【高齢ハムスター】老化の症状が現れたら【エサやケージに工夫を】

アイキャッチ_ハムスター_老化_症状1体調不良

こんにちは!はむねこ家の妻 まおみ です。

このブログでは、ハムスターを大切に育てるために知っておきたい知識を解説しています。

まおみ
まおみ

私は飼育本や文献を10冊以上読んできた「飼育本マニア」です。ジャンガリアン・ロボロフスキー・ゴールデンを育ててきました!


今回の記事は「ハムスターの老化の症状」についてです。

はむねこ家のきゅーちゃんは、2歳を迎える頃から

まおみ
まおみ

あれ?なんとなく元気がないかも。

はむお
はむお

エサも残してる・・・

ということが増えてきました。

あなたも、この記事にたどり着いたということは

  • 「ハムスターに元気がない。老化かな?」
  • 「老化したらどうしたらいい?」

といった疑問や悩みをお持ちなのではないでしょうか?

この記事ではそういった方に向けて、ハムスターの老化の症状や対処方法を、はむねこ家の実体験を交えながら紹介していきます。

きゅーちゃん(ジャン)
きゅーちゃん(ジャン)

サポートよろしくでち。

結論から言うと、ハムスターが老化して高齢になったら、身体の状態に合わせてエサやケージ(飼育環境)を工夫してあげる必要があります。

まおみ
まおみ

対処方法をすぐに知りたい方は、下のリンクからどうぞ!

高齢ハムスターのエサについてはこちらの記事↓にまとめています!

高齢ハムスターのケージ(飼育環境)についてはコチラの記事↓にまとめています。

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ハムスターの老化

ハムスターの寿命

ハムスターってとても可愛くて、ずっと一緒に居たいと思いますよね。

ハムスターは成長が早くて大人になるのもあっという間。

その分、寿命が短いのがつらいところ。

寿命はふつう 2~3 年です。離乳期は約 3 週間で、約 5 週間で大人の大きさになって性成熟します。

環境省 – 家庭動物等飼養保管技術マニュアル
まおみ
まおみ

一緒に過ごせる時間を大切にしたいね。

はむねこ家の初代ジャンガリアン、ひじかたさんは1歳近くで虹の橋を渡りました。

そして2代目のジャンガリアン、きゅーちゃんは2歳8か月と長生きしてくれましたが、高齢になってからは腫瘍との闘いが続きました。

ハムスターの老化の症状

皆さんの飼われているハムスターによって個体差はありますが、早い子では1歳半から老化のサインが見られます

主な症状としては次の通りです。

ハムスターの老化の症状
  • 毛のツヤがなくなる(毛が抜ける)
  • 動きが遅くなる
  • 寝ている時間が長くなる
  • 歯が抜ける
  • 目が白っぽくなる

元気で活発な若いころと比べると、毛のサラサラ感がなくなったり、日中はほとんど出てこなくて寝てばかり、といった変化があります。

はむお
はむお

ウチの子たちも、回し車で走ることが減りました。

人間が歳と取ると、肌にツヤがなくなったり、運動がつらくなったりするのと同じですね。

加齢に伴う変化を完全に防ぐことはできません。

特にハムスターは歳を取るのが早いので、しっかりと毎日の様子をチェックして、早めに対策できるようにしましょう。

【老化以外にも】ハムスターは病気になりやすい

ハムスターは老化による衰えが早いだけではありません。

腫瘍ができやすいですし、他にもいろんな病気にかかります。

  • 明らかにいつもと様子が違う
  • できもの(腫瘍)がある

など、老化による症状ではなさそうな場合は、すぐに病院に連れて行ってあげてください。

まおみ
まおみ

何事も早期発見が大切!

病院につれて行く方法は、コチラの記事↓にまとめていますので、ご覧ください。

きゅーちゃん(ジャン)
きゅーちゃん(ジャン)

僕は何回も病院に通ったでち。

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ハムスターに老化の症状が出たら

可愛いハムスターの画像

老化したハムスターのためにできること

病気ではなく、老化による身体の変化を感じたら、ハムスターの状態に合わせてその子が快適に生活できるようにエサやケージ(飼育環境)を整えてあげましょう。

きゅーちゃん(ジャン)
きゅーちゃん(ジャン)

僕は歯が欠けて食べにくくなったでち。

まおみ
まおみ

食べやすいエサを用意してあげるからね!

例えば歯が欠けて不正咬合になったり、噛む力が弱くなったりして、いつもの硬いペレットが食べにくくなったりします。

ペレットを残す量が増えたという場合は、柔らかくて食べやすいエサを与えてあげましょう

食べる量が減ってしまうと、栄養不足によって他の体調不良を引き起こしてしまうかもしれません。

はむねこ家でも、与えるペレットを工夫したり、栄養を補える食べ物を用意したり。

いろいろと試行錯誤した結果、きゅーちゃんはたくさん食べて長生きしてくれました!

高齢ハムスターでも食べやすいエサについては、コチラの記事↓にまとめています。

また、老化によって足腰が弱くなり、2階建てハウスの上の階に登るのがしんどくなって、落下によりケガをしてしまう可能性もあります。

きゅーちゃん(ジャン)
きゅーちゃん(ジャン)

最近、2階に登ると息があがるでち。

まおみ
まおみ

暮らしやすいおウチに変えてあげるね!

はむねこ家では、ケージを金網タイプから水槽タイプに変えて、飼育環境をバリアフリー化しました!

その甲斐あってか、きゅーちゃんはケガをすることもなく、活動量は落ちながらもおウチの中を動き回ってくれました。

高齢ハムスターのためのケージ(飼育環境)のバリアフリー化については、こちらの記事↓にまとめています。

老化したハムスターの体調に合わせたお世話を

はむねこ家では、きゅーちゃんを何度も病院に連れていき、腫瘍や身体の様子をチェックしてもらいました。

その上で、ペレットを柔らかくしたり、栄養剤を使うなどしてきました。

きっと、このような対応ができたから、きゅーちゃんは長生きしてくれたんだと思います。

きゅーちゃん(ジャン)
きゅーちゃん(ジャン)

栄養剤もうまかったでち。

ただ、これはあくまで「はむねこ家のきゅーちゃんの事例」です。

飼い主さん
飼い主さん

「もっとこうした方がいいよ」

というようなご意見もあるかもしれません。

どのような対応をしてあげるかは、ハムスターの状態に合わせて飼い主さんが考えてあげるものなので、このブログで紹介している内容も、

飼い主さん
飼い主さん

「こういうやり方もあるんだな」

というように考えてもらえたら嬉しいです。

ハムスターに老化の症状が出たら、エサ・ケージに工夫を【まとめ】

以上、「ハムスターに老化の症状が現れたら」という内容で記事を書きました。

ハムスターが老化してきたら、しっかりと体調をチェックして、その子に合わせて食べやすいエサ・過ごしやすい飼育環境を用意してあげましょう。

はむお
はむお

長生きしてほしいという気持ちは、きっと伝わります。

きゅーちゃん(ジャン)
きゅーちゃん(ジャン)

ありがとな。

「これが絶対に正解」という方法はないと思うので、飼い主さんがしっかりとハムスターの様子を観察して、その子にとってベストな方法を見つけてあげてください。

まおみ
まおみ

ではまた!

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エクスナレッジ(監修:岡野祐士/ペットクリニック院長)