がパッケージにつまっているのに、手に取るとビックリ！

と、スカスカだったりするのです。

とてもガッカリしちゃいます。

その点、この黒瀬ペットフードさんの「自然派宣言 粟ボール」の商品では、はむねこ家が経験した範囲ではスカスカの粟玉はほぼありませんでした！

（ちなみに「ほぼ」と書いているのは、100%ではなかったからです）

きっと、商品の選別をキチンとされているんでしょう。

こちらの商品を使っていて、ガッカリしたことは１回もありませんでした。

という方は、「自然派宣言 粟ボール」をぜひ試してみてください♪

めっちゃオススメしてますが、メーカーの”まわしもの”ではありません（笑）

はむねこ家での粟の与え方

頻度は１日１回、週に３回くらい

はむねこ家では、粟ボールは１日に１回までと決めていました。そして毎日ではなく、１週間に３回くらいと、控えめの頻度に。

ハムスター側からすれば、もっと食べたいと感じているかもしれませんが、肥満になって体調を崩していたら元も子もないですよね。

はむねこ家では、とにかくハムスターの健康第一の方針なので、与えすぎには徹底的に注意していました。

ケージ内に隠すと楽しい

はむねこ家で実践していた、ハムスターへの粟ボールの与え方をご紹介します♪

粟ボールをあげる日は、エサ入れに入れておくのではなく、全く違う場所（床材の中、回し車の裏など）に隠して置いていました。

こうすることで、

とハムスターのエサ探しの本能を刺激して、ちょっと宝探しのゲームみたいにしていました。

粟ボールをケージ内に隠してしばらくすると、

と匂いを確認しながら、巣箱から出てくる姿がとってもかわいいんです。

その後はしばらくケージ内をゴソゴソと探索して、しばらくすると粟ボールを探し当て、嬉しそうにモリモリかじって。

などと、観察しているだけで楽しめます♪

すぐに試せる方法なので、ぜひ「おやつの宝探しゲーム」の方法で、皆さんも粟玉を与えてみてください！

手渡しで手乗りの練習になる

はむねこ家では、先ほどご紹介した「宝探しゲーム」の方法で粟玉おやつを与える方法のほかに、「手渡しすることで手乗りの練習」もしていました。

ハムスターって、人間になつきにくいペットです。

なかでも「ロボロフスキーハムスターは人間になつかない」とよく言われます。

ですが、練習することで人間の手に慣れて、手乗りハムスターになってもらうことも可能なんです♪

手乗りハムスターにするための手順としては、いきなりハムスターを手に乗せようとするのではなく、飼い主の手の臭いを覚えてもらうところから、段階的に進めていきます。

（ただ、ハムスターの性格によって手乗りできない子もいます。強制してはいけませんよ？）」

食いつきは抜群♪

はむねこ家で愛用している「粟ボール」の商品は、ハムスターたちみんな大好きで食いつき抜群です♪

与えたエサを嬉しそうにモリモリ食べてくれるのは、飼い主としては嬉しいですよね♪

ハムスターに粟玉を適度に与えてスキンシップを【まとめ】

以上、ハムスターのおやつ「粟玉」の与え方・頻度についてでした！！

粟玉が高カロリーで、嗜好性の強いハムスターには与えすぎに気を付けましょう。

たくさん与えたくなる気持ちをグッと抑えて、ハムスターの健康管理も大事にしてくださいね♪

粟玉を与えるときに、ゲームっぽくしたり、手渡しにしてスキンシップをとると、より楽しくハムスターのお世話ができるようになりますよ！！

粟玉の商品選びに困っている方は、はむねこ家が愛用している黒瀬ペットフードさんの「自然派宣言 粟ボール」をぜひお試しください♪

皆さんが素敵なハムスターライフを過ごせますように♪

それでは！