ハムスターの飼育グッズとしても売られている「かじり木」。
かじり木を使われる方の中には、
などを目的とされている方が多いのではないでしょうか。
ですが、
さん
ウチの子、全然かじり木をかじってくれないなぁ。
ということがよくあります。
でも、かじってくれなくても大丈夫です。
この記事では
について解説していきます。
当ブログ「はむねこメモリアル」では、ハムスターを大切に育てたい飼い主さんに向けて、お役立ちコンテンツを発信しています♪
はむねこ家も、「歯の伸びすぎ防止やケージの噛み癖」に効果があると聞いて、2代目ハムスターきゅーちゃんのケージにかじり木を入れていました。
しかし、かじり木にまったく興味を示さず、ほぼかじらず・・そのうちかじり木は撤去。
ほんとに見向きもしなかった。
今もかじり木は使っていませんが、特にトラブルは起こっていません。
この記事を読めば、ハムスターのかじり木に対する考え方がきっと変わります。
ぜひ最後まで読んでくださいね♪
ハムスターにかじり木がいらない理由
ハムスターの歯はペレットをかじると自然に削れるから
ハムスターにとって、歯を削ってメンテナンスするためにかじり木が必須だと思われていますが、ペレットをかじるだけで大丈夫です。
一般的に売られてるハードタイプのペレットをそのまま与えていれば、ハムスターがペレットを食べることで上下の歯がこすれて、自然と削れます。
歯が伸びすぎることはありません。
またハムスター自身でも、歯ぎしりなど歯をこすり合わせることで、歯の長さ調整をしているそうです。
はむねこ家では、飼っているロボロフスキーハムスター2匹にも、かじり木を与えていません。
毎日ペレットだけ食べていますが特に問題ありません。
ですが、もし
さん
ウチの子、ペレットあんまり食べてくれない・・
という場合は、ペレットを噛むことによる歯の調整ができないので、とりあえずかじり木は与えておく方が良いです。
そして、ペレットをしっかりと食べてくれるように対策をする必要があります。
まずは、ハムスターの食いつきが良いペレットを探してみましょう。
味の好みには個体差がありますので、いろんな種類のペレットを試してみるしかありません。
>> 【ハムスター ペレット】食いつきがいいのはこれ【試してみて】
はむねこ家が愛用しているペレットは、ジェックスさんの「ハムスター プレミアムフード」です。飼っているハムスター全員がよく食べてくれました!
また、普段からミックスフードを与えていませんか?
美味しいひまわりの種ばかり選んで食べてしまうので、ミックスフードはオススメしません。
>> ハムスターのエサはペレットだけでOKです【種類や選び方も解説】
ケージの噛み癖はかじり木で直らないから
よく、
さん
かじり木をいれているのにケージを噛む・・
という声を聞きますが、ケージの噛み癖はかじり木では直りません。
なぜなら、ケージを噛む理由が他にあるからです。
多くは、
などが理由です。
特に、ハムスターは高確率で「金網ケージ」を噛みます。
そして、ケージを噛むことは歯のトラブル「不正咬合」の原因にもなります。
いちど不正咬合になると、定期的に歯切りをすることになります。
家庭で歯切りをするのはかなり難しいです。歯切りをしてくれる病院に定期的に通わなければなりません。
はむねこ家のきゅーちゃんも、金網ケージを噛んで不正咬合になり、頻繁に動物病院へ通うことになりました。
かなり医療費もかかったから、不正咬合は飼い主の負担も大きいです。
ハムスターによく起こるトラブルなので、ペット保険も適応されます。
ケージを噛むのをやめさせる一番の対策は、水槽型のケージや衣装ケースなど、「平屋の噛めるところがない」ケージにかえることです。
水槽をケージにするメリットについては
>> ハムスターには水槽ケージがオススメ!3つの理由で楽しく飼える♪
をご覧ください。
かじり木を「かじれない」には要注意
ハムスターがかじり木を「かじれない」場合、注意が必要です。
かじり木を「かじらない」のと、「かじれない」のではわけが違います。
「かじれない」ということは、歯に何らかの問題があるかもしれないからです。
この場合、
など、何らかの形で異常がみられるはずです。
お近くの小動物を診てくれる病院を受診してください。
>> ハムスターを病院へ連れて行く方法【キャリーケースを準備】
ハムスターにかじり木をかじってほしいなら
ここまで、ハムスターにはかじり木がいらないという話をしてきました。
ですが飼い主目線の話をすると、
さん
かじり木をかじっている姿を見たい!
というのが本音ですよね!
ここからは、ハムスターにかじり木をかじってもらうためにできることを紹介していきます。
かじり木の商品をいろいろ試す
ハムスターのかじり木と言っても、いろんな商品が存在しています。
天然の素材のものがほとんどだと思いますが、素材になっている木材の種類はさまざまです。
ハムスターは味の好みに個体差があるので、素材の違うかじり木を与えると、かじってくれるかもしれません。
はむねこ家がピックアップしたかじり木を、いくつか紹介していきます。
SNS映え間違いなしのかじり木
まず紹介するのが、マルカンさんの「かじりギター!」です。
ネーミングセンスが抜群ですね(笑)
インスタグラムで、このかじりギターを手に持ってかじっているハムスターを何度か見かけて、めちゃくちゃかわいかったです♪
素材は柔らかめの天然木なので、安心ですね!
かじりギターの素材は、マルカンさんの公式HPによると「天然木」との表記だけだったので、木材の種類まではわかりません。
国産木材の細枝タイプのかじり木
次は、国産木材で種類もわかっている細枝タイプのかじり木です。
木材によって風合いが異なり、見るからにかじっても安心という風合いですね。
いろんな木材を試してみると、ハムスターの好みがわかって面白そうです。
巣箱を天然の木製にする
さん
かじり木の商品をせっかく買ったのに、かじってくれなくて勿体ない・・
そんな思いはもう嫌だ、という方にオススメなのが、ハムスターの巣箱を天然の木製のものにすることです。
天然の木でできた巣箱はかじっても安心なので、「かじり木 兼 巣箱」というコスパ良しの商品です。
これなら、もしハムスターがかじってくれなくても巣箱として活躍してくれます。
「損した!」って思わずに済むね!
ちなみに、はむねこ家では、途中からハムスター全員の巣箱にマルカンさんの「はむちゃんの2階でごはん」を採用し、愛用しています。
ゴールデンハムスターの「ぽっちゃん」には、かじり木を与えていませんでしたが、この巣箱を破壊する勢いで角をかじりまくってました(笑)
てへ。
この「はむちゃんの2階でごはん」の使用感については、別の記事↓でレビューしています。
安心・高機能・コスパ良しなので、オススメです!
ハムスターはかじり木がなくても大丈夫
以上、ハムスターがかじり木をかじらない?【それ、いらないかも】というお話でした。
さん
かじり木をかじってくれなくて心配。
という気持ちはわかります。
でも、食事で歯がこすれて歯は削れますし、ケージの噛み癖はかじる原因を見つけることが大事です。
かじってくれたらラッキー!くらいの気持ちで与えると気持ちがラクですよ!
ケージの噛み癖は、水槽ケージにするのが最善策です!
みなさんが素敵なハムスター生活を送れますように!
ではまた!