さん
ハムスターに触りたいけど、噛まれるのが怖い・・
というお悩みを抱えている方へ。
この記事では、
について解説していきます。
この記事を読めば、「噛まれるかも・・」と怯えることなくハムスターと接することができるようになります。
当ブログ「はむねこメモリアル」では、ハムスターを大切に育てたい飼い主さんに向けて、お役立ちコンテンツを発信しています♪
SNSでみかけるハムスターアカウント。
さん
みんなハムスターに触って、手乗りにしていいなあ。
さん
ハムスターも環境に慣れてきたみたいだし、今日は手を差し出してみよう!
と意気込むも、ハムスターを目の前にすると「噛まれるかも・・・」と上手く接することができない。
ハムスターを飼っている人の中にはそんな方もいると思います。
わたしの経験上、克服すべきは「びくびくしたままハムスターに接してしまうこと」です。
ハムスターが噛む理由
そもそも、どうしてハムスターが手を噛もうとするのかという理由について考えてみます。
本能的に何でも噛むから
ハムスターは身の回りにあるものをとにかく何でもかじってしまいます。
これは、かじることで食べられるものかどうか確認しているからなんです。
ハムスターはなんでもカジカジしたくなるもの。それは、かじることで、それが何なのかを確認するため。
福島正則(監修)『もっと知りたいハムスターの秘密「ハムごころ」がわかる本』(日本文芸社/2017)
この本能による噛みつきはどうしても予防できないですが、基本的に甘噛みであるため、極端に恐れる必要なありません。
「いたっ」
っと、少しビックリしてしまいますが、すぐに慣れてしまいますよ♪
警戒しているから
ハムスターをお迎えしたばかりだったり、普段からハムスターがストレスを受けてばかりいると警戒モードになっていて、なりふり構わず噛みついてくる可能性があります。
ハムスターに触ろうとする前に、ハムスターが安心して暮らせる状態になっているか確認してみましょう。
手をエサだと勘違いしたから
ハムスターが飼い主の手をエサだと勘違いした場合に噛みついてくる可能性もあります。
特に、さっきまで手でエサを掴んでいたという場合、手にエサの臭いが残っていて、ハムスターが臭いで勘違いして噛んでしまうかもしれません。
ハムスターは視力が弱いため、見た目でエサかどうかの判別があまりできません。
優れた嗅覚と聴覚によって周囲の状況を確認しているので、手の臭いには注意しましょう。
ハムスターが怖い方のための心構え
怖いという気持ちは伝わってしまう
さん
ハムスター、怖いよぉ。
という方、実はその怯えている気持ちがハムスターにも伝わっています。
不思議なものですが、ハムスターって、というか動物って敏感です。
「怖い」という感情のまま手を差し出すと、
という悪循環に・・
でも、
さん
私はあなたが怖くないよ!人間の手を怖がらなくていいよ!
という堂々とした気持ちで接していると、警戒心が解けていきます。
噛まれなかったらラッキー精神でいる
怖がらないでハムスターと接するにはどうすればいいのか。
ズバリ、自己暗示です!!
これ↓は、わたしがハムスターと触れ合うときに思っていたことです。
本当に心の中で唱えてました(笑)
さん
噛むかな?噛まれちゃうかな?
と思ってると噛まれたときにびっくりしてしまいます。
ですので、
さん
きっと噛むだろう、噛まれるだろう
という気持ちでいる、ってことです。
これが案外心を落ち着かせてくれました。
ハムスターとの距離感に慣れる
初めてハムスターを飼ったり、初めて動物を飼う人って、
って怯えてしまったりすると思うんです。
実はわたしもそうでした。
大人になるまで動物を飼ったことがなかったので。
初代ハムスター「ひじかたさん」がはむねこ家に来たときは、手に乗せただけで
「どうしよう、骨折れそう、小さすぎる、くすぐったい」って大騒ぎ。
正直に言うと、動物との距離感がわからなかったんです。
そんな私がしたことは、距離感に慣れること。
こうして、噛みはしないけどハムスターも「飼い主のにおい」を十分に察知できる距離感で、日々接しました。
1週間じゃどうにもなりませんでしたが、1ヶ月続ければ慣れて気持ちに余裕ができます。
ハムスターとの距離感がわかってくると、ハムスターとの触れ合いが怖くなくなるって寸法です。
そうして手を差し出すことに抵抗を感じなくなれば、もう「びくびく」せずに接してるってことです。
軍手で心に余裕をもつ
さん
どれだけ自己暗示しても、やっぱり怖いよぉ。
という方は、物理的に手をガードすると、ぐっと安心感がアップしますよ!!
