さん
ハムスターが1日で死んじゃった。どうして・・
お迎えしたばかりのハムスターが、1日で死んでしまって戸惑ってしまう飼い主さんは、意外と多いです。
これから楽しいハムスターライフを送ろうと思っていたのに、ショックですよね・・
私たち「はむねこ家」の知り合いにも、ハムスターを1日で亡くしてしまった方がいます。
その方の体験をキッカケに、「どうして1日で死んだのか」いろいろと調べてみましたので、この記事でシェアしたいと思います。
この記事を読めば、あなたが今後どうすればいいのか分かります。
当ブログ「はむねこメモリアル」では、ハムスターを大切に育てたい飼い主さんに向けて、お役立ちコンテンツを発信しています♪
ハムスターが1日で死んだ理由
ハムスターが1日で死んでしまう理由として、考えられるものを紹介します。
窒息
ハムスターがプラスチック製品や固まったトイレ砂を飲み込んでしまい、窒息して死んでしまった可能性があります。
ケージ内に置いてある飼育グッズに、「かじられた跡」がないか確認してみてください。
オシッコで濡れたら固まるタイプのトイレ砂も、窒息につながる可能性があるので、使っていた商品の仕様も要チェックです。
当てはまるようなら、窒息死してしまったのかもしれません。
ただ、窒息についてはハムスターの見た目から判断することは難しいです。
あくまで、推測レベル。
温度
寒さ
冬にハムスターをお迎えして、エアコンをつけずに飼育していたなら、寒さによって死んでしまった可能性があります。
しっかり暖房が効いたペットショップから、急に寒いお部屋で暮らすことになれば、どんなハムスターにも負担がかかるのは当然のこと・・
生後2か月までの子どもハムスターなら、なおさら。
ただ、気を付けたいことがあります。
それは、死んでいるように見えて、実はハムスターが擬似冬眠をしている可能性もあるってこと。
「寒さ」に思い当たるなら、すぐにチェックして!!
暑さ
夏にお迎えしたハムスターが1日で死んでしまった場合は、お部屋の暑さに耐えられなくて死んでしまったのかもしれません。
ペットショップからお迎えしたばかりということは、まだハムスターは子どもである場合がほとんど。
体が強くなっていない時期に暑さにやられてしまった、ということも考えられます。
温度差
ハムスターは急激な温度変化も苦手な生き物です。
日中はエアコンで暑さ・寒さの対策をしていたけど、それ以外の時間に稼働していなかった(つまり24時間のエアコン体制じゃなかった)場合、ハムスターの体に負担がかかってしまいます。
たとえば、「かなり冷え込んだ冬の日の夜に、暖房をOFFにして一気に部屋の温度が下がる」など。
床材のアレルギー
ハムスターは木材チップなどの床材でアレルギーを起こすことがあります。
ペットショップで使われていた床材と違う素材になったとたん、アレルギーを起こして死んでしまったという可能性も考えられます。
(ペットショップによっては、ハムスターを連れて帰るときに、床材も少し分けてくれたりしますが)
ただ、床材のアレルギーで死んでしまっていたとしても、ハムスターの見た目から判断することはできません。
ストレス
ハムスターは体が小さくデリケートでストレスに弱いです。
いろんなことがストレスの原因になります。
何かに驚いて、ショック死してしまうことだってあるんです。
特にお迎えしたばかりのハムスターは、飼育環境がガラリと変わって警戒モードになり、非常にストレスがかかっている状態です。
そんな状態で、さらにビックリしてしまうようなことがあれば、それが原因でショック死してしまった可能性も否定できません・・
(ストレスによって死んでしまっても、やっぱり見た目では判断できません)
事故
ハムスターがケージの2階部分から落下したり、回し車から吹っ飛んでケージにぶつかり死んでしまう事故死もありえます。
特に生後2か月以内の子どもハムスターの場合は、体が弱いので事故で死んでいてもおかしくありません。
体が小さいので、「回し車のサイズが合っていないせいで吹っ飛ぶ」ということも、よく起こります。
もし、明らかに「足が曲がっていて骨折してそう」などの見た目で分かることがあれば、事故死だと判断しやすいです。
病気
