さん
ロボロフスキーハムスターって、ジャンガリアンとどう違うの??
という方へ、この記事では
について解説していきます。
この記事を読めば、ロボロフスキーハムスターがどんな特徴で、どう飼育すればいいのかが分かります。
当ブログ「はむねこメモリアル」では、ハムスターを大切に育てたい飼い主さんに向けて、お役立ちコンテンツを発信しています♪
はむねこ家では、2匹のロボロフスキーハムスターを飼育した経験があります♪
多頭飼いに挑戦したこともあるよ!
めっちゃ可愛いから、ぜひ飼ってみてほしいな!
ロボロフスキーハムスターとは
最小サイズのハムスター
ロボロフスキーハムスターの最大の特徴としては、その小ささです!
ハムスターの中では最小サイズと言われています。
ハムスターのなかでも最小の体をもとう種類。おとなでも30gほどしかありません。
今泉忠明(監修)『幸せなハムスターの育て方』(大泉書店/2012)
30gって、驚異の軽さですよね。
そんな小さな体で一生懸命ケージの中で走り回って生活している姿を見ると、とっても癒されますよ♪
臆病な性格
ロボロフスキーハムスターは体がとっても小さいので、その分だけ性格が臆病です。
自然界だと、捕食される側の生き物だから、仕方ないね。
敵がいたら、闘うより逃げるしかないもんね。
そんなロボロフスキーハムスターからすれば、飼い主である人間は、自分よりもはるかに大きい巨大生物。
飼い主に対しても怯えてしまうことが多いです。
ですので、ロボロフスキーハムスターは他のハムスターよりも飼い主になつきにくいと言われます。
ここが、初心者には難しいと言われる理由だね。
>> ロボロフスキーハムスターがなつかない?なつくためのコツ7選!
観賞用として飼われることもある
ロボロフスキーハムスターは臆病な性格をしているものの、やはりその見た目は超絶キュート!
なので
さん
懐かせるのが難しくても、どうしても飼いたい!!
という方も少なくありません。
そんな場合は、最初から観賞用として飼うつもりでロボロフスキーハムスターをお迎えするのもアリです。
無理に触ったりせずに、生活している姿を見せてもらえるだけでも可愛いからね♪
多頭飼いできる
ロボロフスキーハムスターは臆病な性格をしている分、何匹かで集まって生活することもあります。
みんなと一緒にいるほうが、安心できるんだね。
ゴールデンハムスターや、ジャンガリアンハムスターなどは、大人になると縄張り意識が芽生えて、複数のハムスターを一緒のケージで飼うことは難しいです。
ですが、ロボロフスキーハムスターの場合は、多頭飼いできる可能性も結構あります。
どうしても1つのケージで複数のハムスターを飼いたい場合は、ロボロフスキーハムスターを選んでください。彼らは臆病なので、集団でいたほうが安心なのです。
今泉忠明(監修)『ハムスターがおしえるハムの本音』(朝日新聞出版/2018)
ただ、それもハムスターの個性や相性によりますので、絶対に多頭飼いできるとは限りません。
はむねこ家では、ロボロフスキーハムスター2匹の多頭飼いに挑戦しましたが、挫折しました・・
>> ハムスターを2匹一緒に飼ってみた【ロボロフスキー多頭飼いに挑戦】
ロボロフスキーハムスターの種類と値段
ロボロフスキーハムスターには、いろんな毛色の種類がいます。
すべてをカバーできるわけではありませんが、一部の種類を紹介します。
ノーマル(アグーチ)
一般的に「ロボロフスキーハムスター」といったときには、このノーマルの毛色を指します。
背中側は優しい茶色で、お腹は全体的に白色です。
そして特徴的なのが、目の上の部分だけ茶色がなくて白い眉毛みたいに見えること!!
小さいお爺さんみたいでかわいいよ!!
ちなみに、このノーマル柄のことを「アグーチ」と読んだりします。(詳しくは分かりません・・)
はむねこ家では、このノーマルの毛色の「チャップリン」を飼っていましたよ。
ザ・ロボロフスキーという感じで、とっても臆病な子でした(笑)
ブルーパイド
次は珍しい「ブルーパイド」と呼ばれる毛色です。
まず、「パイド」とは、ぶち模様のことを指します。
そして、色のある部分が少し青みのある灰色(茶色?)なので、ブルーパイドと呼ばれます。
ジャンガリアンのサファイアブルーの色に似てるかも!!
ちなみに、はむねこ家でもブルーパイドの「ぴぃちゃん」を飼っていました!