一番コスパの良い方法は軍手をはめることです。
ハムスターのアレルギーがある人も、軍手をはめると良いですよ!!
軍手をはめていれば、ハムスターが噛みついたところで飼い主は痛みを感じることがありません。
かなり心配性な方でしたら、軍手を二重につけてしまいましょう♪
僕はハムスターのアレルギーがあるので、お世話をするときは常に軍手を二重につけてます!!
ただ、ここで注意したいことは、一度つかった軍手を毎回使うこと。
ハムスターがせっかく、
この(軍手の)臭いは警戒しなくて大丈夫だな。
と覚えたのに、軍手を変えてしまうと、また知らない手になってしまってハムスターが警戒してしまいます・・
子どもが触るときは目を離さない
もしお子さんがハムスターのお世話をしていて、ハムスターに触るタイミングがあるようでしたら、保護者の方は目を離さないようにしましょう。
その主な理由はこんな感じ↓。
不測の事態があるかもしれない・・
別に触れなくても大丈夫
ここまでハムスターに触ることを前提に話してきましたが、ハムスターに触れなくても大丈夫です。
飼い方はひとそれぞれ。触るのが怖いなら、鑑賞用としてハムスターを飼えばいいだけのことです。
無理して触らなくても大丈夫ですよ♪
そもそも、ハムスターにとって長い時間触られるのはストレスのもと。
飼い主が「ちょっとだけスキンシップしよう」と思ってふれ合う時間も、わたしたちにはかなり長い時間ということを覚えておいてください。
今泉忠明(監修)『ハムスターがおしえるハムの本音』(朝日新聞出版/2018)
ハムスターはなつく生き物じゃないです。野生でも単独生活ですし。
個体によっても性格が違うので、どうしても触れないハムスターもいます。
種類によって、人に慣れやすい・慣れにくいなどもあります。
ですので、触れないなら、別にそれでいいと思います。
健康チェックは透明の虫かごにハムスターを移して確認すればいいですし、触って確認しないといけないことがあれば軍手をすれば大丈夫!
触れない、怖いと思う方は、
さん
わたしはハムスターに過度なストレスを与えてない!落ち込むことはない!
とポジティブに考えてみてください。
ハムスターが噛むのを予防する方法
飼い主の手の臭いに慣れさせる
ハムスターが噛むのを予防するには、ハムスターに飼い主の手に慣れてもらうのが一番です。
いかに警戒心を解くか、だね!
手に慣れさせれば、日々のお世話がしやすくなるのは事実なので、無理のない範囲で少しずつハムスターを飼い主の手に慣れさせてあげましょう。
手に慣れさせるための具体的な方法については、コチラの記事↓にまとめていますので、ぜひご覧ください。
ゆっくり手を近づける
ハムスターのお世話をするときの基本として、手をゆっくりと動かすということがあります。
急に手を動かしてしまうと、ハムスターがびっくりして噛みついてしまうことがあります。
誰でも、急な動きにはビックリしちゃうもんね。
触るときやお世話をするときは、ハムスターの視界に入る角度からゆっくりと手を動かしてみましょう。
これだけでも予防効果はありますよ♪
ビックリさせないから、ハムスターのストレスも軽減できるね!
