これからハムスターを飼いたいと思っている方の中には、
など、疑問に思っている方もいると思います。
なので、今日はハムスターを飼うにはいくらかかるのか計算してみました。
当ブログ「はむねこメモリアル」では、ハムスターを大切に育てたい飼い主さんに向けて、お役立ちコンテンツを発信しています♪
結論から言うと、ジャンガリアンハムスタ-を1匹飼うという前提で試算した結果はこんな感じ。
使うケージや飼育グッズによりますが、平均的な額をだしてみました。
具体的な内訳をみていきましょう!
ハムスターの初期費用はいくら?
ハムスターを飼う際に必要なのものがこちら。
ざっとこんな感じです。
では、飼育グッズ別の費用をみていきます!
【初期費用】ケージの相場
ケージにはいろいろと種類があります。
どんなケージにせよ、ジャンガリアンハムスターのケージは狭くても、横幅45cm×奥行き30cm×高さ30cmはほしいところ。
飼育本などで紹介されている主なケージはだいたいこの4種類でしょうか。
ちなみに、
≫【ハムスターのケージ】水槽がおすすめな7つの理由【手放せない】でもお話ししましたが、市販のケージなどによくある金網が使われたケージは、ハムスターの不正咬合の原因にもなるので、避けたほうがいいです。
また、2階建てケージも避けたいところ。ハムスターの転落事故の原因です。
平屋の衣装ケースまたは水槽がおすすめ!
【初期費用】巣箱の相場
ハムスターにとって安心して食事・睡眠がとれる場所は必須です。
巣箱はその役割を果たすもの。
巣箱によくある材質が、陶器製と木製、そしてプラスチック製。
また、選ぶポイントは、
です。
入り口が大きすぎて中が見えてしまうとハムスターが安心できません。
また、床があるとおしっこが染み込んでしまったりして、掃除が大変です。
個人的には、陶器製か木製が良いかなと思います。
床材/巣材の費用相場
床材はケージ全体に敷くもの、巣材は巣箱の中で寝床として使うものです。
一般的には床材をそのまま巣材として使っていることが多いと思います。
ですので、ここでは床材(巣材)として紹介します。
床材の役割は、寝床にする、保温性を高める、転落した時などの衝撃吸収などです。
床材に使われる主な材質は、
はむねこ家は以前、広葉樹の床材を使っていましたが、粉塵が舞うのが辛くて、紙製に変えました。
≫【ハムスター 床材】アレルギー対策に紙素材「ごきげん快適マット」にかえました!
ハムちゃんも潜ったりして遊べるようで、おすすめです。
【初期費用】ペレット/ペレット入れの相場
ペレットもいろいろと種類があります。
また、ハムスターの好き嫌いもあるので、いろいろなペレットを試してみるのもいいと思います。
いずれにせよ、300g~400gで1,000円ほどです。
またペレット入れはさまざまですが、100円~500円ほどでしょうか。100均の小さいお皿でも大丈夫です。
【初期費用】給水器の相場
どのようなケージにするかで、給水器の形状がかわります。
ケージにつるして取り付けるような給水器や、置き型の給水器など。
ケージによっては、給水器がセットになっていることもあります。いずれにせよ、1,000円ほどです。
【初期費用】回し車の相場
ジャンガリアンハムスターなら、ホイール径15cm~17cmのものを。
各メーカーにより値段は異なりますが、800円~1,300円ほどです。
ジャンガリアンハムスターに合う回し車の大きさについては、
>> ハムスターの静かな回し車『サイレントホイール』で快眠しようよ♪
という比較記事がありますので、是非どうぞ!
【初期費用】トイレ/トイレ砂の相場
こちらも各メーカーによりけりですが、おおよそ
トイレ:300円~400円 ※タッパーなどで自作もできます。が、深さがないと砂が飛び散ります。
トイレ砂:1袋200円くらいです。
【初期費用】砂場/砂浴びの砂の相場
ハムスターは水浴び厳禁。
その代わり、砂浴びをして体のよごれを落とします。
砂場:300円~400円ほど。※タッパーやガラス瓶などでも代用できます。が、こちらも深さがないと砂が飛び散ります。
砂場の砂:1袋300円ぐらいです。
【初期費用】温度計・キッチンスケールなどのはかりの相場
ハムスターは寒さ、暑さに弱い生き物です。必ず温度管理が必要になります。
また、ハムスターエサの量は、ハムスターの体重によってかわります。
ハムスターの体重をはかるためにも、エサの量をはかるためにも、スケールは必要です。
体重をはかることで、健康管理にもつながります。0.1g単位ではかれるものを準備しましょう。
温度計:1,000円ほど。
キッチンスケール:1,000円ほど。
【初期費用】ハムスター自身の相場
ゴールデンハムスターでもジャンガリアンハムスターでも、やはり人気の毛色・珍しい毛色のハムスターは高値です。
ジャンガリアンハムスターであれば、
ただし、売れずに大きくなったハムスターは安くなっている場合があります。
※参考までに、ゴールデンハムスターとロボロフスキーハムスターは、
ジャンガリアンハムスターより+500円~1,000円かと思います。
ペットショップでなくても、里親さんから譲り受けるという方法もありますね。
ハムスター飼育の初期費用の合計
ケージなど金額の振れ幅が大きいものもあるので、はむねこ家の使用しているもので計算しました。
ケージ | 4,000円 |
巣箱 | 1,000円 |
床材/巣材 | 800円(1袋) |
ペレット/ペレット入れ | 800円/200円 |
給水器 | 1,000円 |
回し車 | 1,000円 |
トイレ/トイレ砂 | 300円/200円(1袋) |
砂場/砂浴びの砂 | 300円/300円(1袋) |
温度計・スケール | 2,000円 |
ハムスター | 1,000円 |
合計 | 12,900円 |
1万3千円くらいかかるってことやね!
