
こんにちは!まおみ(@maomihamham)です。

ルックルックフォーチュンか~一時期、きゅーちゃんのケージやったやつね!

そうそう。今思い返せば、良いところもあったけど、イマイチなとこもあったなって。
ジャンガリアンハムスターのケージとして、
実際に使ってみた正直な感想とはむねこ家の反省点をシェアしようかなと思います。

購入を考えてるひとの参考になれば嬉しいです!
この記事は、
という疑問にお答えしていきたいと思います!

いってみよう!
ルックルック・フォーチュンはおすすめしない。
先に結論を言っちゃうんですけど、正直あんまりオススメしないです。
ただ!適当に「オススメしない」と言っているわけじゃないので、是非最後まで読んでみてください。
最後にオススメケージも紹介してます。
ルックルック・フォーチュンって?

SANKO(三晃商会)さんのケージ。
特徴は、「飼育の基本的な用品がそろったセット」ということです。
ゴールデンハムスター用と、ドワーフハムスター(ジャンガリアンやロボロフスキーなど、小さな個体)用があります。
ドワーフ用のルックルックフォーチュンの大きさや付属品はこんな感じ。
大きさ:【外寸】横51cm×奥行28cm×高さ23cm
【内寸】横約38.5cm×奥行約25cm×高さ約22.5cm
付属品:サイレントホイール(径12cm)1つ、給水器1つ、エサ入れ1つ
※上記写真にエサ入れが写ってません・・なくしてしまいました・・

なるほど、確かにホイールや給水器がついていて、
すぐに飼育を始められそうなセットやね。

初めて飼う人には魅力的かも。
じゃあ、実際に使った感想は??
ルックルックフォーチュンの良いところ
ハムスターを飼うのに必要なものが一通りそろっている。
「 飼育の基本的な用品がそろったセット」と謳われているとおり、
必ず必要な回し車(サイレントホイール)、給水器、エサ入れがついていて、初めてハムスターを飼う方には嬉しい内容だと思います。

十分な大きさと長さで、
体の小さなジャンガリアンでも飲み口にとどきます。

確かに、初めてお迎えするときってあれも必要、これも必要、あれも買わないと!って、結構大変よね。
そもそも、「何を買わないといけないのか」がわからない!

そうやね。2匹目になると慣れてくるけど、初めてなら買い忘れがあったりね。
ルックルックは、「これさえ買っておけば!」っていう安心感があるかも。
その名の通り、ハムスターの様子がよくみえる。
「ルックルック」の名の通り、透明なケースで中の様子が良く見えます。
2階部分の「スカイルーム」は特に良く見えるので、愛らしい様子などを見れたら嬉しいですよね。


喜ぶのは人間だけかも・・やけどね(汗)

可愛くてついみちゃうんやけどね~~!
ハムちゃんが家に慣れてくれるまでは、覗きすぎ注意です!
拡張してお部屋を広くすることができる。
ルックルックのケージの両端に、パイプをつなげることができます。


パイプは、同じSANKO(三晃商会)さんから沢山販売されています。

これを使って別室を作ったり、ハムちゃんの砂浴び場を作ったり。

ちなみに、この砂浴び場も、SANKOさんの商品です。
このように自由自在に拡張できて、カスタマイズしやすいのが魅力です。
前開き扉のケージなので、ハムスターが慣れやすい。

ハムスターは捕食される側の生き物。
なので、捕まりそうな状況を思い起こす「上から覗き込まれたり手が伸びてきたりすること」に恐怖を感じやすいです。
ただでさえ、新しいお家にきたばかりのころは緊張しているのに、上から手が伸びてきてお世話されると・・・。
前開き扉なら、手を前から差し伸べることで恐怖が緩和できますし、ハムスター自身が自分の意思ででてくることができます。その分、早く人や慣れることができると思います。
ルックルックフォーチュンのイマイチなところ。
金網を噛んで歯が折れたり、金網を登ってケガをする可能性がある。
ルックルックは、いわゆる「金網ケージ」です。
金網ケージはやはり、不正咬合になったり、手をはさんだり、また登って落ちたりすることによる怪我が心配です。
特にこの前開き扉の部分は、ジャンガリアンハムスターがちょうど噛める高さで、
ここを噛んだり登ったりするハムスターが多いようです。

よく噛んでいました。
ハムスターの安全を考えると、お迎えしたハムスターが噛んだりしていないか必ずチェックしないといけないですね。
スカイルーム(2階部分)の通気性が良くない。
他にルックルックを使われている方の口コミを調べたところ、
2階部分のスカイルームをトイレにしたり、巣にしたりして、そこで過ごすハムちゃんが多いようです。