臭いや音に注意
ハムスターは嗅覚と聴覚に優れ、臭いと音にとても敏感です。
なので、ハムスターのお世話をするときは、臭いや音に注意する必要があります。
具体的には、まず、お世話するときに急に大きな音が鳴らないように気を付けることです。
急になる大きな音として
などに注意しましょう。
また、臭いとしては
などに気をつけましょう。
ハムスターが驚いたり警戒したりして、飼い主の手を噛んでしまうかもしれません。
手に慣れている子がかみついたときは、においや声のトーンなど、あなたにいつもと違うところがないか確認してみましょう。飼いハムにいらぬ緊張を与えないために、いつも同じ条件で接してくださいね。
今泉忠明(監修)『ハムスターがおしえるハムの本音』(朝日新聞出版/2018)
触りすぎない
ハムスターはかわいいので、ついつい長時間ふれあっていたくなりますが、触りすぎには注意しましょう。
ハムスターにとっては、自分よりもはるかに体が大きい人間は恐怖の対象です。
飼い主の手に慣れたとしても、やはり長時間さわられているのはストレスになってしまいます。
ストレスのためにハムスターがイライラして噛みついてしまうこともあります。
ハムスターに噛まれたら
アレルギー反応に注意
ハムスターをお世話する以上、いつか噛まれてしまうタイミングがあるかと思います。
ただ、噛まれるのはやっぱりよくないです。
特に、アレルギーはバカにできません。
ハムスターに噛まれた飼い主がアナフィラキシーショックを起こしたという事例もあります。
アナフィラキシーとは急性のアレルギーのことです。食べ物や蜂毒、薬剤などが原因ですが、ごくまれに、ハムスターに噛まれることが原因で起こります。
田向健一(監修)『ハムスター 毎日のお世話から幸せに育てるコツまでよくわかる!』(誠文堂新光社/2017)
出血するほど強くかまれた場合は要注意です。
体に異変があれば、すぐに病院へ。
特に動物アレルギーを持っていたり、アレルギー体質だという方は、無理に触らないほうが良いです。
仕返しをしない
ハムスターに噛まれたからといって、
さん
何するのよ!!もう!!
とハムスターにやつ当たりや仕返しをすることは絶対にやめましょう。
ハムスターのお世話方法を調べるために、このブログをご覧になっているようなハムスター想いの方に、そんなことをする人はいないと思いますが・・
ハムスターが飼い主の手を噛むのは、何かしらストレスを感じていたりと理由があるはずです。
何でも噛む習性がある生き物なので、噛まれたからといってハムスターを責めてはいけません。
そういう生き物だと分かった上で飼育をしているはずですので!
ハムスターに体調不良がないか確認
普段はほとんど噛まないハムスターなのに、急に噛むようになったという場合は、ハムスターの体調が悪いのかもしれません。
ハムスターは自分の不調を隠そうする習性があるので、攻撃的な姿勢を見せることで、自分の不調を必死に隠しているのかもしれません。
さん
ハムスターが凶暴になってしまった・・
とお悩みの方は、こちらの記事↓も参考にご覧ください。
また、ハムスターの体調に少しでも気になる点があれば、すぐに動物病院へ連れていってあげましょう。
さん
動物病院って、行ったことないんだよなぁ。
という方は、こちらの記事↓もご覧くださいね。
ハムスターが噛む怖さを克服しよう
以上、ハムスターが噛むのを予防する方法と飼い主さんの心構えについてでした!
いろいろ解説しましたが、ハムスターを触ることを推奨しているわけではないです。
触りすぎはストレスになるってことは頭に入れておこう!
ハムスターが望まないときのスキンシップは禁物。
ただ、手を「安全だ」と思ってもらえれば、健康チェックがしやすいなどのメリットはあります。
飼い主さんの「びくびく」は想像以上に相手に伝わっています。
裏っかえせば、堂々としておけばハムスターの警戒心も薄まっていくってこと。
ハムスターに触るのであれば、ぜひ緊張してしまうのを克服し、程よい距離間をもって接してあげましょう♪
ぐぐぐっと仲良くなれますよ!
皆さんが素敵なハムスターライフを送れますように♪
ではまた!
ハムスターは巨人と接している、ハムスターの方が怖いはず、噛むのが仕事だ、何かを伝えようとしてるんだ、きっと噛むだろう、でも噛まれなかったらラッキーだ!!!