うん!以上が、ハムスターを飼うときの初期費用です!
次は、毎月かかる固定費!
ハムスターの飼育にかかる固定費【月額】
【固定費】ペレットなどのエサ代
はむねこ家は、400gで800円のペレットを使用。
ハムスターの体重によって与える量がかわるので一概には言えませんが、
1袋で2.5ヶ月分ぐらいだと思います。
よって、エサ代は毎月300円~400円ほどです。
ちなみに、給水器の水は水道水です。
毎日水はかえますが、ハムスターの飲む水だけで水道料金が大幅に上がることはないです。
【固定費】床材の費用
はむねこ家では、1kg800円の紙製床材を使用。1週間に1回、床材の交換をしています。
こちらも、ケージの床面積によるので一概には言えませんが、1袋で大体5~6回分でしょうか。
よって、床材は毎月500円ほどです。
【固定費】トイレ砂や砂浴びの砂の費用
トイレ砂や砂場の砂は600g200円ほどで購入。
毎日トイレの砂の交換は必要ですが、砂場の砂は必要に応じてでいいかと思います。
トイレの砂は1袋で1ヶ月。
よって、トイレ砂は毎月200円ほどです。
ハムスターにかかる毎月の固定費用合計
はむねこ家で使用しているもので計算しました。
ペレット代 | 300円 |
床材 | 500円 |
トイレ砂 | 200円 |
合計 | 1,000円 |
毎月の固定費は1,000円ぐらい!
使うものにもよるけど、大体こんな感じだと思います。
そうやね!以上が、ハムスターを飼うとかかる毎月の固定費でした!
最後に、その他考えられる特別費用をみていこう!
ハムスターの初期費用【その他】
その他臨時的な費用も含め、ハムスターを飼い始めたときには気づかなかった意外に見落としがちな費用です。
温度管理にかかるエアコン代・光熱費
ハムスターは暑さにも、寒さにも、急な温度変化にも弱い生き物です。
夏は28度以上で熱中症に、冬は15度以下が続くと低体温症になり命の危険につながります。
はむねこ家では、夏冬は24時間エアコンを稼働させ、温度管理をしています。
電気代については、住んでいる地域や使っているエアコン、ハムスターがいる部屋の広さやその他ペットヒーターなどの暖房器具の有無によって変わります。
よって、ハムスターにだけかかる電気代の計算は難しいのですが、はむねこ家の場合、夏冬24時間エアコンを稼働させている時は毎月+2,000円くらいです。
病院の診察代
これも、個々のハムスターの状況によります。
自由診療なので病院によって診察代がかわりますし、症状によっても大きく異なります。
あくまで一例ですが、はむねこ家のきゅーちゃんは不正咬合のため病院で歯切りをしていました。
その時の診察代は、一回2,000円ぐらいです。
ですが、症状が重かったり、手術をしたりすると数万円にのぼることもあります。
ハムスターの埋葬代
命あるもの、必ずお別れがあります。
埋葬に関しては、
など、さまざま。
また、一言でペット霊園といっても合同火葬か個別火葬か、飼い主が拾骨をするかしないか、などで費用は異なります。
参考までに、はむねこ家の利用したペット霊園だと、5,000円~1万5千円ほどでした。
きゅーちゃんが亡くなった時の内容です。埋葬方法について書いています。
≫ハムスターが亡くなったらどうしたらいい?生死の確認や埋葬方法について。きゅーちゃんとのお別れ【ハムスター ブログ】
是非合わせてご覧ください。
ハムスターの初期費用【まとめ】
ハムスターを飼うための初期費用や、毎月の固定費をまとめました。
【ジャンガリアンハムスター1匹にかかる費用】
初期費用 | 13,000円ほど |
毎月の固定費用 | 1,000円ほど |
その他の特別費用 | 各家庭やハムスターの状況による |
※ゴールデンハムスターはもうすこし費用がかかり、ロボロフスキーハムスターなら大体同じぐらいの費用かなと思います。
以上、「ハムスターを飼いたい!いくらかかる?【初期費用と毎月の固定費】」というお話でした。
金額は参考程度ですが、お役に立てたら嬉しいです。
ではまた!