ハムスターが実はペットショップにいる段階で病気にかかっていたから、お迎えしてすぐに死んでしまった可能性も否定できません。
特にハムスターの突然死につながるのが「下痢」です。
ケージ内にハムスターの糞が残っていたら、ドロドロした便じゃなかったか確認しておきましょう。
(普通はほとんど乾いたような、粒状のフンが落ちているはずです)
元から弱っていた
ここまでに紹介した原因のどれにも当てはまらないなら、「ハムスターが元から弱っていた」ということも考えられます。
ペットショップにいる時点で病気にかかっていたり、遺伝子的に弱い個体だったり・・
(月齢のわりに体重が増えていないハムスターは、もとから体が弱い可能性があります)
体調を崩したことがなかったか、ショップに聞いてみるのもアリです。
ショップでも思い当たるフシがないようなら、遺伝子的に弱い個体だったのかもしれません・・
ハムスターは1度の出産でたくさん生まれてきます。
言い方が悪いのを承知でいうと、ハムスターは「たくさん産んでいれば、誰かが生き残る」という戦略をとっている生き物。
あなたがお迎えしたハムスターが、たまたま遺伝子的に弱い個体で、あなたにお迎えされたタイミングがたまたま”最期のとき”だったのかもしれません。
ハムスターが1日で死んでしまったら
供養する
死んだ原因を突き止めるのも大事ですが、まずは、しっかりとハムスターの供養をしてあげましょう。
しっかりと見送ってあげないと、それこそ可哀想です。
「戸建て」に住んでいる方なら、庭に埋めてあげることもできます。
はむねこ家では、これまでお別れしてきたハムスターは、みんなペット霊園で火葬してもらっています。
飼い主がお参りできない時期もハムスターが寂しい思いをしないように、「共同供養・共同埋葬」にしてもらっています。
自分を責めすぎないで
さん
死んだ理由が、まったく分からない・・
という方、どうか落ち込みすぎないでください。
もしかしたら、お迎えしたハムスターがたまたま体の弱い個体だったのかもしれません。
いまは「これから楽しくハムスターと暮らそうと思っていたのに・・」とショックに感じていると思います・・
でも安心してね。
ハムスターは「虹の橋」という天国の手前であなたのことを待っています。
遠い未来の話ではありますが、あなたがハムスターと一緒に「虹の橋」を渡ったら、ずっと一緒に暮らせるようになりますよ。
そしたら、今回遊べなかった分も含めて、たくさん一緒に触れ合えばいいんです。
改善点を考える
さん
適当に飼い始めたら、すぐ死んじゃった。
という方は、ハムスター飼育のどこかに問題があったはず。
思い当たることがあれば、反省しなければいけません・・
軽い気持ちで命をあずかってはいけないの。
今後もハムスターをお迎えしたいとお考えでしたら、飼育本を読んで勉強したり、お部屋の環境を整えてあげてくださいね。
ハムスターが長生きできるように、できるだけ改善しましょうね。
ハムスターが1日で死んだら反省と改善を
ハムスターが1日で死んでしまって、さぞかしショックを受けられたことと思います。
どうして死んだのか理解できなくて、唖然としている方もいるかもしれません。
悲しい気持ちで頭がいっぱいになってしまいますが、まずはハムスターのことをしっかりと供養してあげてくださいね。
ちゃんとお別れをして、前を向こうね。
死んでしまったハムスターの死を無駄にしないためにも、どうして1日で死んでしまったのか、原因をしっかり考えてみてください。
そして、しっかりと勉強したり飼育環境を整えて、次にお迎えするハムスターが長生きできるように改善していきましょうね。
さん
死んでしまった理由がまったく分からない・・
という方は、ご自身を責めないであげてください。
たまたま体が弱いハムスターをお迎えしてしまったんだと思います。
しっかりと供養してあげて、前を向いてくださいね。
お庭に埋めても、野良猫などに掘り起こされてしまうかもしれません。
はむねこ家では、安心してハムスターに眠ってもらうために、ペット霊園での供養をオススメしています。
自宅まで来て、亡き骸のお迎えをしてくれるサービスもあるよ。
この記事を読んでくれた方が、少しでも気持ちがラクになって前を向けるようになってくれたら幸いです。
それでは。