ロボロフスキーハムスターっぽくなくて、とっても好奇心旺盛でやんちゃ。
最終的にはわたしの手に乗ってくれるようにもなりました♪
このブルーパイドの毛色もとっても可愛いですが、ペットショップで販売されていることはほとんどないと思います。
とても珍しい毛色だそうです。
はむねこ家は、ブリーダーさんから購入しました。
ホワイトフェイス
次は、ホワイトフェイスと呼ばれる毛色です。
この毛色の見た目は、ノーマルの種類から全体的に白色の範囲が広がったような印象です。
おなかだけではなく、顔まで白い毛でおおわれているのが特徴の毛色です。
岡野祐士(監修)『はじめてのハムスターの育て方』(大泉書店/2018)
はむねこ家では飼ったことがないので、詳しく解説できませんが・・
ロボロフスキーとジャンガリアンの違い
ここからは、ロボロフスキーハムスターとジャンガリアンハムスターの両方を飼育してみて感じた違いについて紹介していきます。
① 動きがかなり速い
まず、ロボロフスキーハムスターは動きがとっても俊敏です。
ジャンガリアンハムスターを飼育しているときですら、
動きが速いなぁ!
油断したら逃げちゃいそう・・
と感じていたのに、ジャンガリアンなんて比じゃないくらい、めっちゃ高速です(笑)
さっきまでトイレに居たのに、一瞬で巣箱に帰宅!!なんてことも。
きっと、厳しい自然界で天敵から確実に逃げるために、逃げ足の速度が磨かれていったんでしょうね。
さん
ロボロフスキーハムスター飼いたいよ~
という方は、お迎えする前にハムスターの脱走対策を確実に行っておくことをオススメします(笑)
>> ハムスターが脱走!?捕まえ方と予防策【すぐにすべき5つの対処】
② トイレを覚えない
次に、ロボロフスキーハムスターを飼ってみて(というより、飼う前から情報として知ってはいましたが)、トイレを覚えてくれません。
もともと多くのハムスターがフンの場所はまちまちでも、おしっこはトイレの場所を覚えたりします。
ですが、ロボロフスキーハムスターはおしっこでさえ、ケージ内のどこでもお構いなしにしちゃいます。走りながらでも(笑)
走りながらおしっことか、どんな解放感なんだろw
つまり、ケージ内の床材も全体的におしっこで汚れてしまうので、掃除をさぼると臭いがぽわーんと漂ってきます。
なので、ロボロフスキーハムスターをお迎え予定の方は、臭い事情も理解した上で飼育してくださいね。
>> 【ハムスターの飼い方】臭い対策5選!消臭グッズでお部屋も快適!
③ 寒さに強くて暑さに弱い
ロボロフスキーハムスターは、ハムスターのなかでは比較的寒い地方出身です。
なので、どちらかというと寒さに強くて暑さに弱いです。
ただ、日本の気候だと夏でも冬でもエアコンがないと弱ってしまうので、温度管理はしっかりしてあげましょう。
特に夏は冷房を強めにかけてあげようね。
このようなハムスターの特性などは、ハムスターの野生での暮らしについて知っておくと、理解が深まりますよ♪
>> 【野生のハムスター】ペットと違うところ5選!出身地や歴史も解説
ロボロフスキーを飼ってみて実感したこと
① 慣れるのに時間がかかる
ロボロフスキーハムスターは体が小さいぶん、性格が臆病です。
ですので、ペットとしてお迎えしても、飼い主になれてくれるまで時間がかかりやすいです。
性格によっては、最後まで怯えたままの場合もあるよ。
はむねこ家の「チャップリン」は、最後までビビりたおしていました(笑)
こればかりは、種類ごとの特性でもあるので仕方ありません。
ロボロフスキーハムスターをお迎え予定の方は、
さん
なついてくれたらラッキー♪
くらいのつもりで接してあげると、飼い主にとってもハムスターにとってもストレスが少ないです。
>> ハムスターは慣れるまでどのくらいかかる?【体感2ヶ月です】
② 多頭飼いできるとは限らない
ロボロフスキーハムスターは、ハムスターのなかでは多頭飼いしやすいと言われる種類です。
ですが、その情報だけ鵜呑みにして
さん
よーし!ロボロフスキーの多頭飼い生活、楽しみだなー!