例外なく、きゅーちゃんも1階に巣箱があるにも関わらず、
スカイルームで寝たり、ご飯を食べたり、まるで巣箱のように使っていました。
恐らく、天井が低くて横に広いので安心するのかなと思ったり・・。
が、このスカイルームでトイレをしたりすると、通気性が悪いため、
湿気でスカイルームの蓋の部分に水滴がついたり、臭いがこもったりします。
カビがはえる原因にもなりますし、問題です。

スカイルームでおしっこをしないように、おしっこがついた床材を1階のトイレ砂に入れて根気よく覚えてもらうしかないんかな。

うん・・・こまめに拭くか・・。
なかなか根気がいるよね。
ジャンガリアンハムスターを飼うには、狭すぎる?

ハムスターの運動量は想像より多く、あの小さな体で一日で何キロも走ることがあります。
また、縄張り意識が強い生き物でもあるので、ケージは横幅・奥行が広くないとハムスターにストレスを与えてしまいます。
ジャンガリアンハムスターなら、少なくとも幅45cm×奥行30cm×高さ30cmは欲しいところ。
ルックルックは、内寸が横幅約38.5cm×奥行約25cmなので正直狭いです。
巣箱やトイレなどを置くと、あっという間にスペースがなくなるので、拡張することが前提になるかと思います。
ルックルックを購入される際は、下記のような外付けのトイレを使うことも考えたほうがいいかも。
どちらもルックルックと同じSANKOさんの商品なので、使い勝手はいいです。
≫はむねこ家も使ってたパイプ外付けする砂場
≫パイプで外付けするトイレ
ジャンガリアンハムスターが使うには、付属の回し車が小さい。

付属の回し車は、ホイール径12cmです。
こどもの小さなジャンガリアンハムスターなら問題ありませんが、あっという間に成長し、すぐに回し車が小さくなると思います。
この場合も、拡張して別のところにひとまわり大きな回し車を置くなど、対策が必要になると思います。
ルックルックフォーチュンを使ったはむねこ家の反省点
ハムスターが金網を噛んでしまった。

一番反省しているのはこの点です。
きゅーちゃんは、結局不正咬合になってしまいました。
不正咬合の原因は、金網ケージを噛むことだけではなくって、もともと歯並びが悪いとか、歯が伸びすぎたとか色々とあるようです。
ただ、結果的にうまくご飯を食べられなかったり、何度も通院したり、大きなストレスを与えることに。猛省です。
2階のスカイルームで寝るようになってしまった。
ハムスターは安心だと思う場所に巣を作るので、2階がきゅーちゃんの安心できる場所になっていたんだと思います。
だた、もともと地上・地中で暮らすハムスターにとって、上下の運動は苦手。特に下りる動作は苦手のようで、下りるのに失敗して怪我をしてしまうこともあるようです。
きゅーちゃんはは、それこそ難なく上ったり下りたりしていましたが、怪我の可能性もあったんだなと思うと、申し訳ないことをしたなと思います。
もしルックルックフォーチュンを使うなら細心の注意と、ひと工夫を!

やっぱり、金網ってのが一番気にかかるね。

そう。金網でも噛まないハムちゃんもいるみたいやけど、
お迎えしたばかりのハムちゃんって、正直わからないもんね。

あとは広さやね。このままじゃ正直狭く感じるねきっと。

うん。のびのび過ごしてもらうためにも、拡張したりして工夫が必要やね。
正直に言うと、「ぜひルックルックフォーチュンを使ってください!」とは言えないというのが感想です。
しかし、「飼育キット」というだけあって給水器や回し車などがそろって便利なのは事実。
また、お値段も比較的お手頃で、買いやすいと思います。
もし購入されるのであれば、 ハムスターが快適に過ごせるよう細心の注意と工夫が必要かと思います。
≫Amazon
≫楽天
さいごに:じゃあオススメのケージはないの?
やはりオススメのケージは
はむねこ家は水槽をオススメしています。理由はまさしく、平屋で広く、金網のような噛むところがないから。
≫ 【ハムスター ケージ】水槽がおすすめな3つの理由【失敗談から学ぶ】
衣装ケースでもいいんですけど、インテリアになじまないという勝手な都合でオールガラス水槽にしました。
ハムちゃんがぴょんぴょん広々と走り回ってくれて、買って良かったと思ってます。
「飼育セット」が良い!という方は、ガラス水槽で飼育セットになっているものもあります。
ただ、ガラス水槽なので重さがあります。
軽いプラケースがいい!という方は、こういったケージはいかがでしょうか。扱いやすいと思います。
ハムスターと飼い主さんが素敵ライフを過ごせますように!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
ではまた!
まおみ
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