と期待しすぎるのはやめておきましょう・・
もちろん多頭飼いできる可能性もありますが、ハムスターの個性や相性によってはケンカすることもあります。
ロボロフスキーハムスターをお迎え予定の場合は、万が一ケンカ別れしても、それぞれを個別のケージで飼育できるスペースや環境の余裕も考えておきましょう。
ちなみに、はむねこ家では、2匹のロボロフスキーハムスター「ぴぃちゃん」と「チャップリン」の多頭飼いに挑戦しましたが、挫折した経験があります(笑)
それぞれ、広めの水槽ケージで飼うことになったよ。
>> 【ハムスターの多頭飼い】3つのリスクと複数飼い成功のためのコツ
③ 食事量・運動量が多い
ロボロフスキーハムスターは、体が小さいわりに意外とモリモリ食べます。
体が小さいし、ジャンガリアンのときより少なめにエサを置いておこう。
あれ?もう空っぽになってる・・
みたいなことが続き、ロボロフスキーハムスターの食事量を侮ってはいけないと気付きました。
きっと、体が小さくても、とてつもない運動量なので、エネルギーがたくさん必要なのでしょう。
はむねこ家では、ジャンガリアンハムスターを飼育していたときにも愛用していた、ジェックスさんのプレミアムフードを与えていました。
2匹とも、しっかりと食べてくれたね♪
④ ジャンガリアンと同じ飼育グッズを使える
ロボロフスキーハムスターを飼うために必要なグッズは、ジャンガリアンハムスターと同じものを使うことができます。
多くのハムスター用品が
の分け方でサイズ展開されているので、ロボロフスキーハムスター用の商品はジャンガリアンハムスターと同じ枠になります。
ちなみに、「ドワーフ」は小さいって意味。
小さい種類のハムスターの総称だね。
ロボロフスキーハムスターは臆病なので、姿をしっかりと隠せる巣箱を使ってあげることをオススメします。
はむねこ家では、ジャンガリアン飼育にも愛用していたマルカンさんの「ハムちゃんの2階でごはん」をロボロフスキー2匹にも使いました。
2匹とも気に入ってくれたみたいで、姿を隠して安心してくれていました♪
>> ハムスターの巣箱には『2階でごはん』がオススメな9つの理由!
⑤ 手乗りにできることもある
ロボロフスキーハムスターはなつきにくいと、さっきお伝えしましたが、性格によってはちゃんとなついてくれることもあります。
はむねこ家のブルーパイドの「ぴぃちゃん」は、はじめこそ警戒心があったものの、徐々に練習して手乗りできるようになりました♪
ですので、
さん
ロボロフスキーハムスターは絶対に手乗りできないのかぁ。
と諦めるべきではありません。
もちろん、時間もかかりますし、注意するべきこともありますが、手乗りに挑戦してみる価値はあります。
初めて手に乗ってくれたときは感動でしたよ!!
手乗りにするための手順などは、こちらの記事↓にまとめています♪
>> ロボロフスキーでも成功♪【ハムスターの手乗り】簡単5ステップ!
ロボロフスキーハムスターの飼い方
ロボロフスキーハムスターをはじめてお迎えする方のために、ロボロフスキーハムスターだからこそ気を付けたい飼い方について解説させていただきます。
お迎え直後は干渉しない
おウチにお迎えしたばかりの頃は、最小限のお世話だけにして、なるべく接触しないよういに気を付けましょう。
どのハムスターにも共通して言えることではありますが、ロボロフスキーハムスターの場合は絶対に徹底するべきことです。
臆病な性格なので、できるだけストレスを減らしてあげましょう。
安心できる場所だと認識してもらわないと、なつきにくいです・・
>> ハムスターのお迎え1週間の過ごし方【気を付けることは3つ!】
ケージは広めにする
ロボロフスキーハムスターは体が小さいですが、ケージは広いものを選ぶ方がよいです。
さん
体が小さいから、ケージも小さくていいよね!
という安易な理由で狭いケージを使うのはオススメしません。
飼育スペースの都合なら、仕方ないですが・・
ロボロフスキーハムスターは体が小さいものの、運動量はとんでもないです。
本当によくケージ内を走り回ります。
臆病な子でも、夜中はすごい運動しています。
はむねこ家では、それぞれに幅60cmの水槽ケージを用意しましたが、正解でした。
広すぎるかと心配していたのがアホらしくなるくらい、たくさん探索してくれました♪
ちなみに、はむねこ家では、ハムスターの飼育に水槽ケージを愛用しています。
水槽ケージにすると
などなど、ここには挙げきれないくらいメリットがたくさんあります。
水槽ケージのメリットについては、こちらの記事↓にまとめています。
>> ハムスターには水槽ケージがオススメ!3つの理由で楽しく飼える♪
回し車は小さいものを
ケージは大きいものがオススメですが、回し車についてはロボロフスキーハムスターの体格にあった小さめのものを用意してあげてください。
とくに体がちいさい幼少期には、たとえば『サイレントホイール12』などの小さい商品がオススメです。
サイズが合っていないと、うまく回せなかったり・・
吹っ飛ばされてケガをするリスクもあります・・
>> ハムスターが回し車で吹っ飛ぶ3つの原因【ケガと肥満のリスク】
ロボロフスキーハムスターは小さくてかわいい
以上、ロボロフスキーハムスターとジャンガリアンハムスターの違いについてでした!!
同じドワーフハムスターという括りでも、本当に違うところだらけ!!
ロボロフスキーにしかない魅力もたくさん♪ 興味がある方はぜひ飼育してみてね!!
皆さんが素敵なハムスターライフを送れますように♪
ではまた!!
さん
これからハムスターをお迎えしたいけど、どの種類にしようかな?
なつきやすい種類が、初心者さんにはオススメですよ♪
さん
ハムスターを飼ってみたいけど、一人暮らしの私でも飼えるかな?
一人暮らしの方でも、ハムスターは飼いやすいですよ♪